騎手力とは厩舎との関係が良好で、騎乗依頼が多く、レースでの勝利数も多いこと。また、成績が上がると馬主との信頼関係が生まれ騎乗数が増える。信頼できる騎手とは騎手力がある騎手だと思っています。騎手力は一定ではなく、調子のいい時もあれば悪い時もあります。すべてが数字に出るので、年間を通してみれば勝利数が多い騎手が騎手力がある騎手となります。でも、これだと年初と年始では大きく変化してしまいます。そこで、6ヶ月毎の移動勝利数を出してみました。これで、6ヶ月毎に調子の波が分かると思います。
3年目の菅原明良に注目
下のグラフを見ると、トップのルメールは安定しています。先月は重賞は1勝だけでしたが、それがG1というのが勝負強いです。最新の成績を見ると今年の3年目の菅原明良が勝利数を上げてきています。2月は京都新聞杯をカラテで勝ち、重賞初勝利を上げました。その後も着実に勝利数を伸ばしています。3年目というと岩田望来、団野大成、斎藤新などがいます。この3名はすでに重賞を勝っているので、菅原明良が4人目になります。菅原明良はリーディング18位で、通算勝利数は73勝です。1年目が31勝、2年目が30勝、3年目の今年は前年よりもいいペースで勝利しています。このままいけば年内に100勝は達成出来るでしょう。今は減量特典があるので100勝まではいいペースで勝てると思います。
コメント
いつも参考にさせていただいています。
これ、良いデータですね。
なんとなく今年の菅原騎手調子がいいなと思っていましたが、移動平均グラフで見ると他の騎手のことも含めてよくわかります。
自分もこのような見方をしてみようと思います。
しかし、ルメール騎手はすごいですね。
横山和生騎手も年始から調子良さそうに見えたので少し注目しています。
今後ともよろしくお願いします。