今年で2回目になるノーザンファームミックスセール(当歳馬と繁殖牝馬)が10月に行われるようです。そこで、昨年のミックスセールの状況をこちらのサイトで見てみると、繁殖牝馬を13頭(合計2億9700万)購入している人がいました。その人はYuesheng Zhang氏で日本で馬主登録がありオーストラリアで牧場を展開しているブリーダーでした。Yuesheng Zhang氏は日本で馬主登録はあるらしいですが、競走馬はいまのところいませんでした。名前からすると中華系の人ですね。財力があるとすれば、今後どこかで名前が出てくるかもしれませんね。
他に落札者の名前を見てみると田畑利彦氏、吉木伸彦氏、猪熊広次氏、里見治氏、石川達絵氏などおなじみの馬主もいました。彼らはブリーダーではないので、どこかの牧場に購入した繁殖牝馬を委託しているようです。一方、当歳セールのほうはおなじみの馬主が落札していました。
ノーザンファームは海外で購入した牝馬、クラブで走ったあとに繁殖に上がった牝馬など多くの牝馬がいます。ノーザンファーム副代表の吉田俊介は「たくさんの購買をいただき満足しています。結果的には泣く泣く手放さざるを得ないような馬が高く評価されたと思います」と。血統的に期待されている牝馬が他の牧場などに行くことで、日本の競走馬のレベルが上がっていくのでしょうね。
参考サイト
2022年 | ミックスセール | ノーザンファーム
ノーザンファームミックスセール繁殖牝馬セッションが行われる | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所
引退した名馬の牧場見学データベース。馬、牧場、地図から検索可。見学マナー、見学Q&A、馬産地の知識が学べる。
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