今年は、1月から1人気が連敗中です。人気別の勝利数を見ると2人気2勝、3人気2勝、4人気3勝、5人気1勝、6人気2勝、7人気3勝でした。また、上位3人気までの勝率は10.3%、4-6人気の勝率は15.4%と下位人気のほうが勝率が高いです。ただし、連対率や複勝率は上位3人気のほうがいいので、勝てないまでも馬券に絡んできているようです。
過去2年の重賞レースを集計した結果、レース騎乗数が80回以上で、上位人気での連対率がいいのは池添謙一、松山弘平、ルメール、横山武史、福永祐一などでした。
また、騎乗数50回以上で、4人気以下での連対数がいいのは福永祐一、戸崎圭太、北村友一など重賞成績のいい騎手が人気薄での連対数も多いです。注目は田辺裕信、岩田康誠、坂井瑠星で、人気薄での騎乗が多いですが連対数も多いです。
2021年も岩田康誠は根岸Sを6人気で勝ち、田辺裕信は東京新聞杯を4人気で勝っています。ルメール、川田将雅、福永祐一、横山武史、松山弘平などには人気馬が集まりますが、取りこぼしもあります。重賞を何勝もしているベテランや勢いのある若手は虎視眈々と勝利を狙っているので、2021年は1人気にとって厳しい年になるのではないかと思っています。
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