新型コロナウイルスの影響で、出勤日数を制限されたおかげで久しぶりに競馬に集中しています。普段の競馬がTARGETのみで、他の情報はネットで仕入れているのですが、久しぶりにニッカンスポーツを買って競馬欄を読んでいます。その、ニッカンスポーツの日曜日の一面を飾るのは木南友輔の『GⅠ的中伝 キナミの帝王』です。キナミの帝王のイラストはサングラスを掛けたいかつい感じの面構えですが、実物の木南友輔は柔和な若者なのでちょっとギャップがあるんですよね。
『GⅠ的中伝 キナミの帝王』はG1を外しまくり
一面を飾るので、もっともらしい予想を書き並べているのですが、桜花賞からニッカンスポーツを買い始めてからすべてのG1レースを外しています。先週の安田記念の本命はダノンプレミアムで、対抗はアーモンドアイ、他の印はインディチャンプ、ペルシアンナイト、ダノンキングリー、ケイアイノーティック、アドマイヤマーズ、グランアレグリアの8頭。あまりに当たらないので当てに来た感じでした。
普段はジックリ記事の内容は読んでいないのですが、当てに来ている(勝手に思っているだけですが)のでどんなことが書いてあるかジックリ読んでみました。
最初にアーモンドアイに対する見解では、凡走はないだろうという事。次に、「競馬ってのは展開や駆け引きがあって、タイムトライアルじゃない」と書いている。アーモンドアイはジャパンカップやヴィクトリアマイルを速い時計で勝ち「競馬=タイムトライアル」にして相手の戦意を喪失させてきたと。「?」なんかこじつけっぽい記事になってきた。
それに気が付いたので、安田記念では最内に入ったダノンプレミアムが距離ロスなく走って速い時計で走るだろうってこと。昨年の秋の天皇賞で1分56秒7の時計でアーモンドアイの2着に入ったことや、2歳時のサウジアラビアカップでコースレコード(1分33秒0)で走ったことを書き連ねているが、1600mの持ち時計はマイラーズカップの1分32秒6が最速で、マイルの持ち時計ランキングでは8位、東京1600mの持ち時計ランキングでは9位ですから、時計面での優位性はないんじゃないかな?
折角、「競馬ってのは展開や駆け引きがあって、タイムトライアルじゃない」をかいているのだから、過去の安田記念の時計から高速馬場にならないことを突いて、展開と駆け引きから予想を組み立てた方がいいのでは?って思ってしまった。
ヴィクトリアマイルではリピーターレースとしてプリモシーンを本命に指名。リピーターレースと言うのは分かるが、『万馬券』の文字が踊りまくっている。まあ、1面なので派手な文字が躍った方が買い手の心を揺さぶるのでいいのですが、内容が薄い。人気がない馬が前年好走して、翌年も好走することで狙うなら、前年4人気で2着のプリモシーンではなく、5人気2着のノームコアにしてほしかった。鞍上にレーンという事ならば人気になるので、万馬券の望みは薄い。昨年の覇者ノームコアで横山典弘の方が人気はないはレース前から分かっていること。事実、ヴィクトリアマイルではプリモシーンは2人気で8着、ノームコアは5人気で3着でした。
万馬券と言いながら、本線は2人気のプリモシーンから1人気のアーモンドアイの馬単、次がプリモシーンからラヴズオンリーユーの馬単。どちらも万馬券ではないですからね。万馬券というならせめて3連単で勝負してほしかったな~って思った。
次のG1は6月28日の宝塚記念です。前半最後のG1なので今度こそ当てて欲しいですね。まあ、当たらなくてもいい記事をお願いします。
お気に入り記者は辻敦子のポツン◎
ニッカンスポーツの記者の予想では辻敦子のポツン◎がたまに穴を持ってくるので、気にしています。先週は日曜日の阪神11レースで7人気のラテュロスを指名して3着に。土曜日の東京10レースで8人気のタガノスカイハイを指名して1着など、穴馬が来ています。私は9レース以降を買うようにしているので、そこで辻敦子がポツン◎にした馬を買い目に入れるようにしています。ポツンの目安は他の記者の印が3つ以下で、他の記者の◎〇▲がない時。他の記者は本命対抗に選ばないような馬の時だけ狙うようにしています。穴狙いなので来ないときの方が多いですが、狙い方が面白いので参考にしています。
ニッカンスポーツの面白いところは専門誌チェックがあるところです。馬柱の情報はTARGETがあるので、新聞よりも詳しく情報を知ることが出来ますが、他の新聞の印はデータにないですからね。人気と専門誌チェックを眺めて予想を組み立てるようにしています。また、ニッカンスポーツ独自のコンピ指数はTARGETに取り込んで見ています。コンピ指数の1位が、単勝1人気よりも成績がいいともっと予想に役立つのですが、そこまでの精度はまだないですね。AI予想もやっているので、もう少し精度を上げてくれるといいのですが(^^ゞ
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