愛知杯を考える 牝馬限定のハンデ戦、しかも昇級馬が4頭。面白いが難しい。

レース展望
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第59回愛知杯は牝馬限定のハンデ戦。年齢別の定量は4歳馬が54キロ、5歳以上が55キロ。これを基準に各馬のハンデが決まる。トップハンデは定量+1キロで2頭。1頭はローズSを勝ち秋華賞3着の4歳馬アンドヴァラナウトの55キロ。もう一頭は昨年の愛知杯の勝ち馬マジックキャッスルで56キロ。次が定量+0.5キロで阪神牝馬Sの勝ち馬デゼルで55.5キロ。

登録馬を見ると、ノーザンファーム系生産馬が8頭、社台ファーム生産馬が4頭、その他牧場生産馬が6頭でした。3勝クラスを勝って昇級初戦はアイコンテーラー、ラルナブリラーレ、ラヴユーライヴ、ルビーカサブランカの4頭。

おそらく1人気になるのは秋華賞3着のアンドヴァラナウト。新馬戦から騎乗していた福永祐一が怪我のため騎乗できないので、ワンポイントでの乗り替わりが松山弘平。これは、NF指示の乗り替わりだと思う。川田はデゼルというお手馬がいるので、2番手の松山弘平というのは既定路線。

マジックキャッスルは戸崎圭太からルメールに乗り替わり予定。国枝厩舎の牝馬にルメールと言えばアーモンドアイ。国枝+ルメールの強力コンビなので終わってみればなんとやら。前走はまるっきり走っていないので仕切り直しのレースになる。距離はベストの2000m。

エリザベス女王杯3着のクラヴェルは鞍上が未定。日経新春杯とダブル登録で、日経新春杯に想定騎手として横山典弘になっているので、おそらくこちらに出走かと。

エリザベス女王杯4着のソフトフルートは重賞未勝利の岩田望来が騎乗予定。中京2000mは3戦3勝と相性のいいコース。

デゼルは阪神牝馬Sでマジックキャッスルを負かしているので能力はある。しかし、ここ3戦はこの馬らしい競馬が出来ていない。2000mは適距離とは言えない。狙いは4月の阪神牝馬Sかも。

金子真人ブランドのマリアエレーナはオープン戦の新潟牝馬Sを1人気で勝っての挑戦。血統は父クロフネ、母父ディープインパクト、母母父キングカメハメハ。近親には先日急死したダービー馬ワグネリアンがいる。

ラヴユーライヴはラヴユーライヴの全妹。姉とは違い、徐々に力をつけてようやくオープン入り。重賞を勝てるだけの血統背景はある。

想定騎手を入れてみて、注目馬はアンドヴァラナウト、ソフトフルート、マジックキャッスル、マリアエレーナの4頭。おそらくアンドヴァラナウトは1人気になると思うので買わない。

 

 

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