【阪急杯2026】過去20年データで暴く!補9×PCI×血統の非直感的分析 穴馬3選と勝ち馬条件を完全公開

レース展望
スポンサーリンク
スポンサーリンク

■ レース概要と分析方針

阪急杯(G3)は阪神・京都競馬場施行の芝1400m重賞。スプリントとマイルの中間距離という特性から「スピードの持続力」と「器用さ」が問われる。過去20年の326頭分データを血統(種牡馬・父タイプ)と前走情報(レース名・クラス・補正タイム・PCI)で交差分析した。着差ベースで厳密評価し、人間の経験則では見落としがちな「数値の歪み」に着目した。

1. 前走レースの傾向

▍ ■ データの事実

前走レース 1-3着頭数 割合 備考
阪神カップ G2 16頭 27.1% 最多・マイル戦
東京新聞杯 G3 7頭 11.9% 東京マイル→阪神1400
シルクロードS G3 6頭 10.2% スプリント戦
京都金杯 G3 4頭 6.8% マイル戦
京阪杯 G3 3頭 5.1% スプリント
マイルCS G1 3頭 5.1% G1経由
3勝クラス 3頭 5.1% 格下げ組
その他G1 3頭 5.1% 香港スプリント等

▍ ■ 解釈

阪神カップG2(マイル)経由が断トツ首位。これは単純な「同系統の重賞→阪急杯」という路線の連続性を示す。一方、シルクロードS(スプリント)からの好走も6頭存在するが、全馬が距離適性の広い「1200〜1600m兼用型」だった。3勝クラスからの3頭(アグリ2023年優勝・ベストアクター2020年優勝・山城SH3勝)は全員、前走補9と当走補9に+5以上のジャンプがあった。

▍ ■ 斬新な視点での結論

非直感的発見①:「格下げ組より格同等組が有利」ではない。3勝クラスからでも補9ジャンプ+5以上なら優勝可能。むしろG1経由(香港スプリント)は海外からの帰国直後という特殊条件が多く、前走補9データが欠損→評価しにくい盲点がある。「前走クラスより補9の上昇率で測る」のが正しい。

 

2. 血統・種牡馬別の傾向

▍ ■ データの事実

父タイプ系統 1-3着頭数 特徴
サンデーサイレンス系 13頭 (22%) 最多・多様な種牡馬で分散
ディープインパクト系 8頭 (14%) 近年特に増加傾向
Danzig系 5頭 (8%) ハービンジャー・チーフベアハート等
Kingmambo系 5頭 (8%) キングカメハメハ・ロードカナロア
Roberto系 5頭 (8%) シンボリクリスエス4頭(サンカルロ連続好走)
Lyphard系 3頭 (5%) キングヘイロー3頭
Grey Sovereign系 3頭 (5%) アドマイヤコジーン・Cozzene等
Nasrullah系 2頭 ビッグアーサー・サクラバクシンオー

▍ ■ 解釈

種牡馬単位ではダイワメジャー5頭が最多。「マイル〜中距離型サンデー後継」が阪急杯の本質。注目はRoberto系(シンボリクリスエス産駒サンカルロ)が4頭好走した事実で、パワー寄りのスタミナ型がコース・距離に合う可能性。逆に純スプリンター型のHalo系・Fappiano系は1-2頭に留まる。

▍ ■ 斬新な視点での結論

非直感的発見②:ディープインパクト産駒はスタミナ寄りのため「1400mは短い」という通念があるが、過去8頭好走・優勝4頭(ミッキーアイル・ダイワマッジョーレ・ベストアクター等)。理由は「1400mの上がり勝負化(PCI45〜50帯)」でディープの末脚が発動するから。PCI50以上のスロー戦では更に有利。

 

3. 枠番・馬番の傾向

▍ ■ データの事実

枠番 1-3着頭数 比率(全59頭) 評価
1枠 11頭 18.6%
2枠 11頭 18.6%
3枠 11頭 18.6%
4枠 3頭 5.1% ✕ 鬼門!
5枠 2頭 3.4%
6枠 5頭 8.5%
7枠 8頭 13.6%
8枠 8頭 13.6%

▍ ■ 解釈

1〜3枠の好走率が圧倒的(33頭/56%)。阪神・京都1400mはコーナーを2回通過する特性から内枠のロスが少ない。一方、4〜6枠(特に4枠)が極端に少ない。これは「中途半端な枠」で先行争いに加われず後手を踏むケースが多いためと推察。馬番では6番(8頭)と13番(7頭)が多く、内枠外目と中外の「逃げ道のある番号」が機能する。

▍ ■ 斬新な視点での結論

非直感的発見③:4枠は統計上「鬼門」(3頭/20年)。頭数が16〜18頭の場合の4枠は「馬群の中央部」になりやすく、最も揉まれるゾーン。逆説的に4枠の人気馬は過大評価の可能性あり。枠番は単純な内外ではなく「レース頭数×コーナー位置」で評価すべき。

 

4. 脚質傾向

▍ ■ データの事実

脚質 1-3着頭数 比率
中団 23頭 39%
先行 18頭 31%
後方 10頭 17%
逃げ 8頭 13%

前走脚質→当走脚質の主要変化:

前走脚質 当走脚質 頭数 解釈
中団 中団 10頭 安定型
先行 先行 9頭 安定型
中団 先行 8頭 前進!重要パターン
後方 中団 7頭 位置取り改善
後方 後方 6頭 差し脚質継続
逃げ 逃げ 5頭 ハナこだわり型
先行 中団 5頭 意図的に溜め

▍ ■ 解釈

「前走中団→当走先行」の8頭が穴馬的存在として機能。位置取りを一列前に上げることで、1400mの短い直線でも先手を取れる。逆に「前走後方→当走差し込み」のパターンは、PCIが高い(スロー)展開限定で機能する。

▍ ■ 斬新な視点での結論

非直感的発見④:逃げ8頭の内5頭が7番人気以内(コパノリチャード2着→1着への成長含む)。「逃げ馬=潰れる」という常識は阪急杯では通用しない。特にPCI36〜42(ハイペース)の年では逃げ馬が粘れる傾向あり。前走逃げ→当走も逃げが5頭全員で好走した事実は「逃げ脚質の継続性」の重要性を示す。

 

5. 人気別傾向

▍ ■ データの事実

人気帯 1着頭数 2着頭数 3着頭数 合計 評価
1〜3番人気 11頭 11頭 7頭 29頭(49%) ◎ 安定
4〜6番人気 4頭 5頭 7頭 16頭(27%)
7〜9番人気 4頭 1頭 4頭 9頭(15%) △ 穴候補
10番人気以下 2頭 2頭 1頭 5頭(9%) 🎯 高配当源

10番人気以上の好走馬:スマートオーディン(11番人気1着/2019)・ブルーショットガン(11番人気1着/2006)・ナガラオリオン(12番人気3着/2017)・コスモシンドラー(3番人気2着/2006は除外)

▍ ■ 解釈

1-3番人気合計では約49%が3着以内に絡む。しかし勝ち馬に限ると1番人気は5/21(23.8%)と低く、7〜9番人気が4頭優勝(19%)。「本命サイドで流す」と回収率が下がりやすい構造。

▍ ■ 斬新な視点での結論

非直感的発見⑤:5〜6番人気の「中穴ゾーン」が最も回収効率が悪い可能性。人気以上に走るのは7番人気以上のゾーン。スマートオーディン(11番人気優勝)・ブルーショットガン(11番人気優勝)の共通点は「補9が当日+4以上ジャンプした上昇馬」。人気と補9ジャンプの逆相関(低人気ほどジャンプ幅大)が穴馬特定の鍵。

 

6. PCI(ペースチェンジ指数)の特徴

▍ ■ データの事実

着順 PCI平均 中央値 最小 最大 標準偏差
1着 45.95 46.4 36.7 55.5 4.52
2着 46.02 47.1 37.7 52.1 4.10
3着 45.86 45.1 38.0 54.7 4.29

※ PCIと着差の相関係数:−0.579(強い負の相関)

PCIゾーン 傾向 代表馬
35以下(超ハイ) 前残り・逃げ馬有利 コパノリチャード PCI36.7で圧勝
40〜48(標準) 脚質問わず好走可能 大多数の例が集中
49〜54(スロー) 末脚重視・ディープ系有利 スマートオーディンPCI55.5
55以上(超スロー) 差し馬が台頭・高配当 ダイアトニック・スマートオーディン

▍ ■ 解釈

PCIが勝敗を分けるのではなく「PCIとペース適性の一致度」が鍵。相関−0.579という強い負の相関は「PCIが高いほど(スロー)着差が大きくなる(強い馬が独走する)」ことを示す。逆にPCI低い(ハイ)展開は着差僅少=大荒れになりやすい。

▍ ■ 斬新な視点での結論

非直感的発見⑥:PCIの「外れ値レース」(35以下 or 55以上)は脚質予想が逆転する。PCI35以下→逃げ馬が粘る(コパノリチャード、ダイアナヘイロー等)。PCI55超→後方から差し切り(スマートオーディン等)。当日の馬場状態とPCI予測の組み合わせで「展開逆張り」が高配当につながる。

 

7. 前走補9からのジャンプ(成長力・状態上昇)

▍ ■ データの事実

補9ジャンプ幅 1-3着頭数 内1着 代表馬
+8以上(大幅上昇) 4頭 3頭 コパノリチャード+9、ローレルゲレイロ+16
+5〜+7(上昇) 9頭 4頭 ダイアナヘイロー+11、ローブティサージュ+13
+1〜+4(微増) 20頭 7頭 多数
0(横ばい) 9頭 5頭 能力維持型
−1〜−2(微減) 10頭 4頭 能力十分型
−3以下(大幅低下) 7頭 1頭 前走が異例高値

※ 1着馬の平均補9:111.9 前走補9平均:109.2 → 平均+2.7のジャンプ

▍ ■ 解釈

補9ジャンプ+5以上の馬は13頭が好走し、うち7頭が優勝(54%)。ただし絶対値も重要で、補9が111以上ある馬が好走の主体(59頭中の平均補9は111.6)。前走で力を出し切れなかった(補9低め)馬が上昇してくるパターンが「穴」の源泉。

▍ ■ 斬新な視点での結論

非直感的発見⑦:前走補9が105〜109の低めゾーンからジャンプした馬が最も穴候補。「前走で力を出し切れていない」状態から当走で条件が合うと爆発する。補9絶対値より「前走比の変化率」に注目すべき。逆に前走補9が115以上(超高値)の馬は当走で下がりやすく、本命評価は慎重に。

 

8. 馬主・生産者・騎手の傾向

▍ ■ データの事実

項目 上位 頭数 注目点
騎手 浜中俊 6頭 最多 2着2回含む
騎手 武豊 6頭 最多タイ G1実績馬多数
騎手 岩田康誠 5頭 3勝 本命時の信頼度高
騎手 川田将雅 5頭 3勝 近年の主役
生産者 社台ファーム 10頭 最多タイ
生産者 ノーザンファーム 10頭 最多タイ・近年強化
生産者 社台コーポレーション 5頭 Roberto系強い
馬主 社台レースホース 6頭 最多
馬主 野田みづき 3頭 ミッキーアイル2勝含む

▍ ■ 解釈

社台グループ(社台ファーム+ノーザンファーム)で20頭(34%)を占める寡占状態。しかし馬主は多様で、一般的な「庶民的馬主+穴血統」パターンが高配当の源。騎手では浜中俊・武豊の二強に加え、岩田康誠が1番人気時の信頼度が高い(3勝全て1〜2番人気)。

▍ ■ 斬新な視点での結論

非直感的発見⑧:高配当馬の生産者はほぼ社台・ノーザン以外(ブルーショットガン→武牧場、スマートオーディン→スカイビーチステーブル、ダイアナヘイロー→大西ファーム)。「社台・ノーザン系以外の生産者+補9ジャンプ+4以上+7番人気以上」が穴馬の三条件。これを満たす馬は高配当になりやすい。

 

A. 勝馬の条件(勝つ能力がある馬の条件)

阪急杯を制する馬には「補9の絶対値が高く、かつ上昇トレンドにある」という共通項がある。

▍ ■ 条件1:補9の絶対値と上昇トレンド

当走補9が111以上(平均111.9)。前走比+0以上(横ばい〜上昇)のトレンドが必須。前走補9が113以上ある超高値馬は反動に注意。

▍ ■ 条件2:前走ステップレース

阪神カップG2経由が最優先。次いで東京新聞杯G3・シルクロードS G3・京都金杯G3。3勝クラスからは補9ジャンプ+5以上が条件。G1からは海外組(補9欠損)を除外評価。

▍ ■ 条件3:血統適性

ダイワメジャー産駒(5頭最多)・キングカメハメハ産駒(4頭)・ディープインパクト産駒(4頭)・シンボリクリスエス産駒(4頭)。父タイプではサンデーサイレンス系またはKingmambo系が最有力。

▍ ■ 条件4:枠番と脚質の組み合わせ

枠番は1〜3枠または7〜8枠(4〜6枠は避ける)。脚質は「中団」が最多(23頭)で特に「前走先行→当走中団」の溜め戦術が有効。逃げ馬はPCI40以下のハイペース想定時のみ評価。

▍ ■ 条件5:騎手

浜中俊・武豊・岩田康誠・川田将雅の4強が優先。特に岩田康誠は1〜2番人気時の信頼度が高い。

要因 最重要指標 閾値
補9絶対値 当走補9 111以上
上昇トレンド 当走-前走補9差 +0以上(+2〜+5推奨)
前走レース 前走クラス G2またはG3
枠番 枠番 1〜3枠または7〜8枠
血統 種牡馬 ダイワメジャー/ディープ/KKH/シンボリクリスエス
PCI帯 PCI 43〜50(標準帯)

 

B. 2〜3番手の条件(安定して好走する馬の共通項)

連複・ワイド馬券の軸として「安定して絡む」馬の特性を分析。外れにくい共通項を抽出。

▍ ■ 共通項1:前走阪神カップG2経由

2-3着馬の前走に阪神カップG2が最多(16件中含む多数)。「前走G2で好走歴あり→阪急杯で連対」のパターンが最も安定。特に前走阪神カップで3〜6着に負けた馬が反撃する傾向。

▍ ■ 共通項2:補9が110〜113の安定ゾーン

2-3着馬の平均補9は111.4。110〜113の「安定ゾーン」の馬が最も連絡みしやすい。当走で突出して上がる必要はなく「一定の地力」があれば連対できる。

▍ ■ 共通項3:脚質が「先行または中団」の安定脚質

先行18頭・中団23頭が好走の主体。脚質が毎回安定している馬(前走も先行→当走も先行等)が連対安定。「後方一気」タイプはムラが大きく軸向きでない。

▍ ■ 共通項4:連続好走歴

アサカラキングが2024年2着・2025年2着と連続連対した典型例。同レースで毎年安定する「レース適性特化型」が存在する。過去の同レース成績を確認すべき。

▍ ■ 共通項5:社台系・ノーザン系生産馬

社台ファーム10頭・ノーザンファーム10頭が好走の34%を占める。「安定した仕上げ力」が連対の背景にあり、軸馬として最も信頼できる生産基盤。

 

C. 穴馬の条件(距離適性・コース適性・血統適性から浮上する馬)

過去20年で11番人気2頭が優勝(ブルーショットガン・スマートオーディン)。穴馬の「隠れたシグナル」を徹底特定。

▍ ■ 穴条件1:低人気×補9ジャンプ+5以上

「7番人気以上で前走補9より+5以上ジャンプ」は過去5頭が優勝。人気がない理由が「前走の敗因が条件ミス(距離・コース)」だった場合、当走での爆発が起きる。

▍ ■ 穴条件2:非サンデー・非ディープ血統

高配当の源はDanzig系・Grey Sovereign系・Storm Bird系・Nasrullah系など非主流系統。「血統人気が低い→馬券人気も低い→妙味大」の構図。ビービーガルダン(Danzig系7番人気1着)・ブルーショットガン(Nasrullah系11番人気1着)が典型例。

▍ ■ 穴条件3:前走3勝クラスで補9大幅上昇型

アグリ(2023年2番人気1着、前走3勝クラス補9+5)・ベストアクター(2020年6番人気1着、前走3勝クラス補9+8)。クラス不問で補9が語る「実力」を信じること。

▍ ■ 穴条件4:外枠からの差し込み

7〜8枠の後方・中団脚質がPCI50以上(スロー)の展開で台頭。「内枠有利の常識を逆手に取る外枠差し」が穴馬の典型的ルートになる。

▍ ■ 穴条件5:PCI超外れ値展開の受益者

PCI35以下(超ハイ)→逃げ・先行残り型が穴として台頭。PCI55超(超スロー)→後方差し込み型が浮上。展開の「超外れ値」を予測した時だけ穴候補を大きく評価する。

穴条件 具体的数値 代表的穴馬
低人気×補9ジャンプ 7番人気以上、+5以上 スマートオーディン11番人気優勝
非サンデー系血統 Danzig/Nasrullah/Storm Bird系 ビービーガルダン7番人気優勝
3勝クラス×補9+8以上 前走下位クラスで急上昇 ベストアクター6番人気優勝
外枠+スロー展開 7-8枠+PCI50以上 ナガラオリオン12番人気3着
前走敗因が条件ミス 前走クラス・距離が不適合 トーキングドラム7番人気優勝

■ 総合結論

阪急杯G3は「速力のある1400m適性馬」が主役だが、展開とPCIの外れ値が波乱を生み出す構造を持つ。以下の3点が最も重要な非直感的結論として導き出された。

▍ ■ 総合結論①:補9の「絶対値+上昇トレンド」が勝者の共通言語

着順より着差、着差より補9(補正タイム)で評価。前走比+2以上の上昇トレンドにある補9が111以上の馬は「勝てる状態」にある。この指標は人気・クラス・血統を超えて機能する唯一の普遍的指標。

▍ ■ 総合結論②:4〜6枠鬼門、特に4枠は最大のリスク枠

データが明確に示す4枠の不振(3頭/59頭・5%)は無視できない。4枠の本命・対抗馬は過小評価される可能性があり、馬券戦略では4枠の高評価馬を疑ってかかるべき。

▍ ■ 総合結論③:穴馬特定の三条件を組み合わせる

7番人気以上 × 補9ジャンプ+5以上 × 非社台・非ノーザン生産馬の三つが揃う馬は「隠れた高配当源」。人気馬から穴馬への馬券構成で、3連複・3連単での回収率向上が期待できる。

本レポートは過去20年(2006〜2025年)のデータに基づく独自分析です。馬券購入は自己責任でお願いいたします。

コメント