サウジダービーC勝利は、海外経験豊富なチーム(森厩舎・武豊)だから掴んだ勝利

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サウジアラビアで行われたサウジダービーカップで、日本から参戦したフルフラットが勝利しました!フルフラットを管理する森秀行厩舎は、シーキングザパールやフジヤマケンザンなどで海外G1を制するなど海外経験がある厩舎で、また鞍上は世界の武豊です。ただ、フルフラットの日本での成績は芝1200mの未勝利戦を勝ち、1勝クラスは前走の2着なのでそれほど強いという感じはしませんでした。ですが、森調教師が果敢に挑戦したということは可能性があるということだと推測できますね。

 

マテラスカイとフルフラットの父はミスプロ系コーンウェスト産駒のSpeightstown

今回のサウジアラビアへの遠征には、もう一頭のマテラスカイがいます。マテラスカイはダート1200m戦のサウジアカップ・リヤドスプリントに出走し、果敢に逃げて惜しくも2着に敗れてしまいました。マテラスカイとフルフラットには共通点があり、父がミスプロ系コーンウェスト産駒のSpeightstown(スパイスタウン)ということです。Speightstownはブリーダーズカップ・スプリントを制した快速馬で、産駒は主に北米で活躍していることからもダート適性に優れている種牡馬ということですね。

 

また、マテラスカイとフルフラットの馬主は大野剛嗣氏ということも共通しています。大野剛嗣氏については良く分かりませんが、愛媛の会社経営者らしいです。馬主歴を見ると、JRAではマテラスカイなど現6歳馬からなので、馬主歴は浅いです。預け先は主に森秀行厩舎でした。

 

森調教師は馬の適性を見極めて、適正に見合うレースなら国内にだけにとどまらず果敢に海外に挑戦しています。1995年には香港国際カップ(現・香港カップG1)にフジヤマケンザンを出走させて勝利を挙げました。また、1998年にはフランスのモーリス・ド・ゲスト賞G1にシーキングザパールで出走させて勝利を挙げました。

 

今回のフルフラットの勝利は、海外のレースに何度も挑戦している森厩舎だから成しえた快挙だと思っています。フルフラットが勝ったレースは何度見てもいいですね。これが、国内のレースだとそんなに何回も見ないですが、海外のレースだとやっぱり見ちゃいますね。

 

 

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