重賞請負人のモレイラが早くも重賞2勝。今回は本気度が違う。

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今週から短期免許(4/6~6/5)を取得して来日しているジョアン・モレイラですが、土曜日に阪神牝馬Sを1人気のマスクトディーヴァで勝ち、日曜日の桜花賞を2人気のステレンボッシュで勝ちました。どちらもテン乗り(初騎乗)での勝利ですからさすがモレイラですね。

そのモレイラですが、日刊スポーツの『実は崖っぷち?モレイラ騎手は来年のJRA短期免許取得のためにG1・2勝以上をクリアしたい』という記事によると、短期免許の要件を満たすのには今年JRAで2勝する必要があるらしい。というのも2017年に短期免許取得の条件が厳しくなったことから、過去2年の成績では来年は短期免許が取得できないことになってしまう。

モレイラは昨年秋も来日していますが、G1勝利はなく2着が2回でした。今回はクラシックシーズンに合わせて来日してきていることからも何がなんでも勝ちに来ていると思います。

桜花賞では2人気のステレンボッシュに騎乗し、前半は1人気のアスコリピチェーノをマークするように後ろに付けていましたが、3~4コーナーでアスコリピチェーノの内に入り、直線入り口ではアスコリピチェーノを外にはじき出して先に抜け出していました。一瞬のことではありますが、さすがモレイラといった騎乗でした。

阪神ジュベナイルフィリーズで騎乗したルメールは「他馬の後ろでスムーズな競馬ができました。反応が少し遅かったけど、ラストはいい脚で来てくれたし、距離が延びれば更に良さそうです。いいレースをしてくれましたね。」とコメントしているように距離が伸びてさらによさそうです。今回の勝利で引き続きモレイラが騎乗するようであればG1を2勝するチャンスが巡ってきます。

皐月賞ではトライアルの弥生賞を勝ったコスモキュランダに騎乗を予定しています。また、短期免許の期間中のG1は天皇賞春、NHKマイルカップ、ヴィクトリアマイル、オークス、ダービー、安田記念と続きます。ルメールがドバイで落馬負傷し、肺に穴が開いたためUAEに2週間は滞在。また、怪我は鎖骨と肋骨の骨折なので、復帰するまでに時間が掛かりそうです。

となるとルメールの代役にモレイラが指名されていもおかしくないです。この春の重賞戦線はモレイラの騎乗馬に注目しています。

 

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