2020年紫苑S 矢作芳人調教師と坂井瑠星の師弟コンビが良血ラヴユーライヴで権利取りを狙う

レース展望
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第5回紫苑Sは、3着までに入ると秋華賞への権利が得られるトライアルレース。2冠馬デアリングタクトがぶっつけで秋華賞に挑むので、トライアルのローズSと紫苑Sで権利を得られるのは6頭と多い。関東で行われる紫苑Sにはフルゲートの18頭が登録。その中に、1勝クラスを勝ったラヴユーライヴもいました。

ラヴユーライヴは栗東の矢作芳人厩舎の管理馬で、全姉にオークス馬ラヴズオンリーユーや全兄にDTFを勝ったリアルスティールなどがいる良血。ラヴユーライヴはデビューが遅く、桜花賞の翌週4月18日に未勝利戦でデビューし5着、続く5月10日の未勝利戦で勝つと、一旦休養に入り先日の8月23日に札幌4レースに出走。馬体重を30キロ増やして450キロまでに成長。久々で大幅に体重が増えたことで3人気になりましたが、レースではスタート良く逃げると4コーナーからは1頭だけ持ったままで、直線は鞭を3発入れられるとぐいっと伸びて3馬身差の圧勝。良血らしい走りでしたね。鞍上はデビューから手綱をとった坂井瑠星。坂井瑠星は矢作芳人厩舎所属ですから、師弟コンビになります。

ラヴズオンリーユーはノーザンファーム生産馬なので、姉がG1馬と言うことは期待があるのでトップジョッキーを乗せてくるのが通常ですが、矢作芳人調教師は弟子の坂井瑠星を乗せてきました。矢作芳人-坂井瑠星といえばダービーでのサトノインプレッサがちょっと話題になりましたね。武豊からの乗り替わりで、9人気ながら直線ではうちをついて4着に好走。人気薄ではありましたが、ノーチャンスではなかったので思い切った騎乗をしたなぁ~と見ていました。腕もあげて来ているし、チャンスが回ってきたのかもしれないですね。

坂井瑠星は今年で5年目で、現在36勝を上げリーディング19位。昨年が30勝なので、すでに昨年を上回る成績を上げています。また、2年目にあげた36勝と並んだので今年は過去最高の勝利数になることは間違いないでしょう。

紫苑Sにはオークス3着のウインマイティー、ニュージーランドトロフィー2着のシーズンズギフト(ルメール)、京成杯2着のスカイグルーヴ(戸崎圭太)などがいますが、ラヴユーライヴも負けてないと思っています。

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