TARGETデータとChatGPTで競馬分析を革新する方法

AITARGET
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皆さん、こんにちは。のび太です。

競馬分析の世界にAI革命が到来しています。従来の経験と勘に頼った予想から、膨大なデータを活用した科学的なアプローチへ。今回は、TARGETの豊富なデータとChatGPTを組み合わせた、新しい競馬分析手法をご紹介します。

なぜAI分析なのか?

人間の脳では処理しきれない多次元データの相関関係を、AIは瞬時に見つけ出します。これまで見落としていた「非直感的な勝ちパターン」を発見できる可能性があります。

データ収集の手順

使用するデータ

TARGETのレース検索機能を活用し、過去20年分の対象レースデータを収集します。

検索条件設定

  • レース名:対象レースを指定
  • 着順:全順位
  • 期間:2005年~現在まで

出力データの選定

分析に使用するのは以下の2つのデータセットです:

1.血統データ

2.前走データ

 

 

出力は「基本ファイル出力」→「レース一覧・★1画面イメージ(CSV形式)」で、血統用画面と前走データ用画面をそれぞれ出力。

ファイル命名例

スプリンターズS過去20年の戦歴_血統.csv
スプリンターズS過去20年の戦歴_前走.csv

PCI情報の準備

AIはTARGET独自のPCIを理解できないため、TARGETヘルプからPCI関連ページを事前に保存しておきます。

ChatGPT活用のポイント

最適なAIツールの選択

様々なAIを検証した結果、現時点ではChatGPTが最も実用的です。特にGPT-4以降のバージョンが推奨されます。

プロジェクト機能の活用

ChatGPTのプロジェクト機能(無料ユーザーも利用可能)に以下の資料を保存
(ご自身で必要だと思う情報はプロジェクトに入れて下さい)

分析手法の進化

予想からデータ分析へのシフト

当初は予想も含めて依頼していましたが、バイアスの問題で精度が向上しませんでした。現在は純粋な「データ分析」に特化することで、より客観的な結果を得られています。

ChatGPTの特性理解

ChatGPTは「サービス精神旺盛」な性格のため、要求していない情報まで提供する傾向があります。この特性を理解して適切にコントロールすることが重要です。

実践的なプロンプト設計

基本分析プロンプト

【レース名】の過去20年分データ(添付の血統データCSV・前走データCSVを使用)を対象に、以下の8観点で徹底分析してください。

1. 前走レース別の傾向(クラスや格の影響も考慮)
2. 血統・種牡馬別の傾向(特にコース適性やスタミナ・瞬発力系統)
3. 枠番・馬番の傾向(頭数・コース形状を反映)
4. 脚質傾向(逃げ・先行・差し・追込のバランス)
5. 人気別傾向(本命決着か波乱傾向か)
6. PCI(ペースチェンジ指数)の特徴(数値の分布と勝ち馬の傾向)
7. 軸馬の条件(安定して好走する馬の共通項)
8. 穴馬の条件(本命サイド決着傾向が強い場合は除外)

【重要な分析方針】
・単純な集計や一般論ではなく、人間の経験則では見落としがちな「非直感的な切り口」で分析
・斤量、PCIの補正傾向、クラス分け制度などの補助知識を組み合わせ、背景要因を論理的に解釈
・常識を疑い、固定観念にとらわれない視点で分析
・各項目を「データの事実」→「解釈」→「斬新な視点での結論」の3段階で構成
・最終的に「総合結論」として、AIならではの人間にはない観点での評価をまとめる

出馬表分析プロンプト

基本分析完了後、対象レースの出馬表をCSV出力し、以下のプロンプトで個別馬分析を実行:

【レース名】の出馬表です。
先ほどの分析結果に照らし合わせてデータを確認後、8つの切り口に重要度ランクを付け、各馬にそれぞれの項目でA~D評価を付けてください。
注目すべき馬には詳細コメントも追加してください。

最終的な馬選び

分析完了後は「注目馬を挙げてください」「穴馬を挙げてください」の追加質問で、具体的な馬券戦略のヒントを得られます。

今後の展望

AI技術は日進月歩で進化しています。データ分析においてAI活用は必須のスキルとなるでしょう。まずは基本的な分析に慣れ、徐々に応用範囲を広げていくことをお勧めします。

従来の競馬分析の常識を覆す「AIの目」で見た競馬データの世界。皆さんもぜひ挑戦してみてください。


この分析手法は継続的な検証と改良が必要です。実際の馬券購入においては、自己責任でお楽しみください。

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