中京記念を最低人気のメイケイダイハードで勝った”ハンデ職人”酒井学騎手は、本当にハンデ戦に強いのか調べてみました。

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中京記念は最低人気のメイケイダイハードが見事な末脚で勝利をもぎ取りましたね。鞍上の酒井学騎手はテン乗りでの勝利です。”ハンデ職人”酒井学騎手とタイトルに入れましたが、下の記事を読んでなるほどと思ったのでTARGETで調べてみました。

ビジネスジャーナル
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坂井学騎手はハンデ戦で穴をあけていた

TARGETで近5年(2015年7月1日から2020年6月30日)で集計したところ、ハンデ戦においての酒井学騎手の成績は16- 7- 14-186/223の勝率7.2%、連対率10.3%、複勝率16.6% でした。勝率は良くないですが、これは人気馬に騎乗していないからでした。

平均人気は9.2人気、1人気率は2.2%、3人気以内率は9.4%と勝利数上位30位以内で10%を切っているのは酒井学騎手だけでした。それだけ、人気薄に騎乗しているということです。ですから、単勝回収値は203と勝利数上位30位でトップです。

複勝率は16.6%なので6レースに1回来るかどうかですから、ハンデ戦に強いわけではないですが穴馬を持ってきてくれるので買い目に入れておいた方がいいかもしれないですね。特に軽ハンデの馬で人気がない馬や、乗り替わりの馬が狙い目かと。

過去5年のハンデ戦 騎手別成績(勝利数順)30位まで

上のデータを見ると、上位4名(デムーロ、ルメール、川田、戸崎)は平均人気が4人気以内で、1人気率が20%以上、3人気以内率が50%以上と人気馬に騎乗しているので成績もいいです。5位の松山弘平と6位の岩田康誠は1人気率が10%を切っていますが、勝率はいいです。7位の福永祐一と8位の武豊は1人気率10%以上で3人気以内率が47%以上なので単勝回収値が悪いですね。人気では来るけど、人気薄では来ないという事でしょう。

単勝回収値と複勝回収値を見ると、酒井学と吉田隼人と鮫島克駿の3騎手は100を上回っています。また、幸英明は複勝回収値が100を上回っています。この4騎手は人気薄を上位に持ってくる穴をあけやすい騎手です。

過去5年のハンデ戦で6人気以下 騎手別成績(勝利数順)上位30位まで

今度は、さらに6人気以下に絞って集計しました。これを見ると、酒井学と吉田隼人と鮫島克駿はなかなか優秀ですね。騎乗数は少ないですが、デムーロとルメールは複勝率が20%を超えているのでハンデ戦では人気がなくても要注意です。特に乗り替わりで穴をあけるパターが目につきました。テン乗りだとその馬に対する先入観がないので、これまでと違ったレースになることが多いようです。また、馬も騎手が変わるとあたりが変わるので好走に繋がるのかもしれないです。

連続騎乗で騎手が手の内に入れているというのもありますが、乗り替わりで馬も気分転換するのかもね。馬の調子、騎手の乗り替わり、馬場状態、レースの流れなど、複数の要因が重なるとこれまで凡走していた馬が激走するのでしょう。競馬って難しいね(^^ゞ

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