6月3日(日)東京5レースの2歳新馬戦、芝1600mで凄い時計が出ましたね。勝ったのは藤沢和雄厩舎のグランアレグリア。単勝1.8倍の人気に応えて快勝でした。
グランアレグリアの上り3Fは33秒5!
レースは好スタートを切ったテンモントムがハナを切りグランアレグリアは外目の5番手あたりに。1000m通過が60秒0と新馬戦としては普通のペースだが、グランアレグリアにとっては遅いのか3コーナーに入る前に3番手に上がり、直線に向いた時には先頭に並んでいました。そして、持ったまま残り400mに入りそのまま楽勝かと思ったらダノンファンタジーが勢い良くの伸びてきたので、ルメールが気合を入れるとスッと伸びてゴール前は流す余裕があるほど。直線は鞭を使わずに上がり3Fが33秒5とは2歳牝馬とは思えない脚を使っていました。
勝ち時計の1分33秒6は過去6年で最速
同時期に同条件(新馬・未勝利)で行われたレースは過去6年で27レースあったが、勝ち時計の1分33秒6は過去最速でした。2番目が昨年のステルヴィオが勝った1分34秒8なのでそれよりも1秒2も速いタイムで走っています。ラップも優秀で楽しみな逸材です。
5・6月に行われた芝1600mを無条件で調べてみたら1分33秒6は古馬1000万クラスの時計になります。今年の東京芝コースは速い時計が出るといってもここまで速いと足元が大丈夫なのか不安になりますね。
この後は休養に入り、次にどこで使われるのでしょう。出てくれば間違いなく人気になるでしょうね。
馬名の由来は「大歓声」
父はディープインパクト、馬主はサンデーレーシング、生産者はノーザンファーム、厩舎は藤沢和雄、騎手はルメール。デビュー戦が東京で破格の時計での勝利。これでは、周りが騒いでもおかしくないでしょうね。このまま無事に次のレースに出てきてほしいです。
グランアレグリアの馬名の由来は「大歓声」。大きなレースで直線は「大歓声」を浴びるようにと名付けられたのかな。
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