第61回アメリカジョッキーCCは結果的にブラストワンピースが横綱相撲で押し切りましたね。荒れたばばの稍重のコンディションで、前に行かないと厳しいコース。スタートから好位に付けたブラストワンピースを見て「余程のことがない限り負けないだろうな~」って見ていました。
ハナを切ったのは丸山元気のスティッフェリオ、2番手にルメールのステイフーリッシュ(さすがルメール)、3番手にグローブシアター、4番手にブラストワンピースという隊列。1000m通過が1分2秒4のやや遅めのペースで、3コーナー過ぎに外から上がっていったマイネルフロストが4コーナー付近で故障発生!
マイネルフロストの故障でアオリをくったのがブラストワンピース、ニシノデイジー、ミッキースワロー、ラストドラフト、サトノクロニクルの5頭。ブラストワンピースは不利があったが、内に切れ込んでステイフーリッシュとの叩き合いを制して1着に。ステイフーリッシュのルメールは4コーナー出口で内に進路を取って最短距離を走らせるあたりはさすがですね。勝つにはこれしかないというルートを通って負けたのだから完敗です。
ミッキースワローの横山典弘は中山2200mの勝ち方を知っているので、あえて出して中団からの競馬をしましたね。直線は馬場のいい外目に出したところで不利に合いましたが、あれがなくても今日の馬場では4着が精一杯かな。直線は右ムチ連打で外で併せたラストドラフトを外々に追いやっていましたねw。パトロールビデオを見るとわかりますが、ちょっとやり過ぎかな。
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