コンピ指数 近5年の集計データ(2021〜2025年)

集計表

着別度数は1着-2着-3着-着外。単勝回収率が100%を超えた行は、最高配当1本を除いた値をカッコ内に併記。出走数300未満は「少数」と表示。

傾向の深掘り

① 単勝回収率100%超えは本物か(最高配当1本を抜いて検算)

100%超えは14行ありましたが、最高配当1本を抜いても100%を保ったのは3行だけ(1位が68点、重賞の79点、重賞の66点)。どれも出走200頭未満で、5年を前半・後半に割ると崩れる可能性が高い数字です。G1の10位・14位、重賞の10位・17位は、100倍超の大穴1本で跳ねただけでした。

② コンピ順位 × 単勝人気(単勝回収率%)

前日19時に確定するコンピと、当日の最終人気がどれだけズレたかで切った表です。行がコンピ順位、列が単勝人気。色が濃いほど回収率が高く、出走数30未満のマスは薄く表示しています。

70%未満70〜90%90〜100%100%以上

濃いマスは表のあちこちに散らばっていて、「コンピが人気より高評価なら買い」のような一方向のきれいな傾向はありませんでした。100%超のマスも最高配当1本を抜くと大半が90%前後に落ち、100%を保つのは「9位×3番人気」「10位×4番人気」の2マス(どちらも出走130頭未満)だけです。マスにカーソルを合わせると出走数と1本除外の値が出ます。

③ テクニカル6(1〜3位の指数合計)で見る波乱度

合計が大きいほど1位の勝率が上がり、上位3頭で3連複が決まる率は2.7%から19.9%まで動きます。レースの「堅さ」の事前判定に素直に効く指標です。

④ 1位断層(1位と2位の指数差)

差が15点以上だと1位の勝率は43.6%。一方で「10位以下が3着内」の率は差がついてもほとんど下がりません。1位の信頼度と、下位が絡むかどうかは別の話でした。

⑤ 同じ順位でも指数値で差がつく(エリートポイント)

同じ頭数・同じ1位指数のレースで、その順位の平均指数を上回る馬を「EP該当」としました(田中洋平氏『日刊コンピ エリートポイント!』の考え方を実データで近似)。

順位が下がるほど差が開き、13位以下では単勝回収率が93.2%と46.4%。最高配当1本を抜いても89.6%残ります。下位ほど、順位より指数値を見る意味があります。

⑥ 下位の切り捨てライン

44点以下は単勝回収率50%弱で、45点から上とは段差があります。45点は806頭と少なく、82.9%は7勝の数字なので参考程度です。

⑦ 指数の作り方のクセ(コンピ1位の指数分布)

80点以上は偶数に偏っていて、89点は5年間で1度も出ていません(2007年以降でも1頭だけ)。指数値別の表で奇数の行が少ないのはこのためです。

⑧ 年ごとのブレ(コンピ1位)

5年間、1位の勝率は30.7〜32.8%、連対率は50〜52%で安定しています。2025年だけ単勝回収率が75.6%と低めでした。

⑨ 競馬場 × 芝・ダート(レース単位)

「1位勝率」が高いほど堅く、「10位以下3着内」が高いほど荒れやすい場です。

集計:TARGET frontier JV(JRA-VAN DataLab)のコンピ指数・成績データ/2021年1月〜2025年12月のJRA全レース
対象:17,277レース・236,916頭(取消・除外を除く)。重賞は障害重賞を含みリステッドを除く、G1は平地のみ。複勝回収率は払戻データが無いため未掲載。
※過去の集計結果です。特定の買い方の利益を保証するものではありません。