10月に、JRAの公式YouTubeのライブ配信の右側に出馬表を出すJRAのYouTubeライブの横に出馬表を出すChrome拡張を配布しました。思っていたよりたくさんの方に使ってもらえたようです。
ただ、あれはTARGETのデータを読む作りなんですよね。TARGETを使っていない人には、そもそも入れても何も出ない。YouTubeで競馬中継を見ている人は多いのに、使える人はTARGETユーザーに限られる。これがずっと引っかかっていました。
で、出馬表をnetkeibaから取ってくる版を作りました。TARGETは要りません。

表示例(2026年11月7日 福島1R)
TARGET版と同じ画面・同じ動き
画面はTARGET版と同じ感じにしました。
- 発走時刻の順に、発走6分後に次のレースへ自動で切り替わる
- 開催場ごとの1〜12Rのボタンで、自分で選ぶこともできる
- 単勝オッズと人気は20秒ごとに取り直して、発走後は最終オッズで止まる
- 「基本」「血統」「厩舎」のタブで、馬名の右の列を切り替えられる
- 馬名を押すと、父・母・母父・調教師・馬主・生産者と近走3走が出る
違うのはデータの取り方だけです。
ライブ配信を開くだけで出馬表が出る
TARGET版は、開催日ごとにTARGETで前日データを取り込んで、拡張の設定ページで「出馬表を読み込む」を押す必要がありました。
WEB版は、ライブ配信を開くだけです。配信のタイトル「【ライブ配信】11月7日(土曜)中央競馬全レース中継(東京・京都・福島)」から日付と競馬場を読んで、netkeibaでその日のレースを探して並べます。出馬表も、そのレースを表示するときに取ってきます。
正直、使う側からするとこっちのほうが楽かもしれません(^^ゞ 自分で作っておいてなんですが。
血統も近走もnetkeibaの1ページから取得
最初は、出馬表のページを取って、血統は別のページ、近走はまた別のページ、と1頭ずつ取りに行くことになるだろうと思っていたんです。18頭立てなら、それだけで何十回も取りに行くことになる。
ところが、netkeibaの「5走表示」の出馬表を見たら、父・母・母父・調教師・近走が1ページに全部入っていました。これなら1レース1回で済みます。
足りなかったのは馬主と生産者だけです。これは馬ごとのページにしか無いので、「厩舎」タブを開いたときと、馬名を押したときだけ、1頭ずつ取りに行くようにしました。一度取った馬は覚えておくので、次からは待ちません。

厩舎タブ。調教師と馬主
乗り替わり(*)の見分け方
前走から騎手が替わった馬には「*」を付けています。これをnetkeibaのデータでどう判定するか、で少し悩みました。
今回の騎手は「田辺」のように短く書いてあって、前走の騎手は「田辺裕信」とフルネームなんですよね。そのまま比べると全部「替わった」ことになってしまう。なので、どちらかがもう一方を含んでいれば同じ人、という見方にしました。
ためしに京王杯2歳Sで見てみたら、外国産馬の「$」も、乗り替わりの「*」も、出馬表と前走を見比べたとおりに付いていました。

馬名を押すと出るカード
TARGET版との違い(ブリンカーは非表示)
一つだけ、TARGET版にあってWEB版に無いものがあります。ブリンカーの「B」です。netkeibaの出馬表にその情報が無いので、WEB版では出していません。
あと、TARGET版を入れている方は、どちらか一方だけをオンにしてください。両方オンだと、出馬表が2つ並びます。
インストールと使い方(4ステップ)
- 下のZIPをダウンロードして展開し、youtube-shutuba-webフォルダを消さない場所に置く
- Chromeで chrome://extensions を開き、右上の「デベロッパー モード」をオン
- 「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」でyoutube-shutuba-webフォルダを選ぶ
- YouTubeでJRA公式チャンネルのライブ配信を開く
これだけです。細かいことはマニュアルにまとめました。
利用上の注意
- 個人で作った非公式のツールです。JRA、netkeiba、YouTubeとは関係ありません。
- 出馬表・オッズ・人気はnetkeibaの公開ページと同じ情報を、表示するときに取ってきているだけです。馬券は必ず公式の情報で確認してください。
- netkeibaへの取得は表示に必要な分だけにしています(レース一覧は30分ごと、出馬表は1時間ごと、オッズは20秒ごと)。
- Chromeウェブストアには出していないので、「デベロッパー モード」で読み込む形になります。
- 動作を確かめたのは、僕のWindowsパソコンのChromeで、11月7日のライブ配信を開いたときだけです。
- 無料で公開しているツールなので、個別のサポートはしていません。YouTubeやnetkeibaの仕様が変わると、動かなくなることがあります。
作ってみて:TARGETがなくても使える出馬表に
前の版を作ったときは、「自分のTARGETのデータで見たい」が出発点でした。今回は「TARGETを持っていない人にも見てもらいたい」です。同じ画面なのに、作る理由が変わると、データをどこから持ってくるかまで変わるんだなと思いました。
土曜の朝、本物のライブ配信の横に福島1Rの15頭が並んだのを見て、ちょっとほっとしました。
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