Twitterは情報が早いですね。TLに『社台スタリオンステーション繋養種牡馬の種付料が決定』のツイートがいくつも流れてきました。早速、社台スタリオンステーションのホームページ行ってリストを確認しました。
2022年度の種付料の最高額はエピファネイアの1800万、2番目がロードカナロアの1500万、3番目がキズナの1200万でここまでが1000万以上、その次はレイデオロ、ドレファン、モーリス、サートゥルナーリアが700万、ブリックスアンドモルタルとポエティックフレアが600万、キタサンブラックが500万でした。
エピファネイアの2021年度種付料はいくらだったのか調べてみると1000万でした。気になるのでいろいろ調べてみると2018年からの種付料がわかったので、一覧にしてみました。
社台スタリオンステーションの2022年度種付料上位馬とその推移
エピファネイアは2018年度は250万で2020年には倍の500万、2020年はデアリングタクトが牝馬3冠を制したので2021年はさらに1000万に、エフフォーリアが皐月賞と天皇賞春を勝ったことで2022年は更に倍とはいきませんでしたが1.8倍の1800万まで高騰しました。今年の後半から来年前半にかけて産駒が活躍するとさらに上がりそうですね。
ロードカナロアはアーモンドアイの活躍がありましたが、価格は昨年と同じで1500万でした。ロードカナロア産駒にはアーモンドアイのほかにダノンスマッシュ、サートゥルナーリアなどのG1馬を輩出していますからね。年齢も13歳と若いし価格が上がらないのはなぜなのかな?
エピファネイアと同期のキズナは今年1200万でした。産駒の活躍で順調に値上がりしてきましたが、ここにきてエピファネイアに差をつけられてしまいましたね。アカイイトがエリザベス女王杯を勝ちましたが、人気での勝利ではないだけにインパクトに欠けた感じですかね。ノースヒルズさんはコントレイルの種牡馬入りが確定しているので、種付料がいくらになるかはジャパンカップ次第なのかも。勝てばいくら、負ければいくらというのが決まっているのかな?
キタサンブラックは今年の2歳でイクイノックスが東京スポーツ杯2歳Sを強い勝ち方をしましたね。主戦がルメールなので、この後は使い分けがあると思いますがクラシックでどの馬に乗るかで、ノーザンファーム系の位置づけがはっきりしますね。キタサンブラック産駒の生産者シェアを見るとノーザンファームが33.8%で他の種牡馬と比べても高いシェアでした。それだけ、ノーザンファーム期待の種牡馬ということではないでしょうか。
ワールドプレミアは優駿スタリオンステーションで種牡馬入り
天皇賞秋で11着だったワールドプレミアが優駿スタリオンステーションで種牡馬入りすることが報道されましたね。これもTwitterで知りました。
ワールドプレミアは2019年の菊花賞と2021年の天皇賞秋を勝ちました。2つのG1を勝ちましたがどちらも長距離ということで社台スタリオンステーションには受け入れてもらえなかったのかも。馬主の大塚亮一氏ですが、セレクトセールで高額馬を落札しているのでノーザンファームとしては大事なお客様ですけどね。
Twitterは便利ですね。大塚亮一氏が牧場を持ったという情報も流れてきました。
あるホースマンと長話をした
大塚亮一さんも岡浩二さんも 牧場を買ったらしい まだまだここに書けないこともあるけれど 馬産地には地殻変動が起きているいよいよ戦う馬主の時代に突入する いいことだと思う 研究し 実践し 資金力にもモノを言わせて切磋琢磨したらいい 実力のある者が勝つ
— 血統パドック (@kts_aoki) November 15, 2021
財力のある馬主は牧場を手に入れて自分で生産馬を作っていますね。トーセンの島川氏、テイエムの竹園氏、ニシノ・セイウンの西山氏など。今年馬主になった藤田氏は財力があるので、ひょっとしたら近い将来生産に乗り出すかもね。
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