昨年、エフフォーリアなどでG1を5勝した横山武史とキャリアハイとなる79勝を挙げてリーディング10位になった横山和生。父の横山典弘と同じレースに出ると何かと話題になる横山兄弟ですが、同じレースに騎乗した際にはどちらが勝っているか調べてみました。個人別の勝利数は武史104勝、和生79勝なので、武史のほうが当然勝っているはずですが。
直接対決は武史34勝、和生29勝
ふたりでレースをしているわけではないですが、同じレースに騎乗した時の成績を調べてみると昨年は242レースあり、武史が34勝、和生が29勝でした。平均人気は武史4.2人気、和生6.6人気。1人気の騎乗した回数は武史38回、和生19回。1着馬の平均人気は武史2.6人気、和生2.9人気。単勝回収値は武史545円、和生606円でした。
この数値から武史のほうが人気馬に騎乗して勝利数が多くなっていますが、和生のほうが馬券的にはおいしいことがわかりました。また、馬主を見ると武史はノーザンファーム系が多く、和生は偏りがあまりありませんでした。厩舎別でみると武史は美浦のほうが多く、和生は美浦と栗東が同じぐらいでした。
武史のほうが勝利数も多く重賞も勝っていますが、和生も昨年はブレイクしているので騎乗馬の質が上がってくると逆転があるかもしれないと思っています。
2021年騎手成績
横山武史と横山和生の直接対決での成績
兄弟でワンツーは8回
武史と和生のワンツーフィニッシュは242レース中8回でした。回数としては少ないような気がしますね。人気を見るとお互いが5人気以内の時に出ているので人気馬同士の時でないと兄弟ワンツーはないかと。
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