エプソムカップの回顧 補正タイムをグラフ化して馬印を考えてみた

レース回顧
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エプソムカップは残念ながら外れてしまった。

エプソムカップのZI値を指数の高い順にみるとヴェルトライゼンデ、ニシノスーベニア、トゥデイイズザデイ、サイルーン、シルトホルン、グランディアでした。しかも、ZI値1位のヴェルトライゼンデは118と高くなく、しかも長期休養明け。1人気のレーベンスティールはZI値108で8番目でした。

このようは場合は1人気を軸にしています。というのも信頼度は1人気>ZI値1位です。1人気=ZI値1位であればベストですが、こういうケースも多々あります。

次は相手探しですが、ZI値1位の馬は118以下の場合は混戦が予想されます。今回は補正タイムを使って相手探しをしてみました。補正タイムは「基準タイムをもとに距離の違いクラス移動を考慮してその中心を100であらわしたものです。 つまり、100がそのレースの勝ちタイムの平均的なレベルになります。」

この補正タイムの過去15走をグラフ化してみました。これを見ると、ヴェルトライゼンデはG1出走経験があり、ジャパンカップで3着などがあるので100以上をなんども出しています。また、ノースザワールドは毎日王冠で100、東風Sで97などがありますが、惨敗もあり安定感にかけています。

競走馬はクラシックで活躍するような馬を除けばレースを使われながら徐々に力をつけていきます。ですから、補正タイムが左上がりになっているのがいいです。クラスが上がると頭打ちになることもありますが、混戦になったときは経験がものをいうので過去にも目を配る必要があると思っています。

今回の買い目は◎ノースザワールド、相手はトゥデイイズザデイ、ルージュリナージュ、ヴェルトライゼンデ、マイネルケレリウス、サイルーン、ニシノスーベニアでした。

補正タイムのグラフを見るとトゥデイイズザデイ、ルージュリナージュ、ニシノスーベニアは補正タイムが左上がりになっています。マイネルケレリウス、サイルーンは昇級戦なので補正タイムは95以上がないですが、やはり左上がりです。ヴェルトライゼンデは休み明けとはいえクラス上位の実力馬です。ということで、この6頭を選びました。

悩んだのはシルトホルン、アルナシーム、セルバーグで、近走で95以上があります。ただ、凡走もあるので今回は外してしまいました。

結果的にシルトホルンが3着に粘り、サイルーンは届かずの4着、アルナシームは5着という結果でした。

手を広げればいいのですが、限られた買い目のなかで予想をするのが楽しいので、こういう結果も致し方ないです。馬券などは数レースに1回当たればよく、惜しいレースがあるとゴール前でドキドキできます。私はそれでいいと思っています。

 

レース結果は以下の通りです。レーベンスティールはセントライト記念で98、次走が海外なので指数はなく(G1で8着なのでこのぐらいかと)、前走の新潟大賞典はちぐはぐな競馬で力を出せず。デビューから6戦連続で上がり最速の競馬をして常に3着以内。上がりが速い馬でも着順が悪い馬もいますが、しっかり上位に来ているということは能力がある証拠です。今回の勝利で補正タイムは100前後になると思います。

2着のニシノスーベニアは2走前が3勝クラスで97、前走がダービー卿チャンレジTで4着になり95とこのクラスでも上位に入るだけの実力があったということです。

3着のシルトホルンはラジオNIKKEI賞で2着に入りオープン入りし、その後はオクトーバーSで2着に入り補正タイムは97に。その後は差のない競馬をしているが95を超える事はなかったが前走のメイSで3着に入り95に。戦歴をみると分かる通り自分の競馬をするとしぶといタイプのようです。

今回の結果を見ると3着シルトホルンから6着のグランディアまでは同タイムなので、補正タイムでも同じになります。補正タイムが同じでも着順によって馬券の当たり外れが決まってしまう。この着順が馬の実力なのです。

今回のエプソムカップでは3着シルトホルンから13着マイネルケレリウスまでは0.3秒差です。レースの流れによってはこの着順が入れ替わるような混戦レースだったことが分かります。

こういうレースをキッチリ当てることが出来るようになると面白いのですが、なかなか難しいですね。

 

 

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