スワンS予想|◎オフトレイル、京都1400mで1-1-1-0の距離とコース適性

レース展望
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今年のスワンSの◎はオフトレイルです。○ジョイフルニュース、▲ショウナンザナドゥ、△ミニトランザット。馬券は◎からのワイドで3点です。

逃げ・差し・決め手・追いきりを並べた自作の「メーター新聞」と、過去20年のデータ、それから馬場の情報から、印の理由を書いていきます。

▶ メーター新聞 10月12日(スワンS)

良馬場で、速い時計の決着になりそう

馬場の情報は、JRA-VANの「小島友実の馬場予想」を参考にしました。京都は開催2週目でAコース。先週の土曜は2つのレースがレコード決着で、かなり時計の速い馬場でした。この夏に傷みにくい鳥取産の野芝へ張り替えたこと、それに晴れ続きで芝が乾いていたことが効いているようです。

今週も金曜正午のゴール前含水率は7.9%で良、クッション値は9.6で標準。5日(月)に3ミリ降ったきりで、その後はずっと晴れです。今年のスワンSは良馬場で、速い時計が出る可能性が高いと見ています。脚質は先行系〜中団が中心、枠は内目に注意、という見立てでした。

過去20年で見えたこと

スワンSの過去20年(2006〜2025年、2021・22年は阪神で代替開催)を数えてみました。

条件 成績 勝率 3着内率
レースで上がり3F最速 6-3-6-11 23.1% 57.7%
レースで逃げた馬 4-2-3-11 20.0% 45.0%
前走から距離短縮 12-9-10-106 8.8% 22.6%
前走も1400m 2-2-3-51 3.4% 12.1%
前走から距離延長 6-9-7-111 4.5% 16.5%

目立つのは距離短縮組の12勝。馬場予想でも「前走から距離短縮馬が結果を残している」とありました。それから、上がり最速の馬は26頭中15頭が3着以内、逃げた馬は20頭中9頭が3着以内。決め手のある馬と、ハナを切った馬。この両極がよく来るレースなんですよね。

◎オフトレイル

本命は5枠9番、昨年の勝ち馬オフトレイルです。

この馬、1400mは3戦して1着・2着・3着。一昨年のスワンSが2着、同じ年の阪神カップが3着、そして昨年のスワンSが1着です。阪神カップはこの年、京都で行われていたので、1400mの3戦はすべて京都なんですよね。距離とコース、両方の適性がそろっています。

逆にマイルだと、マイルチャンピオンシップ4着、マイラーズC5着、安田記念6着。いいところまでは来るけど、最後の詰めが甘い。この馬にとって1400mは、その「あと少し」がちょうど届く距離なのかなと思っています。前走の安田記念から距離短縮になるのも、さっきの12勝のデータに合います。

鞍上は菅原明良騎手。オーストラリアでの武者修行から帰ってきての騎乗です。この馬には昨年の関屋記念から5回乗っていて、昨年のスワンSを勝ったのも菅原騎手でした。乗り慣れているので、そこは問題ないと見ています。

○ジョイフルニュース

対抗は7枠15番のジョイフルニュース。デビューから8戦して4勝、2着4回。一度も連対を外していません。この安定感はメンバーの中でも抜けています。

前走は小回りの福島、芝1800mの福島牝馬ステークスで2着。今回は1400mへの距離短縮です。ただ、前走も4角3番手で運んでいたように、前に行く気持ちが強い馬なので、1400mの速い流れでも追走に苦労することはないと思っています。

メーター新聞の決め手メーターでは、このレースで唯一「三拍子」がそろった馬。決め手率7.3%もこのレースで1位です。追いきりマスターでも注目馬になっていて、1日(木)のウッドが50.3秒。過去180日のベストを更新して、ラスト1Fは11.0秒でした。

それと、牝馬なのでエリザベス女王杯に向かうのかと思っていたら、ここに来た。ということは、スワンSからマイルチャンピオンシップという路線も考えているんだと思います。あくまで結果が出ればの話ですが、陣営の期待は大きいと見ていいはずです。

▲ショウナンザナドゥ

▲は1枠2番のショウナンザナドゥ。逃げ馬メーターでは逃げ馬率26.1%で2位ですが、「逃げ注意」のマークが付いています。逃げれば走る、逃げないと崩れる。その差が大きい馬に付く印です。

逃げ馬メーター1位はエリカエクスプレス(48.5%)ですが、こちらは大外の18番。ショウナンザナドゥは1枠2番なので、普通に出ればショウナンザナドゥがハナを切ると思っています。

この馬が変わったのはブリンカーからです。2走前のパラダイスSで初めてブリンカーを着けて、逃げて10番人気で2着。前走の朱鷺Sもブリンカーで逃げて1着でした。朱鷺Sは前半3Fが33.7秒、後半3Fが34.9秒。前半のほうが1秒以上速いハイペースを、逃げてそのまま押し切っています。

3歳の春には、桜花賞トライアルのフィリーズレビューを勝っている実力馬。その後は着外が続いて低迷していましたが、ブリンカーを着けて一変しました。過去20年のスワンSでも、逃げた馬は4勝・3着内9頭と残っています。

鞍上は池添謙一騎手で、エリカエクスプレスには武豊騎手。池添騎手が武豊騎手にハナを譲らずに行き切れれば、武豊騎手は無理につっかけてくるタイプではないので、残り目は十分あると思っています。

△ミニトランザット

△は8枠17番のミニトランザット。もう少し内の枠が欲しかったところです。

ただ、差し馬メーターの差し率23.4%はこのレースで1位。前走の中京記念は上がり最速で2着でした。決め手でいえばメンバー屈指で、ここも距離短縮です。追いきりマスターでも、ベスト更新と時計の良化、ラストの加速がそろっていました。

買い目

◎オフトレイルからのワイド、3点です。

  • ⑨オフトレイル − ⑮ジョイフルニュース
  • ⑨オフトレイル − ②ショウナンザナドゥ
  • ⑨オフトレイル − ⑰ミニトランザット

展開のカギはハナ争い

メーター新聞の逃げ指数は「競合(ハイペース注意)」。エリカエクスプレスとショウナンザナドゥ、どちらがハナを取るかで流れは変わります。ショウナンザナドゥが内から行き切って、エリカエクスプレスが外で控える形なら、▲の残り目。もし2頭でやり合って流れが速くなれば、中団から決め手のある◎オフトレイルと△ミニトランザットの出番。どちらに転んでも、◎が絡んでくれれば、という組み立てです。

レース後にまた答え合わせをしてみます。

※指数・調教判定はJRA-VANのデータをもとにした分析結果です。過去20年の集計は2006〜2025年のスワンステークス(芝1400m、2021・22年は阪神開催)をTARGETで数えたものです。馬場の情報はJRA-VAN「小島友実の馬場予想」(10月9日時点)を参考にしました。印は筆者の予想で、馬券の購入を勧めるものではありません。

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