TARGETで成績を見ていると、「このレース、映像でも見ておきたいな」と思うことがよくあります。で、そのたびにJRAのサイトへ行って、日付と競馬場とレースをたどって、ようやく「PLAY」を押す。これが地味に面倒なんですよね。
そこで9月に、TARGETのインターネットリンクからJRAのレースリプレイと全周パトロールを開けるようにしました。経緯は前回の記事「TARGETのインターネットリンクを使ってJRAのレース映像と全周パトロールを見られるようにした」に書いています。
その記事では「これは自分のPC用の設定で、配布案内ではありません」と書いていました。ただ、9月から自分のTARGETで使ってきて、これは同じTARGETユーザーなら欲しい人がいるかもしれないなと。それで、配れる形にまとめることにしました。
何ができるのか
TARGETで選んでいるレースについて、次の3つをGoogle Chromeで開きます。
- JRAの成績ページ
- レースリプレイ
- 全周パトロール
TARGETの「インターネットリンク」に3行登録しておくと、メニューから選ぶだけで開きます。リプレイと全周パトロールは、成績ページの小窓にあるボタンをツールが代わりに押して、映像のプレイヤーが出たら途中の小窓を閉じる、という動き方です。
URLを1本貼れば済むと思っていた
最初は、TARGETにURLを1行登録すれば終わると思っていたんです。ところが、JRAの成績ページのURLは末尾に「/B7」のような文字が付いていて、これがレースごとに違う。規則が分からないので、TARGETの変数だけではURLを組み立てられませんでした。
そこでCodex(ChatGPTのプログラミング用AI)に頼んで、小さな補助ツールを作ってもらいました。TARGETからレースの日付・競馬場・開催回・開催日・レース番号を受け取って、JRAの開催一覧をたどって正式な成績ページのリンクを拾ってくる。これが JraTargetLink.exe です。
映像はもっと手こずりました。プレイヤーのURLは分かったのに、直接開くと「映像は、JRAホームページよりご視聴いただけます。」と出るだけ。成績ページの「PLAY」から開かないと見られないようでした。なので最終的に、成績ページを開いてボタンを自動で押す、という回りくどい作りに落ち着いています(^^ゞ
僕がやったのは、TARGETで試しては「動かない」「エラーが出た」と画面を送り返すことだけです。プログラムは1行も書いていません。
配るために整えたこと
自分用のままだと、ツールの置き場所が僕のPCのフォルダになっています。配布用では置き場所を C:\JraTargetLink にそろえて、TARGETに貼る3行をそのまま使えるようにしました。
ZIPの中身は3つだけです。
- JraTargetLink.exe(本体。僕が使っているものと同じファイルです)
- README.txt(説明書)
- TARGET-links.txt(TARGETに貼る名前とリンク)
僕の利用ログやTARGETの設定ファイルは入れていません。ZIPを展開した状態で、2026年7月19日の小倉記念の成績ページが正しく見つかることも確かめました。
使い方
- 下のZIPをダウンロードし、右クリックの「すべて展開」で展開する
- JraTargetLinkフォルダを
C:\JraTargetLinkになるように置く - TARGETの「オプション」→「環境設定」→「インターネットリンク」を開き、「レース変数用」で新規追加する
- TARGET-links.txt の名前とリンクを、それぞれの欄に貼り付けて保存する(3つ分)
- TARGETで成績のあるレースを開き、登録したリンクを選ぶ
登録するリンクはこの3行です。
名前:JRA成績(Chrome)
@EXE C:\JraTargetLink\JraTargetLink.exe %Y3%M1%D1 %P4 %K3 %N3 %R1
名前:JRAリプレイ(Chrome)
@EXE C:\JraTargetLink\JraTargetLink.exe --replay %Y3%M1%D1 %P4 %K3 %N3 %R1
名前:JRA全周パトロール(Chrome)
@EXE C:\JraTargetLink\JraTargetLink.exe --patrol %Y3%M1%D1 %P4 %K3 %N3 %R1
EXEをダブルクリックして使うツールではありません。必ずTARGETから呼び出してください。プレイヤーが開いたあと再生ボタンが出ていたら、そこは自分で押してください。
JRA TARGET Link 配布パッケージ 1.1(2026年10月18日)
詳しい手順と困ったときのことは、ZIPの中のREADME.txtにまとめています。
注意していただきたいこと
- 僕が自分の環境で使っている補助ツールを、無料で公開するものです。JRA、TARGET(JRA-VAN)の公式ツールではありません。
- 必要なのは、Windows、TARGET frontier JV、Google Chrome(通常の場所にインストールしたもの)、インターネット接続です。.NET Framework 4.8が使えるWindowsを想定しています。
- すべての環境での動作は保証できません。導入・設定の個別サポートや、不具合報告への個別対応はしていません。
- JRAのWebページ、Chrome、TARGETの仕様が変わると、動かなくなることがあります。僕の環境で動かなくなったときは、必要に応じて更新するつもりです。ただ、更新の時期はお約束できません。
- 動作を確かめたのは僕のPCだけです。別のPCではまだ試していません。
- EXEにはコード署名をしていないので、Windowsが警告を出すことがあります。不安な場合は使わないでください。
- 映像のダウンロード機能はありません。JRAのサイトで公開されている映像を開くだけなので、未掲載や公開終了のレースは見られません。
- 使うのをやめるときは、TARGETに登録したリンクを消して、
C:\JraTargetLinkフォルダを削除すれば終わりです。
作ってみて
URLを1行貼るだけのつもりが、補助ツールを作って、ボタンを自動で押させて、最後は配布用のZIPまで来てしまいました。
正直、「/B7」の規則はいまだに分かっていません。それでも、TARGETで成績を見て、そのままレース映像とパトロールに進めるようになった。見たかった流れが自分で作れたのは、やっぱり面白いです。映像を見て予想が当たるようになるかどうかは別として(^^ゞ
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