競走条件の呼称変更

JRA競馬あれこれ
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降級制度が今年で終了するが、来年からはそれに伴い競走条件の呼称も変更されるようです。各競馬メディアで取り上げられていますが、実際は始まってみないと何とも言えないです。

 

500万以下は1勝クラスに

 

http://jra.jp/news/201806/062502.html

 

500万以下は1勝クラス
1000万以下は2勝クラス
1600万以下は3勝クラス

 

JRAは「お客様にとってより分かりやすい呼称とするため」と言っていますが、収得賞金という制度はどうするのでしょうか?

 

現在、障害競走は平地の収得賞金に加算されません。また、地方競馬の賞金加算は現行のルールでは分かりづらいです。それと、中央競馬の重賞では2着馬に収得賞金が加算されます。新馬勝ちした競走馬が重賞で2着に入ると収得賞金の関係で現在は500万以下ではなく1000万以下に出走します。1勝しかしていないが、実際は2勝クラスに出走となっているのが現状です。

 

勝ち上がりでクラスが上がるという制度はある程度理解できます。それなら、収得賞金という制度もなくしたほうがよりわかりやすいと思います。制度が変わった時点でこれまで収得賞金の関係で1000万以下に出走していた1勝馬が1勝クラスに出走となるのでしょうか?また、逆に3勝しているけど降級(1000万以下2勝クラス)した4歳馬は制度が変わった時点で自動的に再昇給で3勝クラスに出走となるのでしょうか?

 

「1勝クラス=1勝馬」とならないのであれば分かりずらい表記になりますね。JRAは新しい呼称へのスムーズな移行のために現行の表記も併記すると言っていますが、「2勝クラスに1勝馬」が出走することがあります。収得賞金という分かりずらい制度がある以上は呼称を変えても分かりずらいのは変わらないし、むしろもっと分かりずらくなると思います。

 

 

 

 

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