ステイゴールド系についていろいろ調べてみたら、ディープインパクト産駒と比べると晩成型というのが分かった

種牡馬
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何となくではあるけど、ステイゴールド系って晩成型ではないかとおもっていましたが、本当にそうなのか調べてみました。期間は2015年1月1日から2020年6月3日までの約5年半です。

ステイゴールド系という括りなので、以下の7頭の産駒を集計しました。種牡馬によって産駒の年齢や頭数は違うのですが、ザックリとイメージとして出してみました。

ステイゴールド系で見ると、父ステイゴールドよりも成績がいいのはオルフェーブルで、勝率、連対率、複勝率、平均着順とすべて上回っています。次がゴールドシップで、勝率と連対率は悪いですが、複勝率はいいです。また、平均着順が同じぐらいです。ドリームジャーニーはやや落ちて、ナカヤマフェスタ、フェノーメノなどは良くないですね。ノーザンファームはステイゴールドとオルフェーブルを多く生産しているので、成績がいいのは当たり前ですが、ゴールシップはほとんどがノーザンファーム・社台以外で生産していました。今後、繁殖牝馬のレベルが上がると面白い存在になる可能性がありそうですね。

距離別成績 芝コース

芝コースの距離別成績を見ると、距離が延びるほどに成績はいいです。また、1600mは勝率はいいですが、1800mの方が平均着順がいいので安定性はある感じです。非根幹距離の2200m、2500m、2600mなどの成績がいいのはステイゴールド系らしい傾向だと思います。

距離別成績 ダートコース

ダートは明らかに長い距離の方が成績がいいですね。1400mはあまりよくない、1600mが悪い、1800mはあまりよくないし、2000mもよくないです。いいのは1700m、1900m、2100m、2400m、2500mです。2400mを除くと半端な距離に強い傾向が出ています。面白いですね。

コース別成績 芝コース 50回以上

サンプル数を50回以上に設定して、勝率でソートしてみました。札幌1200、函館1800、中京1400の2000m以下の勝率がいいですが、それ以外は2000m以上です。中央場所+根幹距離で見ると京都2400外、阪神2400外、東京2000、阪神1600外、京都1600外など直線が長めのコースとの相性がいいようです。あとは、ローカルだったり非根幹距離だったりです。

コース別成績 ダートコース 40回以上

ダートは40回以上にしてみました。京都1900は平均人気よりも平均着順がいいので、オッズ的に美味しいレースになっています。ちなみに7頭が1着になっていますが、1人気は1頭、2人気が1頭であとは5人気以下でした。

年齢別成績 芝コースのみ ステイゴール系とディープインパクト産駒

ステイゴールド系とディープインパクト産駒の年齢別成績を出してみました。これを、見るとディープインパクト産駒は2歳時の勝率が一番よくて、年齢を重ねるごとに成績が落ちていく傾向にありました。それに対し、ステイゴールド系は2歳3歳はあまりよくないですが、4歳で勝率10%を越え、5歳ではちょっと落ちますが、ディープインパクト産駒よりもわずかに成績がいいです。それは、6歳、7歳でも同じ傾向です。

ステイゴールド系の年齢別頭数からすると、ゴールドシップ産駒は2歳3歳だけ、オルフェーブル産駒は5歳以下という事を考えると、これから成績が上がってくる可能性はありますね。ダービーではドリームジャーニー産駒のヴェルトライゼンデ、オークスではゴールドシップ産駒のウインマイティーが人気薄で3着に入るなど検討しています。ステイゴールド系は人気になりにくいところがあるので、馬券的には美味しいと思います。

ステイゴールド系種牡馬別成績 芝のみ 平均飛距離など

ステイゴールド系で3着以内に入った馬の平均距離を見ると、ステイゴールド産駒が一番長く1940m、次いでオルフェーブル産駒の1832mです。ゴールドシップ産駒は3歳までなので、これから距離が伸びてくるでしょうね。ちなみに同時期のディープインパクト産駒を見てみると、平均距離は1829mでオルフェーブル産駒よりも短めでした。

人気を見比べるとディープインパクト産駒の人気ぶりがよくわかります。成績もいいですが、人気になりやすいのがディープインパクト産駒の傾向です。

 

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