秋華賞予想|◎モンローウォーク、デビュー4連勝でローズSを押し切った強さをもう一度

レース展望
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今年の秋華賞の◎はモンローウォークです。○エンネ、▲ガーネットフレアとカナルサンマルタン、△はドリームコア、ラベルセーヌ、サムシングスイート。

逃げ・差し・決め手・追いきりを並べた自作の「メーター新聞」と、過去20年のデータから、印の理由を書いていきます。

▶ メーター新聞 10月18日(秋華賞)

過去20年で見えたこと

秋華賞の過去20年(2006〜2025年、2021・22年は阪神で代替開催)を数えてみました。

条件 成績 勝率 3着内率
前走ローズS1着 2-4-3-10 10.5% 47.4%
前走オークス 8-2-3-28 19.5% 31.7%
前走3着以内 16-16-14-137 8.7% 25.1%
前走4着以下 4-4-6-151 2.4% 8.5%
レースで上がり3F最速 4-5-4-10 17.4% 56.5%
4角で後方 1-7-5-110 0.8% 10.6%

前走のローズSを勝った馬は19頭中9頭が3着以内。それから、後ろから行った馬は123頭でわずか1勝なんですよね。勝ち馬20頭のうち18頭は先行か中団。前で運べて、しかも上がりを使える馬。秋華賞で探すのはこのタイプかなと。

メーター新聞の決め手メーターも、このコースは「決め手が出るときは好位〜中団の馬」「テンよし・中よし・終いよしがいちばん活きる」という判定でした。逃げ指数は「競合(ハイペース注意)」。逃げ馬率はテイエムアイランが40.1%、ナイスプレーアスクが31.6%で、前に行きたい馬が複数います。

◎モンローウォーク

本命は4枠8番のモンローウォーク。デビューから4戦4勝で、前走のローズSを勝ちました。

デビュー戦の新潟は逃げ切り。そこから10か月ほど間が空いて、函館の1勝クラスは3番手、かもめ島特別(重馬場)は2番手、ローズSも2番手。2戦目からは先行して抜け出す形で勝ち続けています。しかも上がり3Fは4戦で1位、2位、1位、1位。前で運んで、最後も一番速い脚を使える馬です。

前走のローズSは、1000m通過が58.9秒。これまでより速い流れでしたが、難なく追走して、折り合いもついていました。直線は早めに先頭に立って押し切り、上がりはメンバー最速。2着のエンネには0.5秒差をつけています。正直、まだ本気で走っていない感じに見えました。

メーター新聞でも、決め手率11.6%はこのレースで1位。決め手メーターの「三拍子」が付いていて、★★★(逃げ・先行から上がり最速で3着以内)も2回あります。さっきの「前で運べて、上がりを使える」に、いちばん近いのがこの馬でした。

で、思い出すのがファインモーションです。クラシックには出ないまま、デビューから5連勝で2002年の秋華賞を勝った馬。モンローウォークもクラシックには出ていなくて、ここを勝てばデビュー5連勝。重なるところがあるんですよね。強い馬が強い競馬をしてくれるのを期待しています。

鞍上は戸崎圭太騎手。デビュー戦とローズSで乗って、どちらも勝っています。

○エンネ

対抗は2枠4番のエンネ。前走のローズSは2着でした。

この馬、それまでの3戦は4角12番手、9番手、17番手と後ろからで、上がりは3戦とも1位。それがローズSでは4角4番手。意識的にポジションを取りにいった競馬でした。ローズSでは初めてブリンカーも着けています。そのせいか、上がりは4位で、いつもの切れはありませんでした。

ただ、こういう競馬ができたというのは大きな収穫だと思っています。秋華賞は後ろからだと届きにくいレースなので、前で受けられる形を一度経験しておいたのは意味があるはずです。春のフローラSでは、東京の2000mで上がり最速の2着。距離は1800mより延びたほうがいいタイプだと見ています。

メーター新聞では、差し馬メーターの差し率34.6%がこのレースで1位で、「★本物の差し」も付いています。追いきりマスターでは、いつもは坂路が7割の馬が、直前2週はウッドだけ。調教のパターンを変えてきました。鞍上は坂井瑠星騎手です。

▲ガーネットフレア

▲は2頭。1頭目は6枠11番のガーネットフレアです。

もともとはダートを9戦していた馬で、芝に替わってから2戦2勝。札幌の1勝クラスを6番人気で逃げ切り、前走の夕月特別(阪神芝2000m)は2番手から抜け出して、2着に0.3秒差。余裕のある勝ち方で、まだ底を見せていません。過去20年、前走が2勝クラスだった馬からは勝ち馬が出ていないので、その壁を越えられるかどうか。芝でまだ2戦しかしていない、伸びしろのほうに期待しています。

調教がよくて、追いきりマスターの注目馬。15日(木)の坂路が54.9秒で、過去180日のベストを更新、ラスト1Fは12.3秒でした。逃げ馬メーターでは逃げ馬率16.8%で、「逃げ注意」のマークが付いています。鞍上は芝の2戦とも乗っている北村友一騎手です。

▲カナルサンマルタン

もう1頭の▲は6枠12番のカナルサンマルタン。こちらも調教がいい馬です。

デビューが遅くて、初戦は2歳の12月。2戦目の未勝利戦は3月でした。そこを勝って、次のスイートピーステークスも勝利。オークスに出られる立場でしたが、そこは使わずに休養にあてました。

今回は5月以来の久々です。ただ、追いきりマスターでは時計良化3.1秒。過去180日の平均53.3秒から、ウッドで50.2秒まで時計を詰めてきました。調教が動いているので、休み明けは問題ないと思っています。決め手メーターでも「三拍子」の馬です。鞍上は岩田望来騎手。

△ドリームコア、ラベルセーヌ、サムシングスイート

△は3頭です。ドリームコアはオークス2着、紫苑S3着の実績馬で、鞍上はルメール騎手。追いきりマスターで時計良化2.5秒、差し馬メーターの★本物の差しも付いています。

ラベルセーヌは4戦3勝で、決め手メーターの「三拍子」。決め手率10.4%はこのレースで4位です。サムシングスイートは前走の紫苑Sで上がり最速の2着。決め手率11.3%はモンローウォークに次ぐ2位で、追いきりもベスト更新とラストの加速が出ていました。

前に行ける馬が強い馬なら

逃げ指数は「競合」。テイエムアイランとナイスプレーアスクがハナを争えば、流れは速くなりそうです。それでもモンローウォークは、ローズSで1000m58.9秒の流れを好位で楽に追走して、最後に一番速い脚を使った馬。流れが速くなっても、自分の競馬ができるはずだと思っています。

※指数・調教判定はJRA-VANのデータをもとにした分析結果です。過去20年の集計は2006〜2025年の秋華賞(芝2000m、2021・22年は阪神開催)をTARGETで数えたものです。印は筆者の予想で、馬券の購入を勧めるものではありません。

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