2026年フェアリーステークス予想 ~前走着順を疑い勝ち馬を見抜く~

レース展望
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はじめに:このレースは「普通の予想」が通用しない

フェアリーステークスって、毎年めちゃくちゃ難しいんですよね。3歳牝馬の1月というタイミングは、まだ馬の能力が固まりきっていない。だから前走で好走した馬が人気になって凡走したり、逆にG1で大敗した馬が巻き返したりする。

今年も「前走1勝クラス楽勝」の馬が人気になりそうだけど、ちょっと待ってほしい。中山マイルという舞台は、そんなに甘くない。このレースで勝つには、表面的な着順じゃなくて、もっと本質的な部分を見る必要があると思うんです。

今回は僕なりの視点で、「なぜ前走着順が当てにならないのか」「どんな馬を狙うべきか」を整理してみました。

このレースに潜む2つの「罠」

過去のレースを見返すと、フェアリーSには典型的な2パターンの「裏切り」があります。

罠その1:G1組の巻き返し

阪神ジュベナイルフィリーズで二桁着順に沈んだ馬が、ここで突然復活して勝つケースが結構ある。普通に考えたら「G1で大敗=能力不足」って判断しそうだけど、実はそうじゃない。

G1という厳しい流れの中で揉まれた経験そのものが、能力の証明になってるんです。つまり「前走で負けた理由が”格の違い”にあるなら、着順はノイズ」ということ。

罠その2:1勝クラス組の凡走

逆に、前走で1勝クラスを鮮やかに勝ち上がった馬が高い人気を集めながら凡走するパターンも多い。

これは中山マイル特有の「圧縮された展開」に対応できないから。コーナーでもペースが緩まず、馬群がギュッと詰まった状態で加速を要求される。楽な相手を叩いて勝っただけの馬は、この環境でパフォーマンスが出せないんですよね。

僕が重視する5つの評価軸

じゃあ何を見るべきか。僕は以下の5つのポイントで馬を評価してます。

1. 制度ストレス(クラス抵抗)

前走の着順じゃなくて、どんなレベルのレースを経験したかを見る。G1で揉まれた経験は、たとえ負けていてもプラス評価。「格の抵抗で潰された=能力の存在証明」という逆説的な見方です。

2. 中山マイルへの圧縮耐性

中山1600mは直線だけで勝負が決まるコースじゃない。コーナーから既に加速が始まって、最後は坂を駆け上がる。この「圧縮→再加速→坂」という流れに耐えられるパワーが必要。

血統で言えば、エピファネイア産駒、アドマイヤマーズ産駒、ドレフォン産駒あたりはこの適性を説明しやすいタイプです。

3. 自由加速時間(PCIレンジ耐性)

前走で「加速できたのに届かなかった馬」が狙い目。これは能力がないんじゃなくて、展開が向かなかっただけ。中山マイルで展開が変われば、パフォーマンスが一変する可能性がある。

4. 脚質の融通性

「中団」からの差しが基本的に有利。この位置取りなら、馬群の内外で進路を選べる自由度があって、自分のタイミングで加速できる。

逆に8枠(15・16番)は要注意。先行できる馬ならいいけど、後方からだと外を回らされ続けてロスが大きい。

5. 当日ジャンプのポテンシャル

過去の勝ち馬を見ると、前走の補正タイムから当日大きく伸ばして勝つパターンが多い。3歳牝馬の1月は、まだ能力の底が見えてない。現状の数値が低くても、本番で跳ねる余地がある馬を探したい。

2026年の狙い馬6頭

これらの視点で今年の出走馬を評価して、最終的に6頭に絞りました。それぞれ役割を分けて説明します。

【本命候補】サンアントワーヌ

今年のメンバーで最も能力の天井が高く、しかも再現性がある。東京コースで見せた末脚だけじゃなくて、自分で流れに乗れるレースセンスも持ってる。中山マイルでもそのバランスの良さが活きるはず。

【本命候補】トワニ

前走のG1敗戦を、着順じゃなくて内容で評価したい典型例。中山1600mへの明確な適性も示してるし、制度ストレスで隠された能力がここで開花すると見てます。

【本命候補】ブラックチャリス

能力の天井はメンバー最上位クラス。ただ8枠+距離延長というリスクあり。それでも自分から前に行ける脚質だから、その能力で枠の不利を相殺できる可能性はある。

【安定軸】マカレイ

既に中山マイルの厳しい圧縮を経験済み。勝ち切る爆発力には不安があるけど、2〜3着候補としてはかなり安定してる。馬券の軸として使いやすい一頭。

【安定軸】ギリーズボール

おそらく1番人気だからオッズ妙味は薄いけど、大きく崩れる要素も少ない。中山1600m実績、血統、騎手の力量、どれも申し分なし。堅実に軸で使えます。

【穴候補】モルニケ ← ここが一番の勝負どころ

個人的に今年最大の狙い目。市場の人気と実力のギャップが一番大きい馬です。

「自由加速」と「再現性」の評価が両方高くて、これって中山マイルで超重要な資質なんですよね。このコースで問われるのは上がりの速さ以上に「加速できる時間をいかに守れるか」。モルニケのタイプはまさにそれに合致してる。

過去の勝ち馬にある「当日だけ補正タイムが跳ねる」パターンにもハマりそう。人気薄で来たら美味しいですよ、これ。

次点の押さえ馬

コアな6頭には入れなかったけど、馬券の組み合わせ次第で押さえる価値がある馬も挙げときます。

  • レオアジャイル:距離延長で末脚が届く形に変わるかも。オッズ妙味は最大級。
  • ピエドゥラパン:能力は高いけど人気先行型。取りこぼす可能性も考えて評価を下げました。
  • ノーザンタイタン:前で運べるのは魅力だけど、勝ち切るにはもう一段階欲しい。

まとめ:表面を疑え、構造を信じろ

フェアリーステークスを攻略するコツは、表面的な人気や前走着順に惑わされないこと

「制度ストレスで本来の能力が隠されている馬」と「中山マイルの圧縮コースへの構造的適性を持つ馬」。この2つの要素を兼ね備えた馬を発掘できれば、勝機は十分にある。

今年の勝負馬はサンアントワーヌ、トワニ、ブラックチャリスの3頭。そこに安定軸のマカレイ、ギリーズボールを絡めて、穴でモルニケを厚めに。

外れても「なぜ外れたか」が分かる予想をしたい。そういう意味で、今回の分析には自信があります。

さあ、中山の坂で誰が笑うか。楽しみですね。

【図解】フェアリーSの罠

 

コメント

  1. 高橋晃 より:

    ブラックチャリス、レオアジャイルまで来ました
    ビッグカレンルーフはすずらん賞(OP)勝ってます
    ビッグカレンルーフはJRAでも推奨していました。
    https://jra.jp/keiba/thisweek/2026/0111_1/horse.html#horse_detail_4

    シンザン記念も宜しくお願いします。