今年の3歳世代は強いとか、4歳世代は弱いとか言われていますが、本当のところはどうなか調べてみました。期間は3歳馬が古馬と対戦する3歳以上のレースが行われる6月から11月25日まで。条件は芝のレースのみ。同じ期間で2020年、2019年、2018年を集計しました。
集計結果を見ると、確かに今年の3歳世代は4歳以上との対戦でよく勝っていますね。過去の世代と比べても今年の3歳が一番勝っています。その次がアーモンドアイいた2015年生まれです。この世代にはアーモンドアイのほかにステルヴィオ、ダノンスマッシュ、ブラストワンピース、プリモシーンなどがいて、4歳でも5歳でも同期間での勝利数が1番よかったです。
グランアレグリアのいる2016年生まれにはクロノジェネシスもいますが、この2頭の強さが目立つだけに他は小粒な印象でした。2017年生まれのコントレイル世代はオーソリティやウインマリリン、レシステンシアなどいます。エリザベス女王杯では伏兵でしたがアカイイトが勝ちました。
4歳世代も重賞は10勝しているので弱い世代ということではないと思いますが、今年の3歳世代が特に強い感じです。ジャパンカップでは4歳世代の3冠馬コントレイルが勝ち、2着に同じ4歳のオーソリティ、3着は3歳馬のシャフリヤールでした。コントレイルにクラシックで負けた馬で、3歳秋以降の重賞を勝ったのはサリオス、ディープボンド、アリストテレスの3頭だけでした。そう考えると、今年の3歳馬は強い世代かもしれないね。
2021年の3歳上重賞レースの集計
3歳世代はエフフォーリア、ピクシーナイト。4歳世代はコントレイル、オーソリティ。5歳世代はグランアレグリア、クロノジェネシスなど。
2020年の3歳上重賞レースの集計
3歳世代はコントレイル、オーソリティ。4歳世代はグランアレグリア、クロノジェネシス、5歳世代はアーモンドアイ、ラッキーライラックなど。
2019年の3歳上重賞レースの集計
3歳世代はグランアレグリア、クロノジェネシスなど。4歳世代はアーモンドアイ、ラッキーライラックなど。5歳世代はスワーヴリチャード、リスグラシューなど。
2018年の3歳上重賞レースの集計
3歳世代はアーモンドアイとステルヴィオなど。4歳世代はリスグラシューやレイデオロなど。5歳世代はファインニードル、サトノダイヤモンドなど。
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