第34回フラワーカップには16頭が登録してきました。この16頭の中で人気になりそうなのが、2戦2勝のシーズンズギフトと同じく2戦2勝のミアマンテと良血エアグルーブ一族のレッドルレーヴの3頭です。この3頭に共通するのが前走でルメールが騎乗していたことです。今回、ルメールはドバイワールドカップに騎乗するために早めに現地入りするので今週末の騎乗はなし。3頭とも乗り替わりになります。この3頭についてルメールが前走後に語ったコメントは以下の通りです。
シーズンズギフトの前2走のコメント
新馬戦 丸山元気騎手「調教に乗って走りがいいのは分かっていましたが、前向き過ぎるところがどうかと思っていました。新馬戦だったので2000メートルをこなしてくれましたね。右にモタれたり、直線では走りがバラバラでしたし、そういう意味では伸びしろがあります。」
若竹賞 ルメール騎手「コントロールが難しいところがあります。間隔が開いていたせいか少し掛かっていましたし、直線は内にモタれていました。そういう面が解消すればもっと良くなります。」
コメントを見ると、ここ2戦は素質だけで勝ってきたようです。課題はあるけど、それでも勝てるというのは強いと思います。ただ、メンバーが揃った場合は課題を克服しないと勝つのは難しいと思いますね。
ミアマンテの前2走のコメント
新馬戦 ルメール騎手「強かったですね。いい瞬発力を持っています。1600メートルはちょうどいいです。乗りやすくて軽い走りですが、今日のような軟らかい馬場でもいい脚を使ってくれました。」
ベゴニア賞 ルメール騎手「この馬場でエンジンがかかるのに時間がかかりましたが、息が入っていたことでラスト200メートルからもう1度伸びてくれました。凄くいい馬で能力があります。距離はぴったりです。」
マイル戦で強い競馬をしてきましたが、200m伸びる今回は果たしてどうでしょう?姉を見ると1800mはギリギリのような気がします。
レッドルレーヴの前2走のコメント
新馬戦 ルメール騎手「物見をしたり、我の強さを見せたり、と少し子供っぽい面はありましたが、最後はよく伸びてきてくれました。あまり、調教もびっしりやっていませんでしたし、まだ緩さが残るなかで、これだけ走るんですから能力のある馬です。」
未勝利戦 ルメール騎手「スッといい位置につけられましたし、4角では勝てそうな感じでした。乗りやすくて本当に楽な競馬でしたね。この距離は勿論、守備範囲ですが、1800メートルがちょうど良さそうです。」
距離短縮はプラスのようですね。血統的には長い距離でも大丈夫とは思いますけど。近親にはエアグルーヴ、ドゥラメンテ、ルーラーシップ、アドマイヤグルーヴなどG1馬がずらりと揃う華麗なる一族です。
ルメール騎手のコメントを見ると、3頭の中ではレッドルレーヴが一番いいと思いました。
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