菊花賞のコンピ指数、過去10年(2016年〜2025年)の結果を集計してみました。指数順位別の成績、指数1位馬の成績、勝ち馬のコンピ指数を出しています。
年ごとの指数一覧(1位から最下位まで)や、1位馬・勝ち馬の騎手や前走などの細かいデータは、こちらのページでまとめて見られます。
指数1位より2位が勝つレース
| 指数順位 | 1着 | 出走 | 勝率 | 単勝回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 2 | 10 | 20.0% | 52.0% |
| 2位 | 5 | 10 | 50.0% | 208.0% |
| 3位 | 0 | 10 | 0.0% | 0.0% |
| 4位 | 1 | 10 | 10.0% | 80.0% |
| 5位 | 1 | 10 | 10.0% | 73.0% |
| 6〜9位 | 1 | 40 | 2.5% | 36.2% |
| 10位以下 | 0 | 89 | 0.0% | 0.0% |
菊花賞は指数1位が2勝しかしていません。勝率20.0%は、スプリンターズSと並んで秋のG1ではいちばん低い数字です。平地G1全体(過去10回×24レース)だと1位の勝率は34.7%なので、かなり物足りないですね。
代わりに目立つのが指数2位で、10回で5勝。単勝回収率も208.0%あります。勝ち馬は6位以内から出ていて、10位以下は89頭が走って1勝もしていません。
皐月賞馬・ダービー馬の指数1位は1勝だけ
| 年 | 馬名 | 着順 | 指数順位 | 指数 | 騎手 | 前走 | それまでのG1 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | エリキング | 2着 | 1位 | 73 | 川田将雅 | 神戸新聞杯 1着 | 皐月賞11着・ダービー5着 |
| 2024 | ダノンデサイル | 6着 | 1位 | 76 | 横山典弘 | ダービー 1着 | ダービー1着 |
| 2023 | ソールオリエンス | 3着 | 1位 | 82 | 横山武史 | セントライト記念 2着 | 皐月賞1着・ダービー2着 |
| 2022 | アスクビクターモア | 1着 | 1位 | 76 | 田辺裕信 | セントライト記念 2着 | 皐月賞5着・ダービー3着 |
| 2021 | ステラヴェローチェ | 4着 | 1位 | 77 | 吉田隼人 | 神戸新聞杯 1着 | 朝日杯FS2着・皐月賞3着・ダービー3着 |
| 2020 | コントレイル | 1着 | 1位 | 88 | 福永祐一 | 神戸新聞杯 1着 | ホープフルS1着・皐月賞1着・ダービー1着 |
| 2019 | ヴェロックス | 3着 | 1位 | 84 | 川田将雅 | 神戸新聞杯 2着 | 皐月賞2着・ダービー3着 |
| 2018 | ブラストワンピース | 4着 | 1位 | 79 | 池添謙一 | 新潟記念 1着 | ダービー5着 |
| 2017 | ミッキースワロー | 6着 | 1位 | 78 | 横山典弘 | セントライト記念 1着 | なし |
| 2016 | ディーマジェスティ | 4着 | 1位 | 82 | 蛯名正義 | セントライト記念 1着 | 皐月賞1着・ダービー3着 |
※2021年・2022年は京都競馬場の改修工事のため阪神芝3000mで行われました。「それまでのG1」は菊花賞の前に走ったG1と着順です。
指数1位で勝ったのは、2020年のコントレイル(88点)と2022年のアスクビクターモア(76点)だけ。
春のクラシックを勝って1位に推された馬は4頭いて、ディーマジェスティ(皐月賞馬)4着、ソールオリエンス(皐月賞馬)3着、ダノンデサイル(ダービー馬)6着。勝ったのは無敗の三冠がかかっていたコントレイルだけです。3000mという距離もあって、春の実績がそのまま通用しないレースなんだろうなと思います。
指数の高さもあまり関係がなくて、82点以上の1位馬は4頭いて勝ったのはコントレイルだけ。逆にアスクビクターモアは76点で勝っています。
勝ち馬はG1未勝利の馬がほとんど
| 年 | 馬名 | 着順 | 指数順位 | 指数 | 騎手 | 前走 | それまでのG1 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | エネルジコ | 1着 | 2位 | 71 | ルメール | 新潟記念 2着 | なし |
| 2024 | アーバンシック | 1着 | 2位 | 66 | ルメール | セントライト記念 1着 | 皐月賞4着・ダービー11着 |
| 2023 | ドゥレッツァ | 1着 | 5位 | 56 | ルメール | 日本海S 1着 | なし |
| 2022 | アスクビクターモア | 1着 | 1位 | 76 | 田辺裕信 | セントライト記念 2着 | 皐月賞5着・ダービー3着 |
| 2021 | タイトルホルダー | 1着 | 4位 | 61 | 横山武史 | セントライト記念 13着 | ホープフルS4着・皐月賞2着・ダービー6着 |
| 2020 | コントレイル | 1着 | 1位 | 88 | 福永祐一 | 神戸新聞杯 1着 | ホープフルS1着・皐月賞1着・ダービー1着 |
| 2019 | ワールドプレミア | 1着 | 2位 | 63 | 武豊 | 神戸新聞杯 3着 | なし |
| 2018 | フィエールマン | 1着 | 6位 | 55 | ルメール | ラジオNIKKEI賞 2着 | なし |
| 2017 | キセキ | 1着 | 2位 | 71 | M.デムーロ | 神戸新聞杯 2着 | なし |
| 2016 | サトノダイヤモンド | 1着 | 2位 | 78 | ルメール | 神戸新聞杯 1着 | 皐月賞3着・ダービー2着 |
勝ち馬10頭のうち、それまでにG1を勝っていたのはコントレイルだけ。残りの9頭はG1未勝利で菊花賞を勝っています。
前走は神戸新聞杯が4頭、セントライト記念が3頭。この2つのトライアル組で7勝です。ほかは新潟記念のエネルジコ、ラジオNIKKEI賞から中112日のフィエールマン、3勝クラスの日本海Sを勝ったドゥレッツァ。夏に力をつけた上がり馬が来るのも菊花賞らしいところです。
2位の5勝は、サトノダイヤモンド、キセキ、ワールドプレミア、アーバンシック、エネルジコ。キセキ、ワールドプレミア、アーバンシック、エネルジコの4頭は、ダービーで掲示板に載れなかったか、ダービーに出ていない馬でした。
まとめると、過去10年の菊花賞はこんな形です。
- 指数1位は2勝だけ(勝率20.0%)、指数2位が5勝
- 皐月賞馬・ダービー馬が1位になっても勝ったのはコントレイルだけ
- 勝ち馬10頭のうち9頭はG1未勝利
- 前走は神戸新聞杯・セントライト記念の組が7勝
コンピ指数はレース前日の19時ごろに出ます。今年の1位がクラシックの勝ち馬なのか、そして2位にどんな馬が入るのか。菊花賞は1位より2位を先に見たいレースです。
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