年代別獲得賞金ランキング 2011年生まれから2016年生まれまで。トップはキタサンブラックの18億1320万円

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3歳馬の獲得賞金ランキングを出してたついでに、2016年生まれ(現4歳)、2015年生まれ(現5歳)・・・・2011年生まれまで調べ、その後に歴代の獲得賞金ランキングも調べてみました。調べていると懐かしい馬がどんどん出てくるので、楽しくてきりがないです(^_^;)

集計期間は2020年5月10日現在です。

2016年生まれ(現4歳) 1位はサートゥルナーリア

この世代は牝馬が活躍していますね。クロノジェネシス、グランアレグリア、カレンブーケドール、ダノンファンタジーなど、上位10位までに4頭が入っています。高額馬では2億5620万のワールドプレミアが2億4230万円を稼いでいます。馬主の大塚亮一氏は騎手試験を受けたほどで、自分の目で見て馬を購入しているようです。最近では近藤旬子氏が所有していた2歳馬を譲渡したようで、馬を見た上で決めていると思うので、その2歳馬たちが走ってくるか注目しています。

2015年生まれ(現5歳馬)1位はアーモンドアイ

この世代はアーモンドアイを筆頭に上位にノーザンファーム系クラブ馬が多く入っています。クラブでもシルクレーシングは当たり年ですね。アーモンドアイ、ブラストワンピース、インディチャンプ、ダイアトニック、プリモシーン、グローリーヴェイズなど多くの重賞勝ち馬を出しています。今週のヴィクトリアマイルにはアーモンドアイとプリモシーンが出走を予定しています。

2014年生まれ(現6歳馬) 1位はスワーヴリチャード

2014年生まれはスワーヴリチャード、リスグラシュー、レイデオロの3頭が獲得賞金8億円を超えています。1億円以上稼いでいる馬は63頭いました。上位6頭うち5頭がノーザンファーム生産ですから、こういうのを見るとセレクトセールで高額馬が売れるのでしょうね。

2013年生まれ(現7歳馬) 1位はサトノダイヤモンド

2013年生まれで獲得賞金が1億円を超えていたのは127頭いました。その中で一番稼いだのはサトノダイヤモンドで8億1420万円です。2位のマカヒキが5億2100万円ですから大きく差を広げていますね。サトノダイヤモンドはセレクトセールで2億4150万円で購入しているので、しっかり稼いでくれた親孝行の馬です。また、この年代はレインボーライン、ミッキーロケット、ナックビーナス、セイウンコウセイ、シャケトラなど親孝行の馬が多かったです。それだけ、個人馬主の馬が活躍した世代です。

2012年生まれ(現8歳馬) 1位はキタサンブラック

2012年生まれで獲得賞金が1億円を超えていたのは130頭いました。その中で一番稼いだのはキタサンブラックで18億1320万円です。2位はシュヴァルグランで9億9020万円、3位はサトノクラウンで4億7500万円でした。この年代は個人馬主の馬が活躍していますが、セール取引場ではなく庭先取引の馬が多いようです。キタサンブラックの生産者ヤナガワ牧場は他にCBC賞などを勝ったアレスバローズとダートで活躍したコパノチャーリーも1億円以上稼いでいました。ヤナガワ牧場にとっては当たり年だったようです。

2011年生まれ(現9歳馬)

2011年生まれで獲得賞金が1億円を超えていたのは117頭いました。その中で1位は有馬記念など重賞4勝のゴールドアクターで7億3025万円、2位はイスラボニータで7億330万円、3位はショウナンパンドラで5億9720万円でした。現9歳ですが、まだ現役で走っている馬が何頭かいます。1億7969万円稼いでいるメイショウスミトモはここまで69走もしています。また、7歳でオープン入りしたナインテイルズは64走して1億5008万円を稼いでいます。50走以上して1億円以上稼いでいる馬は無事是名馬ですね。ほとんどが個人馬主で親孝行です。

獲得賞金ランキング 全年齢 1位はキタサンブラック

TARGETにデータがある1982年生まれの競走馬から2015年生まれの競走馬までで、獲得賞金7億円以上に絞り込んで集計しました。その結果、7億円以上稼いだ馬は40頭しました。1位はキタサンブラックの18億1320万円、2位はテイエムオペラオーの17億5787万円、3位はディープインパクトの13億2400万円でした。

懐かしいところではレジェンド武豊が騎乗して春の天皇賞を連覇したメジロマックイーンは9億9810万円。私が競馬を始めるキッカケとなったオグリキャップは8億8830万円でした。現役ではアーモンドアイだけですが8億3880万円です。アーモンドアイはクラブ馬なので現役で走れるのは今年で最後になります。今週のヴィクトリアマイルを勝てば1億500万を加算できるので9億4380万になりますね。その後は宝塚記念と秋のG1ですが、果たしてどのレースに出るのでしょう。現在、国内G1を5勝していますが、国枝調教師は7勝といっています。歴代の馬たちを見てもG1を7勝しているのはキタサンブラック、テイエムオペラオー、ディープインパクト、ウオッカの4頭だけです。これらの馬に肩を並べるのか、それとも歴代最高の8勝を目指すのか、気になるところです。

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