日本ダービーの出走予定馬と想定騎手がほぼ決まってきたのでTARGETの仮想出馬表を使って出してみました。また、TARGET競馬新聞も同様に出してみました。
20代でダービージョッキーになったのは過去37年で藤田伸二と武豊の2人だけ。
最年少騎手は岩田望来で22歳、次いで横山武史24歳、坂井瑠星25歳、石川裕紀27歳、ダミアン・レーン29歳までが20代。過去37年で20代でダービーを勝った騎手は1996年フサイチコンコルドで勝った藤田伸二(24歳)、1998年スペシャルウィークで勝った武豊(29歳)、2003年ネオユニヴァースで勝ったミルコデムーロ(24歳)の3人でした。果たして、今年は20年ぶりの20代ダービージョッキーが生まれるでしょうか?
TARGET競馬新聞
乗り替わりと過去5走の騎手
乗り替わりを見るとタスティエーラは松山弘平からレーンに。松山弘平は新馬戦から騎乗しているハーツコンチェルトに騎乗。タスティエーラの鞍上はムーア、福永祐一、松山弘平でした。ムーアと福永祐一はノーザンファーム系のAランク騎手を採用しているのでレーンへの乗り替わりは自然に流れですね。
ファントムシーフはルメールから武豊に。共同通信杯と皐月賞で騎乗したルメールでしたが、キャロットファームのスキルヴィングで青葉賞を勝ったことでこちらに騎乗。騎乗馬がいなかった武豊に乗り替わりはエージェント繋がりということでいえば自然の流れ。
ドゥラエレーデはUAEダービーでクリスチャン・デムーロが騎乗。ホープフルSではムルザが騎乗。これまで、6戦してすべて違う騎手が騎乗していることから坂井瑠星に乗り替わっても問題なし。
ベラジオオペラはレーン→武史→田辺ときて今回は横山和生に。田辺はパクスオトマニカに騎乗なので横山和生というのも自然の流れ。
シーズンリッチは角田大河が騎乗停止になったので、新馬戦で騎乗した戸崎圭太に。ホウオウビスケッツは横山武史がベラジオオペラに騎乗するので丸田恭介に。
乗り替わりを見ると、非情な騎手交代というのはないですね。
過去37年の前走騎手を見ると、継続騎乗は36-28-28-3897でした。乗り替わりは1-9-9-197でした。この数字を見ると圧倒的に継続騎乗が勝っています。乗り替わりで勝ったのは2021年のシャフリヤールで、川田将雅から福永祐一への乗り替わりでした。しかし、新馬‐共同通信杯は福永祐一が騎乗しているのでテンのりではなく、前走の川田将雅がワンポイント騎乗ということでした。
他のレースとは違い、ダービーは乗り替わりでは勝てないレースです。
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