2026年11月1日(日)、東京競馬場で第174回天皇賞・秋(G1、芝2000m、17頭、15時40分発走)が行われます。確定した枠順と、全17頭の調教(今週の最終追い切り・1週前追い切り・前走前の最終追い切り+今週の陣営コメント)をまとめて紹介します。
- 枠順・出走表
- 全17頭の調教まとめ
- 1番 クロワデュノール(栗東・斉藤崇史)
- 2番 エルトンバローズ(栗東・杉山晴紀)
- 3番 レガレイラ(美浦・木村哲也)
- 4番 レディネス(栗東・昆貢)
- 5番 シャンパンカラー(美浦・田中剛)
- 6番 セイウンハーデス(栗東・橋口慎介)※引退レース
- 7番 マスカレードボール(美浦・手塚貴久)
- 8番 ジュンブロッサム(栗東・友道康夫)
- 9番 ホウオウビスケッツ(美浦・奥村武)
- 10番 ネブラディスク(栗東・福永祐一)
- 11番 シェイクユアハート(栗東・宮徹)
- 12番 コスモキュランダ(美浦・加藤士津八)
- 13番 リアライズシリウス(美浦・手塚貴久)
- 14番 タガノデュード(栗東・宮徹)
- 15番 サクラファレル(美浦・堀宣行)
- 16番 ジョバンニ(栗東・杉山晴紀)
- 17番 ダノンデサイル(栗東・安田翔伍)
- 調教の注目点まとめ
枠順・出走表
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 斤量 | 騎手 | 調教師 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | クロワデュノール | 58 | C.デムーロ | 斉藤崇史 |
| 1 | 2 | エルトンバローズ | 58 | 松若風馬 | 杉山晴紀 |
| 2 | 3 | レガレイラ | 56 | 岩田望来 | 木村哲也 |
| 2 | 4 | レディネス | 58 | 横山典弘 | 昆貢 |
| 3 | 5 | シャンパンカラー | 58 | 内田博幸 | 田中剛 |
| 3 | 6 | セイウンハーデス | 58 | 幸英明 | 橋口慎介 |
| 4 | 7 | マスカレードボール | 58 | C.ルメール | 手塚貴久 |
| 4 | 8 | ジュンブロッサム | 58 | 杉原誠人 | 友道康夫 |
| 5 | 9 | ホウオウビスケッツ | 58 | 岩田康誠 | 奥村武 |
| 5 | 10 | ネブラディスク | 58 | 川田将雅 | 福永祐一 |
| 6 | 11 | シェイクユアハート | 58 | 古川吉洋 | 宮徹 |
| 6 | 12 | コスモキュランダ | 58 | 丹内祐次 | 加藤士津八 |
| 7 | 13 | リアライズシリウス | 56 | 津村明秀 | 手塚貴久 |
| 7 | 14 | タガノデュード | 58 | M.デムーロ | 宮徹 |
| 8 | 15 | サクラファレル | 58 | 佐々木大輔 | 堀宣行 |
| 8 | 16 | ジョバンニ | 58 | 松山弘平 | 杉山晴紀 |
| 8 | 17 | ダノンデサイル | 58 | 戸崎圭太 | 安田翔伍 |
連覇が懸かるマスカレードボールは4枠7番、春秋制覇を狙うクロワデュノールは1枠1番、ダノンデサイルは大外8枠17番に入りました。
全17頭の調教まとめ
各馬の「最終追い切り(今週)/1週前追い切り/前走前の最終追い切り」と、今週の陣営コメントです。タイムは総時計とラスト1Fを中心に記載しています。
1番 クロワデュノール(栗東・斉藤崇史)
- 最終(10/28):栗東CW・稍重、C.デムーロ騎乗、一杯。6F 81.7-11.6(3頭併せでエルドボルグにクビ先着)。国内での最終追いでは過去最速と報じられた
- 1週前(10/21):栗東CW・良、幸英明、強め。6F 80.4-11.6
- 前走前(宝塚記念・2着):6/10、栗東CW、団野騎乗、馬なり。6F 82.6-11.2
- コメント:C.デムーロ「状態も良かったし、操縦性も去年より良くなっている。日本でもベストホースの1頭」。斉藤師「最後の確認として良かった」
2番 エルトンバローズ(栗東・杉山晴紀)
- 最終(10/28):栗東坂路・稍重、松若、馬なり単走。4F 58.0-12.7(軽め)
- 1週前(10/22):栗東CW、松若、強め。7F 98.0(6F 81.3)-11.2(3頭併せで併入)
- 前走前(毎日王冠):9/30、栗東CW・重、松若、馬なり単走。6F 82.5-11.5
- コメント:杉山晴師「しまいをさっとやった。今日の馬場を考えても動きは良かった」。松若「距離延長はプラスになると思う」
3番 レガレイラ(美浦・木村哲也)
- 最終(10/28):美浦W・良、助手、G前仕掛け。6F 84.0-11.2(3頭併せ:アルセナールと併入、ヴァロアークに1馬身先着)
- 1週前(10/21):美浦W、岩田望来が美浦に駆けつけて騎乗、馬なり。7F 95.1(6F 79.9)-11.5
- 前走前(オールカマー・4着):9/16、美浦W・不良、助手、馬なり。6F 83.3-11.4
- コメント:木村師「実戦的な調教で折り合いや頑張るところを見たかった。相変わらず頑張ってくれている動き」。共同会見では「こんな牝馬にはもう二度と巡り合うことはできない」とも
4番 レディネス(栗東・昆貢)
- 最終(10/28):栗東CW・稍重、横山典弘、馬なり単走。7F 93.1(6F 78.3)-12.4 ※6F78秒3は各紙が「猛時計」と大きく報道
- 1週前(10/21):栗東CW、横山典、馬なり単走。7F 95.7(6F 79.1)-11.9
- 前走前(毎日王冠・3着):9/30〜10/1、栗東CW・重、横山典、馬なり。6F 85.7-12.7。昆師「やれば時計が出るが、やる必要はないのでこれくらいで」
- コメント:昆助手「ここまで順調。力を付けているのは分かるし、4歳でまだまだ伸びしろがある」。昆師「東京は勝っていて相性がいい」
5番 シャンパンカラー(美浦・田中剛)
- 最終(10/28):美浦坂路・良、内田博幸、馬なり単走。4F 50.8-12.1 ※自己ベストで、この日の美浦坂路約760頭中3番目の時計
- 1週前(10/21):美浦W、田中剛師自ら騎乗、G前仕掛け単走。6F 80.6-11.3
- 前走前(毎日王冠):9/30〜10/1、美浦坂路・重、内田、馬なり単走。4F 54.5-13.0
- コメント:田中剛師「しっかりとやった。馬の感じはいい。メンタルだけですね。かみ合ってくれれば力は出せる」
6番 セイウンハーデス(栗東・橋口慎介)※引退レース
- 最終(10/29・木曜):栗東坂路、助手、馬なり単走。4F 54.5-12.5
- 1週前(10/21):栗東CW、幸英明、一杯。6F 80.0-11.7(クラウディアイと同入)
- 前走前(毎日王冠・1着):10/1、栗東坂路、助手、末強め単走。4F 53.1-12.4
- コメント:橋口師「前回は8割のデキにもなかったが、今回は馬体の張りが全然違う。1回使うと全部がガラッと変わる。東京の中距離がベスト。ベストと言える状態でいける」
7番 マスカレードボール(美浦・手塚貴久)
- 最終(10/28):美浦坂路・良、嶋田純次騎乗、馬なり。4F 54.1-12.4(ピエスユニークを追走し併入)
- 1週前(10/22):美浦W、嶋田、直強め。6F 82.4-11.0(リアライズシリウスと同入)
- 前走前(英キングジョージ・7着):海外遠征のため国内の通常最終追いはなし。国内最終は7/8の美浦坂路(検疫中)4F 54.6-12.3。帰国後は山元トレセン経由で10/6帰厩、3週前からコース追いを重ねる濃い調整
- コメント:手塚師「3週前から調教内容が濃かったので、最終は軽めに息を整える程度。時計は遅かったが、上がってきた息を見ても十分に仕上がっている」
8番 ジュンブロッサム(栗東・友道康夫)
- 最終(10/28):栗東坂路・稍重、助手、馬なり単走。4F 54.7-12.8
- 1週前(10/22):栗東坂路、助手、馬なり単走。4F 54.8-12.4
- 前走前(オクトーバーS・3着):栗東CW、馬なり。6F 82.7-11.8(実施日・騎乗者は出典に明記なし)
- コメント:友道師「動きは前走と同じような感じで具合はいい。年齢的にズブくなっているので、この距離はプラス。左回りのワンターンは相性がいい」
9番 ホウオウビスケッツ(美浦・奥村武)
- 最終(10/28):美浦W・良、岩田康誠、馬なり。5F 69.8-12.0(シャンソンドールと同入)
- 1週前(10/21):美浦W、助手、G前仕掛け。6F 82.8-11.7
- 前走前(毎日王冠・2着):9/30、美浦W・重、助手、馬なり。5F 67.9-11.8
- コメント:奥村師「前走よりもさらに状態はいい。一昨年(天皇賞・秋3着)と同じかそれ以上。何とかG1のタイトルを取りたい」。岩田康「どんどん上向いている」
10番 ネブラディスク(栗東・福永祐一)
- 最終(10/28):栗東CW・稍重、助手、馬なり単走。4F 52.0-11.4
- 1週前(10/21):栗東CW、助手、強め単走。6F 82.1-11.4
- 前走前(博多S・1着、7/4):栗東CW、馬なり。4F 53.0-11.7。約4カ月の休み明けで、体重は前走時456kg→現468kg
- コメント:福永師「1週前にしっかりやった。オープンになったばかりで厳しいレースになるが、ポテンシャルはG1でもヒケを取らない。追い切るごとに上向いてくる馬」
11番 シェイクユアハート(栗東・宮徹)
- 最終(10/28):栗東CW・稍重、古川吉洋、馬なり単走。6F 81.3-11.4
- 1週前(10/21):栗東CW、古川、一杯。6F 79.2-11.4 ※ウッド調教で自己最速(僚馬タガノデュードに0.4秒先着)
- 前走前(札幌記念・1着):8/12、函館W・稍重、古川、馬なり単走。5F 65.6-12.1
- コメント:宮師「先週の時点でできているので、今週はしまいを伸ばす形。83〜84秒でいいかと思ったが、楽々と81秒台が出た」。古川「余裕を持ってフィニッシュしていた」
12番 コスモキュランダ(美浦・加藤士津八)
- 最終(10/28):美浦坂路・良、丹内祐次、馬なり。4F 52.4-11.9(3頭併せで同入)
- 1週前(10/22):美浦W、丹内、一杯。5F 65.4-11.6
- 前走前(オールカマー・11着):9/16、美浦坂路(大雨の重馬場)、横山武史、末強め。4F 53.6-12.5
- コメント:加藤師「1週前に負荷の強い調教をしており、今週は坂路で。時計的にも最後の伸び脚も良かった。叩いて良くなる馬なので前走より状態はいい」。丹内「競馬でブリンカーを着ければ変わると思う」
13番 リアライズシリウス(美浦・手塚貴久)
- 最終(10/28):美浦坂路・良、津村明秀、馬なり。4F 53.0-12.0(同厩マスカレードボールらとの併せの流れで追走)
- 1週前(10/22):美浦W、津村、G前仕掛け。6F 82.8-11.0(マスカレードボールと併入、ラスト11.0は自身最速タイ)
- 前走前(毎日王冠・7着):9/30、美浦W・重、津村、馬なり、3頭併せ。6F 83.2-11.4
- コメント:津村「先週強めにやって素軽くなっている。すごくいいフィニッシュで終えられた。確実に上向いている」。手塚師「1度叩いた上積みはかなり大きい。今日は特に良かった。満足です」
14番 タガノデュード(栗東・宮徹)
- 最終(10/28):栗東CW・稍重、助手、馬なり単走。6F 83.8-12.0(輸送を考慮して軽め)
- 1週前(10/21):栗東CW、M.デムーロ、一杯、3頭併せ。6F 80.5-11.4(シェイクユアハートに0.4秒遅れ。時計自体は自己2番目の速さ)
- 前走前(チャレンジC・11着):9/9、栗東坂路・不良、助手、末強め。4F 53.6-12.8
- コメント:宮師「先週、併せ馬でしっかり動けていた。秋2走目で雰囲気が良くなった」。M.デムーロ(1週前)「凄くおとなしくて賢い馬。自分のリズムで運んで最後にいい脚を使えれば楽しみ」
15番 サクラファレル(美浦・堀宣行)
- 最終(10/29・木曜):美浦W・良、佐々木大輔、馬なり。4F 52.9-11.8(ミッキーファルコンと併入)
- 1週前(10/22):美浦W、佐々木、馬なり。5F 66.2-11.2
- 前走前(札幌記念・2着):8/12、函館ダート、馬なり。5F 69.6-12.7(騎乗者は確認できず)
- コメント:佐々木「先週に比べて折り合いや力みはかなり取れてきた」。堀師「先週でほぼ仕上がったと判断して木曜追いを選択。微調整程度だが動きはスムーズ」
16番 ジョバンニ(栗東・杉山晴紀)
- 最終(10/28):栗東坂路・稍重、松山弘平、馬なり単走。4F 59.0-13.0(かなり軽め)
- 1週前(10/21):栗東CW、松山、G前気合付単走。6F 79.6-11.8
- 前走前(チャレンジC・1着):9/9、栗東坂路・不良、泉谷楓真騎乗、馬なり単走。4F 55.5-13.1
- コメント:松山「落ち着きがあっていい雰囲気。変わりなく来ている」。杉山晴師「軽めの指示だったが、重たい馬場を考えればかえってこれぐらいで良かった。G1に臨むにふさわしい状態」
17番 ダノンデサイル(栗東・安田翔伍)
- 最終(10/28):栗東CW・稍重、安田調教師自身が騎乗、馬なり単走。6F 82.6-11.6
- 1週前(10/21):栗東CW、戸崎圭太、強め。6F 78.1-11.6(オメガインペリアルに先着)※全馬で最速級の6F時計
- 前走前(宝塚記念・3着):6/10、栗東CW、安田師騎乗、馬なり単走。6F 84.6-11.7
- コメント:安田師「強い負荷は求めず、バランスの改善と気持ちが乱れないように。バランスの良かった宝塚記念に比べるとまだ改善の余地はあるが、いい集中力ではきている」。戸崎(1週前)「右へのモタれはあるが道中のリズムは良く、先週より上向いている。反応も問題ない」
調教の注目点まとめ
- 時計で目立ったのは3頭:レディネスの最終6F78.3(馬なり単走)、ダノンデサイルの1週前6F78.1、シェイクユアハートの1週前6F79.2(自己最速)。いずれも「1週前に負荷、最終は軽め」の王道パターン
- クロワデュノールは1週前80.4→最終81.7と2週続けて好時計で、最終は国内最終追いとして過去最速。鞍上のC.デムーロも手応えを語っている
- 意図的に軽かった組:マスカレードボール(中身は1週前までで完成)、ジョバンニ(1週前79.6で仕上げ済み)。「最終が軽い=不安」ではない
- 上積み強調組:セイウンハーデス、リアライズシリウス、ホウオウビスケッツは叩き2戦目・得意の東京で強気コメントが目立つ
- 唯一含みを持たせたのはダノンデサイルの安田師。「宝塚記念の頃のバランスにはまだ改善の余地」という慎重な言い回しだった
秋の天皇賞は11月1日15時40分発走です。各馬の仕上がり具合が結果を大きく左右しそうな一戦です。
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