スプリンターズSから始まった秋のG1はこれまで5レース行われましたが、すべて1人気が勝利しています。特に今年は1人気が強い年で、ここまで17レース中11レースで1人気が勝っています。また、1人気の成績を見ると11勝2着3回3着1回着外2回と抜群の成績を残しています。
今年の残りのG1はマイルCS、ジャパンカップ、チャンピオンズカップ、阪神ジュベナイルフィリーズ、朝日杯フューチュリティステークス、ホープフルS、有馬記念の7レースです。1人気が強い年は競馬が盛り上がるので、あといくつ勝つのでしょうね。
G1レースで1人気の連勝記録は5連勝
TARGETで過去35年のG1レースにおける1人気の成績を集計したところ、1人の連勝は5が最高で2回ありました。その1回は今年で、もう一回は2001年の高松宮記念からNHKマイルカップまでの5レースでした。
G1レースで1人気は年間で11勝が最多
1986年から2020年までのG1レースにおける1人気の成績を見ると、240-129- 89-238 勝率34.5%、連対率53.0%、複勝65.8%、単勝回収値81、複勝回収値86でした。今年は勝率64.7%、連対率82.4%、複勝率88.2%と平均を大きく上回る成績を残しています。
これまでの過去最高は1994年の勝率68.8%、連対率68.8%、複勝率75%でした。この年はナリタブライアンが3冠+有馬記念を勝ち、ナリタブライアンの半兄ビワハヤヒデが天皇賞春と宝塚記念を勝ち、他にもエリザベス女王杯のヒシアマゾン、マイルCSのノースフライト、朝日杯フューチュリティステークスのフジキセキ、スプリンターズSのサクラバクシンオーなど名馬が1人気で勝った年でした。しかし、今年は1994年を超える年になるかもしれない。
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