第70回フジテレビ賞スプリングS(皐月賞トライアル) ノーザンファーム系はヤリかヤラズか

レース展望
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皐月賞トライアルのスプリングSには17頭が登録してきました。このレースは3着までに優先出走権が与えられるレースです。また、今週は阪神でも皐月賞トライアルの若葉Sが行われます。こちらは2着までに優先出走権が与えられます。

 

登録馬を見ると、ノーザンファーム系は吉田勝己名義(オーナーズ)のボーデンとヴェイルネビュラの2頭、それとグループのG1レーシングのヴィクティファルスです。また、社台ファーム系は吉田照哉名義(オーナーズ)のランドオブリバティと社台RHのレインフロムヘヴンと久保田定のオンザライン、追分ファーム系吉田安惠名義のタイフォンと草間庸文のイルーシヴパンサーです。

ノーザンファーム系は直系のクラブ馬が出ていません。G1レーシングのヴィクティファルスですが、G1レーシング募集馬に多い白老ファームや追分ファームではなくノーザンファーム生産馬です。ノーザンファーム生産馬ということは外厩はNFしがらきを使用しているので、ノーザンファーム系とみていいでしょう。

皐月賞の出走予定馬を見ると、ノーザンファーム系はサンデーレーシングのシュネルマイスター、キャロットファームのエフフォーリアとオーソクレースの2頭です。となると、ここはオーナーズから1頭は権利を取りたいところです。クラシックは一生に一回ですからね。オーナーさんに喜んでもらうためにも馬は仕上げてくると思います。

 

人気のノーザンファーム系は買い

過去20年のスプリングSの連対馬を見ると、ノーザンファーム系が1人気か2人気になった時に連対しています。これは、権利を取るために仕上げてくるからです。昨年は3着にキャロットファームのサクセッション(2人気)が3着で権利を取り、2019年はノーザンファーム系で最上位人気だったのは3人気のヒシイグアス(8着)でした。クラブ馬ではキャロットファームのディキシーナイト(7人気)が3着で権利を取っています。

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