海外騎手の取得条件を緩和

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JRAは31日、25年度調教師および騎手免許試験要領ならびに短期免許制度における成績要件の変更を発表した。短期免許制度における取得条件が緩和、日本で海外騎手の活躍の場が広がった。

短期免許制度(平地競走)における成績要件「良好な成績を示した騎手」の基準にワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)上位成績が追加された。当該年または過去2年でWASJ騎手表彰順位5位以内が加わった。さらに指定G1勝利の対象競走を過去2年のIFHA(国際競馬統括機関連盟)が発表する「世界のトップ100G1競走」のうち50位以内の競走(ランキング入りした年度の競走に限る)が追加された。

障害の短期免許は本拠地において過去2シーズンのうち、いずれかでリーディング1位の条件が3位以内に変更。人数枠が同時期に5名以内(障害含む)から平地免許5名以内、障害免許2名以内となる。

スポニチ

海外騎手の取得条件を緩和 JRA短期免許の成績要件変更発表 スポニチ

短期免許の要件がだいぶ緩和されましたね。ひとつはワールドオールスタージョッキーズで上位5位以内、もうひとつはIFHA(国際競馬統括機関連盟)が発表する「世界のトップ100G1競走」のうち50位以内で勝利。どちらも過去2年以内ということです。2024年のワールドオールスタージョッキーズはこれからですが、2023年のワールドオールスタージョッキーズの上位5位は以下の通りです。

1位 岩田望来 56点
2位 レイチェル・キング 55点
3位 武豊 54点
4位 マリー・ヴェロン 44点
5位 アレクシス・バデル 42点

世界のトップ100G1競走のうち、2023年度で日本のG1で上位50位に入っているレースは以下の通りです。

1位 ジャパンカップ(126.75)
5位 宝塚記念(124.25)
6位 天皇賞(秋)(123.50)
8位 有馬記念(グランプリ)(123.00)
41位 安田記念(118.50)
50位 大阪杯(117.75)

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要件が緩和されたことで日本で騎乗したい騎手が増えてくれると思います。あとは、同時期に5人までという枠が撤廃されるのを期待します。

 

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