良血サートゥルナーリアが2連勝で早くもクラシック制覇の声が

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2018年10月27日京都9レースの萩Sはブレイキングドーンが除外となり7頭立てのレースになった。1人気はPOGでも人気のサートゥルナーリアで単勝は断然人気の1倍台。

 

レースは押し出されるようにアカネサスが逃げる展開で、1000m通過が61秒6とペースは超スロー。人気のサートゥルナーリアは内目の3、4番手で、直線に入ると内に進路を取って持ったままで伸びてきて快勝。直線、他馬は追っているのにサートゥルナーリアは持ったまま。鞍上のデムーロは外と内をちらっと見ただけの競馬。スローでも折り合い、直線もしっかり伸びていて、このレースを見た人は「これは強い!」と思ったでしょう。気が早いですが、クラシック制覇は、この馬が一番近いみたいな声も上がっていますね。

 

レースの流れと上りを見ると平凡なタイムだし、新馬戦もスローで上り競馬。まだ、厳しい流れを経験していないけど、不安よりも期待が上回るような馬ですね。

 

血統 ロードカナロア×スペシャルウィーク

サートゥルナーリアは父ロードカナロア、母シーザリオ、母父スペシャルウィークという良血馬。兄に菊花賞とJCを勝ったエピファネイアや朝日杯フューチュリティステークスを勝ったリオンディーズがいる血統。生産者はノーザンファーム、馬主はキャロットファーム、管理するのは栗東の中竹和也厩舎。

 

 

父ロードカナロア産駒と言えば今年の3歳牝馬3冠を達成したアーモンドアイがいる。他にもスプリングSを勝ったステルヴィオや福島2歳Sを勝ったアンヴァルなど、初年度産駒から活躍馬を多く輩出している。

 

父ロードカナロアは1200mと1600mのG1を勝つなど短距離で強い競馬をしているが、アーモンドアイのように2400mでも勝つ馬が出てくると、母系によって距離の融通性があると思う。

 

実は、入厩は角居勝彦厩舎

母シーザリオを管理していたのは角居勝彦厩舎ということで、入厩したのは角居勝彦厩舎でした。しかし、角居勝彦調教師が飲酒運転で事故を起こしたために、JRAが調教停止処分にした。管理していた馬たちは一時預かりということで中竹和也厩舎に転厩となった。で、サートゥルナーリアもその一頭でした。また、兄妹馬のシーリアやグローブシアターも同じように角居勝彦厩舎からの転厩馬です。

 

現在、角居勝彦調教師は裁定委員会にかけられていますが、2回目でどういう処分になるのか結果が出るまではこのままでしょうね。

 

http://jra.jp/news/201810/102402.html

 

 

 

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