前回、「待たせたな!」でおなじみの小宮城氏のオーナー・サイダー本(O・S本)を参考にしてチェック馬主とチェック生産者の色分けについて書きましたが、ある程度まとまって来たのでファイルをアップします。

チェック馬主とは、TARGETの機能のひとつで、TARGETの各画面で馬主を色分けして表示します。出馬表以外にもレース検索など集計もできます。色分け機能ではチェック馬主の他に、チェック騎手、チェック調教師、チェック馬、チェック種牡馬、チェック生産者があります。
ちなみに、暮れのG1ホープフルSの出馬表はカスタマイズするとこんな感じで表示させる事ができます。
チェック馬主の色分け
前回も書きましたが、色分けのメインは社台系です。なぜ、メインが社台系かというと昨年(2019年)に行われた全重賞140レースのうち、社台系生産馬は74勝(ノーザンファーム63勝、社台ファーム7勝、白老ファーム3勝、追分ファームが1勝)でした。実に半数以上の重賞を社台系生産馬が勝っています。また、G1レース(芝・ダート)は26レース中19レースがノーザンファーム生産馬でした。
凄いのは勝利数だけではなく、JRAの現役馬8806頭(2020年1月5日現在)のうちノーザンファーム生産馬は1057頭のシェア12%、社台ファームなど社台系全体では1996頭のシェア22.7%も占めています。これだけのシェアを取っているのが社台系なのです。
これまでは社台系と一括にしていましたが、色々と調べると細分化したほうがいいのでノーザンファーム系、社台F系、追分系の3つに分類しました。さらに、ノーザンファーム(NF)系はクラブ系(サンデーレーシング、キャロットファーム、シルクレーシング)とオーナー系(吉田勝己、吉田和美)の2つ。それと、個人馬主は所有馬の45%以上がノーザンファームの場合を含めました。
社台F系はクラブ系(社台レースホース)、オーナー系(吉田照哉、吉田千津、吉田和子)、個人馬主は所有馬の45%が社台ファームの場合です。追分F系はクラブ系はG1レーシングでオーナーは吉田晴哉です。また、個人馬主でノーザンファームと社台ファームの割合が均衡している場合(社台系 馬主)として、全部で4色にしました。
個人馬主は非社台系で所有馬が多い馬主、クラブ馬もそれぞれ色分けしてみました。個人馬主の場合は経済状況などで、手放す場合もあるのでその都度更新していきたいと思います。
チェック生産者の色分け
チェック生産者はチェック馬主に比べると少ないです。他に生産数の多い千代田牧場、下川辺牧場もあるのですが、こちらをチェック馬主に登録するかは検討中です。
チェック馬主とチェック生産者のインポート用ファイル
チェック馬主とチェック生産者のインポート用ファイル(csv)を置いておきます。それぞれ、サイドメニューからインポートできます。ファイルは上書きされるので、既にチェック馬主・生産者登録されている方は、バックアップを取るか別ファイルを用意してください。
チェック馬主インポート用ファイル CheckOwner20200106.csv
チェック生産者インポート用ファイル CheckBredeer20200106.csv
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