ソウルスターリングの妹・シェーングランツ

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2018年10月27日東京芝1600mで行われたアルテミスSは2歳牝馬限定の重賞。このレースを勝ったのは6人気のシェーングランツ。父ディープインパクト、母スタセリタ、母父Monsunで姉はオークス馬ソウルスターリング。管理するのは美浦の藤沢和雄厩舎、鞍上は武豊だった。それなのに6人気の評価というのは意外に低いな?というのが印象。

 

レースはライデンシャフトが逃げる展開で1000m通過が58秒7とハイペース。これを3番手で追走したのが1人気のグレイシア。直線は外からビーチサンバが抜け出してきて勝ったかと思ったが、大外からシェーングランツが伸びてきて1/2馬身差をつけての快勝。

 

シェーングランツはもっさりしたスタートで後方からの競馬。4コーナーを回って外に出し、追いだされると徐々に加速して最後は余裕があった。姉のソウルスターリングと違って推進力というものは感じないが、ディープインパクト産駒らしい決め手のある馬だと思う。

 

藤沢和雄調教師がシェーングランツの鞍上になぜ武豊を選んだのか?過去10年で藤沢和雄厩舎に武豊が騎乗したのは34回。2008年からは毎年騎乗していたが2013年以降はパッタリなくなり、2017年の函館開催で久しぶりに騎乗していた。近年では下級条件での騎乗が多かったが、この日はアルテミスSのシェーングランツ、神無月S1600万、500万下と3回騎乗して2勝した。

 

藤沢和雄厩舎の馬に武豊が連続騎乗することはほとんどないが、シェーングランツが阪神ジュベナイルフィリーズを目指すとなればもう一度武豊が騎乗することになるかもしれない。となれば、藤沢和雄師が武豊を頻繁に起用する可能性も出てくるかも。

 

 

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