シンザン記念の注目馬5頭はククナ、レゾンドゥスリール、ピクシーナイト、セラフィナイト、カスティーリャです。NF系ばかりですが、この時期にこれだけメンバーを出してくるというのがいつもと違うので、当然気になります。
関東馬で牝馬のククナ
ククナを管理するのは美浦の栗田徹厩舎、馬主はキャロットファーム、生産者はノーザンファームです。父はキングカメハメハ、母父ディープインパクトという血統。前走のアルテミスSでは馬郡からなかなか抜け出せず、外に出してからはメンバー中最速の33秒4で2着に。このレースを勝ったのが阪神ジュベナイルフィリーズも勝ったソダシです。直線の脚を見るとスムーズだったらと思わせるような内容でした。
関東馬で牝馬のククナが中山のフェアリーSではなく、中京のシンザン記念に出走するのはなぜか?血統、馬主、騎手を見ると牡馬相手にでも勝てると期待しているからだと思います。
レゾンドゥスリール
レゾンドゥスリールを管理するのは栗東の須貝尚介厩舎、馬主はシルクレーシング、生産者はノーザンファームです。父はハーツクライ、母は阪神ジュベナイルフィリーズを勝ったローブティサージュという血統。ローブティサージュを管理していたのも須貝尚介厩舎です。
前走は好スタートを切ったが控える競馬に。ペースが遅く入れ替わりのある競馬でしたが、直線は33秒4の脚で難なく抜け出して完勝。
川田将雅は昨年末に朝日杯フューチュリティステークスとホープフルSの2歳G1を勝ちました。G1ではなかなか勝てなかった川田でしたが、これで流れが変わってきたかもしれないです。
ピクシーナイト
ピクシーナイトを管理するのは栗東の音無秀孝厩舎、馬主はシルクレーシング、生産者はノーザンファームです。父はモーリス、母父はキングヘイローという血統。
前走はスタートで後手を踏んで2馬身ほど遅れ、逃げ馬が勝つような流れのなか、内を突いて3着まで来ました。モーリス産駒の初年度産駒で社台としても期待している産駒。3戦続けて福永祐一が手綱を取るということは期待しているということでしょう。
セラフィナイト
セラフィナイトを管理するのは美浦の宮田敬介厩舎、馬主はシルクレーシング、生産者はノーザンファームです。父はルーラーシップ、母父はディープインパクト、母母はスプリンターズSを勝ったスリープレスナイトという血統。
前走は中団の馬郡の中での競馬で、1000m通過が59秒5というスローペースの流れを上りメンバー中最速の33秒7で余裕の差し切り勝ち。初戦が不良馬場で7着でしたから良馬場がいい馬だと思います。騎手は松山弘平と同じ30歳の丸山元気。
カスティーリャ
カスティーリャを管理するのは栗東の橋口慎介厩舎、馬主はキャロットファーム、生産者は追分ファームです。父はモーリス、母父はストームキャット系のトライバルルールという血統。
初勝利を挙げるまでに4戦を要していますが、成績は3着2着2着1着と堅実。2戦前の未勝利戦では朝日杯フューチュリティステークスを勝ったグレナディアガーズに先着しています。
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