天皇賞(秋)のコンピ指数、過去10年(2016年〜2025年)の結果を集計してみました。指数順位別の成績、指数1位馬の成績、勝ち馬のコンピ指数を出しています。
年ごとの指数一覧(1位から最下位まで)や、1位馬・勝ち馬の騎手や前走などの細かいデータは、こちらのページでまとめて見られます。
指数1位が10回で7勝
| 指数順位 | 1着 | 出走 | 勝率 | 単勝回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 7 | 10 | 70.0% | 163.0% |
| 2位 | 2 | 10 | 20.0% | 69.0% |
| 3位 | 1 | 10 | 10.0% | 34.0% |
| 4位 | 0 | 10 | 0.0% | 0.0% |
| 5位 | 0 | 10 | 0.0% | 0.0% |
| 6〜9位 | 0 | 39 | 0.0% | 0.0% |
| 10位以下 | 0 | 55 | 0.0% | 0.0% |
天皇賞(秋)は指数1位が10回で7勝。勝率70.0%、単勝回収率163.0%です。平地G1全体(過去10回×24レース)だと1位の勝率は34.7%なので、その倍。秋のG1でここまで1位が強いレースはほかにありません。
勝ち馬は全部3位以内からで、4位以下は114頭が走って1勝もしていません。
1位が負けた3回には共通点がある
| 年 | 馬名 | 着順 | 指数順位 | 指数 | 騎手 | 前走 | それまでに勝ったG1 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | マスカレードボール | 1着 | 1位 | 70 | ルメール | ダービー 2着 | なし |
| 2024 | リバティアイランド | 13着 | 1位 | 82 | 川田将雅 | ドバイシーマクラシック 3着 | 2022 阪神JF・2023 桜花賞・2023 オークス・2023 秋華賞 |
| 2023 | イクイノックス | 1着 | 1位 | 84 | ルメール | 宝塚記念 1着 | 2022 天皇賞(秋)・2022 有馬記念・2023 ドバイシーマクラシック・2023 宝塚記念 |
| 2022 | イクイノックス | 1着 | 1位 | 83 | ルメール | ダービー 2着 | なし |
| 2021 | コントレイル | 2着 | 1位 | 78 | 福永祐一 | 大阪杯 3着 | 2019 ホープフルS・2020 皐月賞・2020 ダービー・2020 菊花賞 |
| 2020 | アーモンドアイ | 1着 | 1位 | 90 | ルメール | 安田記念 2着 | 2018 桜花賞・2018 オークス・2018 秋華賞・2018 ジャパンC・2019 ドバイターフ・2019 天皇賞(秋)・2020 ヴィクトリアマイル |
| 2019 | アーモンドアイ | 1着 | 1位 | 90 | ルメール | 安田記念 3着 | 2018 桜花賞・2018 オークス・2018 秋華賞・2018 ジャパンC・2019 ドバイターフ |
| 2018 | スワーヴリチャード | 10着 | 1位 | 81 | M.デムーロ | 安田記念 3着 | 2018 大阪杯 |
| 2017 | キタサンブラック | 1着 | 1位 | 84 | 武豊 | 宝塚記念 9着 | 2015 菊花賞・2016 天皇賞(春)・2016 ジャパンC・2017 大阪杯・2017 天皇賞(春) |
| 2016 | モーリス | 1着 | 1位 | 84 | ムーア | 札幌記念 2着 | 2015 安田記念・2015 マイルCS・2015 香港マイル・2016 チャンピオンズマイル |
※「それまでに勝ったG1」は天皇賞(秋)の前に勝ったG1(海外を含む)です。
指数1位が負けたのは2018年のスワーヴリチャード(10着)、2021年のコントレイル(2着)、2024年のリバティアイランド(13着)の3回だけ。
この3頭、どれも休み明けでした。スワーヴリチャードは安田記念から中147日、コントレイルは大阪杯から中210日、リバティアイランドはドバイシーマクラシックから中211日。特に中200日を超えていた2頭は、どちらも負けています。
ただ、休み明けそのものがダメというわけではなくて、勝った1位馬7頭のうち6頭も、春から初夏のG1以来の休み明け(中126日〜中154日)で勝っています。前哨戦を使って勝ったのは札幌記念から来た2016年のモーリスだけです。違いがあるとすれば「春のG1からどれだけ間が空いたか」なのかなと。
指数の高さで見ると、90点の1位は2回(2019年・2020年のアーモンドアイ)とも勝利。一方で2025年のマスカレードボールは70点の1位で勝っていて、点数が低くても1位なら勝っているのが天皇賞(秋)です。
3歳馬の勝ちは3頭とも前走ダービー2着
| 年 | 馬名 | 着順 | 指数順位 | 指数 | 騎手 | 前走 | それまでに勝ったG1 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | マスカレードボール | 1着 | 1位 | 70 | ルメール | ダービー 2着 | なし |
| 2024 | ドウデュース | 1着 | 2位 | 80 | 武豊 | 宝塚記念 6着 | 2021 朝日杯FS・2022 ダービー・2023 有馬記念 |
| 2023 | イクイノックス | 1着 | 1位 | 84 | ルメール | 宝塚記念 1着 | 2022 天皇賞(秋)・2022 有馬記念・2023 ドバイシーマクラシック・2023 宝塚記念 |
| 2022 | イクイノックス | 1着 | 1位 | 83 | ルメール | ダービー 2着 | なし |
| 2021 | エフフォーリア | 1着 | 3位 | 73 | 横山武史 | ダービー 2着 | 2021 皐月賞 |
| 2020 | アーモンドアイ | 1着 | 1位 | 90 | ルメール | 安田記念 2着 | 2018 桜花賞・2018 オークス・2018 秋華賞・2018 ジャパンC・2019 ドバイターフ・2019 天皇賞(秋)・2020 ヴィクトリアマイル |
| 2019 | アーモンドアイ | 1着 | 1位 | 90 | ルメール | 安田記念 3着 | 2018 桜花賞・2018 オークス・2018 秋華賞・2018 ジャパンC・2019 ドバイターフ |
| 2018 | レイデオロ | 1着 | 2位 | 79 | ルメール | オールカマー 1着 | 2017 ダービー |
| 2017 | キタサンブラック | 1着 | 1位 | 84 | 武豊 | 宝塚記念 9着 | 2015 菊花賞・2016 天皇賞(春)・2016 ジャパンC・2017 大阪杯・2017 天皇賞(春) |
| 2016 | モーリス | 1着 | 1位 | 84 | ムーア | 札幌記念 2着 | 2015 安田記念・2015 マイルCS・2015 香港マイル・2016 チャンピオンズマイル |
1位以外で勝ったのは、2018年のレイデオロ(2位)、2021年のエフフォーリア(3位)、2024年のドウデュース(2位)。3頭ともダービー馬か皐月賞馬で、G1を勝っている馬でした。
もうひとつ面白いのが3歳馬。過去10年で3歳馬は3勝していて、2021年のエフフォーリア、2022年のイクイノックス、2025年のマスカレードボール。3頭とも前走はダービー2着で、そこから天皇賞(秋)へ直行していました。
まとめると、過去10年の天皇賞(秋)はこんな形です。
- 指数1位が7勝(勝率70.0%)、勝ち馬は全部3位以内
- 1位が負けた3回は、どれも春のG1からの休み明け(中147日〜中211日)
- 1位以外の勝ち馬3頭は、どれもG1馬
- 3歳馬の3勝は、全部「前走ダービー2着」からの直行
コンピ指数はレース前日の19時ごろに出ます。今年の1位がどこから、どれだけ間を空けて来たのか。そこを最初に見たいと思っています。
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