feedly.com経由で購読している馬主にゅーすさんで『東京サラブレッドクラブ 2019年度募集馬の馬名決定 牝馬はルージュが冠に』という投稿がありました。そこで、東京サラブレッドクラブのホームページを見てみると、『2018年産募集馬 馬名発表』とありPDFファイルがアップされていました。その、馬名PDFを見るとルージュの冠名がつく馬が15頭いました。PDFには性別の明記がなかったので、TARGETで調べてみるとルージュの冠名の15頭は牝馬でした。
東京サラブレッドクラブは社台系馬主
TARGETで、母馬産駒検索を使って条件を2歳馬限定で実行してみました。2歳馬なので未登録馬名の検索をしましたが、見事に全馬が馬名未登録でした。そこで、東京サラブレッドクラブのPDFを見ながらワークデータにコツコツと入力したのが上のリストです。このリストを見ると、37頭のうち社台系生産馬は24頭(ノーザンファームと社台ファーム生産馬が11頭ずつ、白老ファームが2頭)です。過去にはレッドファルクス、レッドディザイア、レッドリヴェールなどG1を勝った馬は社台系生産馬でした。
東京ホースレーシングの所有馬一覧を見ると生産者は社台ファーム、ノーザンファーム、下河辺牧場の順でした。社台ファームとノーザンファームの生産馬が多いのでチェック馬主では『社台系 馬主 クラブ』で登録しています。
毛色に注目
データを作っていて気が付いたというか面白かったのが『毛色』です。馬データには父毛色と母毛色の項目があったので、本馬毛色ー父毛色ー母毛色と並べてみました。すると、父と同じ毛色、母と同じ毛色、父でも母でもなく母父と同じなど毛色などいろいろいました。毛色が同じだからといって傾向が同じとは限らないと思いますが、先日の根岸Sでは初ダートのモズアスコットが勝ちましたよね。モズアスコットは栗毛ですが、父フランケルは鹿毛でした。母Indiaは栗毛で、母父Hennessyも栗毛でした。また、母母父のMiswaki(ミスプロ系)も栗毛でした。根岸Sのレース後に矢作先生は「母方の血統や走りっぷりからダートも大丈夫と考えていました。」と言っていたので、毛色も予想に入れた方がいいのかな?って思いました。
馬名と馬主はちゃんと確認しよう
東京サラブレッドクラブのJRAでの馬主登録名は東京ホースレーシングです。東京ホースレーシングの勝負服と言えば「赤、白星散、袖白一本輪」ですね。『レッドなんちゃら=東京ホースレーシング』だったのが、2歳馬からは牝馬で『ルージュなんちゃら』の馬主は東京ホースレーシングの場合もあるということになってしまいました。TARGETで2~32歳の広範囲で『ルージュなんちゃら』を調べてみたら27頭いました。有名なのはキャロットファームのルージュバックですね。現役馬では牝馬が3頭いました。島川オーナーのルージュルパン、ヒダカブリーダーズユニオンさんのルージュキッス、友駿ホースクラブさんのルージュカプリスです。ルージュ(赤)と付けるぐらいですからほとんどが牝馬です。今後、ルージュなんちゃらという馬が出てきたら馬主名をしっかり確認しないとダメですね。
家で馬券を買う時はTARGETがあるので、チェック馬主登録してありますから間違えないのですが、現場に行ったときには日刊スポーツで予想するので思い込みで間違えそうです。
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