2009年から2018年の過去10年間のコンピ指数から、指数1位で3連単10万馬券の発生率が高い指数はどれか調べてみました。コンピ指数の指数値が高いほど、信頼度が高いので10万馬券の発生率は低いです。ですので、指数が下がるにつれて発生率は高くなります。
過去10年のコンピ指数1位の数値を見ると90から62までありました。指数別の発生数は、多い順に86、84、82、88、80、78、79、81、76、77、90の順でした。面白いのは指数が偶数の方が発生率が高いということ。これは、コンピ指数の癖というか、アルゴリズムとデータ構造このようになっているのかもしれないですね。
指数72、71、70は10万馬券の発生率が30%超え
指数別の3連単10万馬券の数と発生率は以下の通りです。これを見ると、指数79から下に行くほど10万馬券の発生率が高くなっています。ということは、低い指数の時は荒れることを想定して馬券を可能がいいと思います。指数72、71、70などは10万馬券の発生率が30%を超えてくるので3回に1回は10万馬券が出る可能性があります。
全体で見ても総レース数34452に対し、10万馬券は8362回出ているので、発生率は24.3%でした。ということは、3開催だと36レースあるので8~9レースが10万馬券になる計算になります。3月9日(土)は9回、3月10日(日)は6回でした。土曜日は100万馬券が3回も出る荒れた一日で、指数1位が苦戦した日でした。
指数76 クラス別の3連単配当一覧
指数の出現回数が多く、10万馬券の発生率が高い指数76について調べてみました(障害は除く)。下の表を見るとレース数は3歳未勝利と古馬500万が多く、平均配当を見ると古馬500万のほうが荒れているのが分かります。一番荒れているのは古馬1600万で、平均配当は約23万でした。
指数76で、3連単10万馬券が出た時の他の指数はどうだったかを調べてみると、勝利数は指数1位の76が一番いいですが、2番目が指数50でした。次に、指数順別で見ると指数1位から指数7位までが僅差、指数8位から10位もそれほど差がないです。次に、人気別で見ると6人気の勝率が一番高く、10人気までの勝率がいいです。
ここまでのデータを見ると、コンピ指数1位が76で、条件が古馬戦の場合は3連単10万馬券の発生確率が高いので穴狙いに徹するのがいいと思います。
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