2023年皐月賞 中山競馬場の馬場状態の変化について過去のレースから予測する

レース情報
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土曜日は朝からの雨で中山競馬場の馬場状態は、芝は稍重から重馬場に、ダートは稍重から不良まで悪化しました。皐月賞が行われる日曜日の天気は晴れ予報なので、どこまで馬場が回復するか?過去のレースを振り返って切ると、今回と同じような状況(土曜日は一日雨で日曜日は晴れ)だったのは2020年と2012年にありました。

2012年は土曜日は雨、日曜日は晴れ。日曜日の芝コースは9レースまで重馬場で、皐月賞は稍重発表。2020年も土曜日は雨で、日曜日は晴れ。日曜日の芝コースは5レースまで重馬場で、8レースからは稍重でした。

今朝のJRAの発表では芝は重、ダートは不良です。過去2年は不良馬場から稍重まで回復しています。今年は重馬場からなので晴れて気温が上がれば稍重になることは間違いないでしょう。となると、道悪巧者でなくても好走できると思っています。

 

2012年皐月賞 ゴールドシップ

 

 

2020年皐月賞 コントレイル

 

 

2023年皐月賞 ソールオリエンス

 

 

皐月賞(過去GⅠ成績) JRA

 

芝コースの特性 良から重と重から良の場合

JRAの芝コースは内側が低くて外側に向けて少し高くなるように傾斜がつけてあります。ですから、良馬場の時は内が有利でも、雨が降って重馬場から不良になると内側から悪化して外差しが決まるようになります。また、天気が良くて重馬場から良馬場への変化の場合、馬場は内側から乾くので内が残る場合もあります。

馬場読みが上手い騎手はその辺りを把握しながらコース取りすると思います。特に外国人騎手は馬場読みが上手いと思います。見た目よりも馬場が悪くないと判断すると思い切った騎乗しますからね。

 

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