秋華賞のコンピ指数、過去10年(2016年〜2025年)の結果を集計してみました。指数順位別の成績、指数1位馬の成績、勝ち馬のコンピ指数を出しています。
年ごとの指数一覧(1位から最下位まで)や、1位馬・勝ち馬の騎手や前走などの細かいデータは、こちらのページでまとめて見られます。
勝ち馬は全部コンピ指数4位以内
| 指数順位 | 1着 | 出走 | 勝率 | 単勝回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 4 | 10 | 40.0% | 61.0% |
| 2位 | 2 | 10 | 20.0% | 144.0% |
| 3位 | 1 | 10 | 10.0% | 63.0% |
| 4位 | 3 | 10 | 30.0% | 189.0% |
| 5位以下 | 0 | 131 | 0.0% | 0.0% |
過去10年の勝ち馬は、すべてコンピ指数4位以内。5位以下は131頭が走って1勝もしていません。秋華賞は「上位4頭の中から勝ち馬を選ぶレース」と言ってよさそうです。
で、その4頭の中身がちょっと面白くて、1位の4勝に次ぐのが4位の3勝。2位は2勝、3位は1勝しかしていません。4位の単勝回収率189.0%は3勝とも6倍前後の配当なので、大穴1本で跳ねた数字ではないです。ただ10回なので、1勝で勝率が10ポイント動くのは頭に入れておいてください。
ちなみに平地G1全体(過去10回×24レース)だと、コンピ指数1位の勝率は34.7%。秋華賞の40.0%はそれより少し高いくらいで、特別に1位が強いレースというわけでもありません。
指数1位が勝つのは「前走オークス1着」のときだけ
| 年 | 馬名 | 着順 | 指数順位 | 指数 | 騎手 | 前走 | それまでのG1 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | カムニャック | 16着 | 1位 | 84 | 川田将雅 | ローズS 1着 | オークス1着 |
| 2024 | チェルヴィニア | 1着 | 1位 | 74 | ルメール | オークス 1着 | 桜花賞13着・オークス1着 |
| 2023 | リバティアイランド | 1着 | 1位 | 86 | 川田将雅 | オークス 1着 | 阪神JF1着・桜花賞1着・オークス1着 |
| 2022 | スターズオンアース | 3着 | 1位 | 84 | ルメール | オークス 1着 | 桜花賞1着・オークス1着 |
| 2021 | ソダシ | 10着 | 1位 | 84 | 吉田隼人 | 札幌記念 1着 | 阪神JF1着・桜花賞1着・オークス8着 |
| 2020 | デアリングタクト | 1着 | 1位 | 84 | 松山弘平 | オークス 1着 | 桜花賞1着・オークス1着 |
| 2019 | カレンブーケドール | 2着 | 1位 | 73 | 津村明秀 | 紫苑S 3着 | オークス2着 |
| 2018 | アーモンドアイ | 1着 | 1位 | 90 | ルメール | オークス 1着 | 桜花賞1着・オークス1着 |
| 2017 | アエロリット | 7着 | 1位 | 81 | 横山典弘 | クイーンS 1着 | 桜花賞5着・NHKマイルC1着 |
| 2016 | ビッシュ | 10着 | 1位 | 84 | 戸崎圭太 | 紫苑S 1着 | オークス3着 |
※2021年・2022年は京都競馬場の改修工事のため阪神芝2000mで行われました。「それまでのG1」は秋華賞の前に走ったJRAのG1です。
指数1位馬の4勝は、アーモンドアイ、デアリングタクト、リバティアイランド、チェルヴィニア。4頭とも前走はオークス1着です。
逆に、前走がオークス以外だった指数1位馬は5頭いて、勝ち馬はゼロ。ビッシュ(紫苑S1着)、アエロリット(クイーンS1着)、ソダシ(札幌記念1着)、カムニャック(ローズS1着)と、前走で勝って1位に推された4頭は、そろって馬券圏外に沈んでいます。残る1頭のカレンブーケドール(紫苑S3着)も2着まででした。前走オークス1着で1位だったのに負けたのは、2022年のスターズオンアース(3着)だけでした。
一方、指数1位の指数値そのものは、あまり当てになりません。84点の1位馬は5頭いて勝ったのはデアリングタクトだけ。2024年のチェルヴィニアは74点と、1位としてはかなり低い指数で勝っています。秋華賞の指数1位は、指数の高さより「どこから来たか」を見たほうがよさそうです。
勝ち馬の前走はオークスか紫苑Sだけ
| 年 | 馬名 | 着順 | 指数順位 | 指数 | 騎手 | 前走 | それまでのG1 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | エンブロイダリー | 1着 | 2位 | 63 | ルメール | オークス 9着 | 桜花賞1着・オークス9着 |
| 2024 | チェルヴィニア | 1着 | 1位 | 74 | ルメール | オークス 1着 | 桜花賞13着・オークス1着 |
| 2023 | リバティアイランド | 1着 | 1位 | 86 | 川田将雅 | オークス 1着 | 阪神JF1着・桜花賞1着・オークス1着 |
| 2022 | スタニングローズ | 1着 | 4位 | 60 | 坂井瑠星 | 紫苑S 1着 | オークス2着 |
| 2021 | アカイトリノムスメ | 1着 | 2位 | 65 | 戸崎圭太 | オークス 2着 | 桜花賞4着・オークス2着 |
| 2020 | デアリングタクト | 1着 | 1位 | 84 | 松山弘平 | オークス 1着 | 桜花賞1着・オークス1着 |
| 2019 | クロノジェネシス | 1着 | 4位 | 61 | 北村友一 | オークス 3着 | 阪神JF2着・桜花賞3着・オークス3着 |
| 2018 | アーモンドアイ | 1着 | 1位 | 90 | ルメール | オークス 1着 | 桜花賞1着・オークス1着 |
| 2017 | ディアドラ | 1着 | 4位 | 59 | ルメール | 紫苑S 1着 | 桜花賞6着・オークス4着 |
| 2016 | ヴィブロス | 1着 | 3位 | 66 | 福永祐一 | 紫苑S 2着 | なし |
勝ち馬10頭の前走は、オークスが7頭、紫苑Sが3頭。ローズS組は10年で1勝もしていません。
指数1位以外で勝った6頭を見ると、指数は59〜66点の間に収まっていて、順位は2位〜4位。オークスで3着以内か、紫苑Sで2着以内という馬がほとんどで、例外は2025年のエンブロイダリー(オークス9着)くらいです。エンブロイダリーは桜花賞馬なので、まあ別格と考えていいのかなと。
もうひとつ、勝ち馬10頭のうち9頭は、それまでにG1を走っていました。G1を走らずに勝ったのは、2016年のヴィブロス(指数3位・66点)だけです。
今年の指数1位はモンローウォーク?
今年の秋華賞、指数1位はモンローウォークになると僕は見ています。指数も80点以上は出るんじゃないかなと。
モンローウォークはデビューから4戦4勝。前走のローズSは2着のエンネに3馬身差をつけて勝ちました。ただ、オークスには出ていなくて、G1を走るのは今回が初めてです。
過去10年の指数1位馬を見返すと、10頭すべてがG1を走ったことのある馬でした。アエロリット以外の9頭はオークスにも出ています。モンローウォークが1位になれば、この10年で初めての「G1未経験の指数1位」ということになります。
ローズSを勝って1位になった馬では、昨年のカムニャックがいます。カムニャックはオークス馬でしたが、秋華賞は16着でした。一方で、G1未経験でも勝った馬はヴィブロスがいます。どちらに近いのか、正直まだ分かりません。
まとめると、過去10年の秋華賞はこんな形です。
- 勝ち馬はコンピ指数4位以内から
- 指数1位が前走オークス1着なら、その1位は5回中4勝
- 指数1位が前走オークス以外なら、2位〜4位のオークス組・紫苑S組から勝ち馬が出ている
- 勝ち馬10頭のうち9頭はG1経験あり(例外は2016年のヴィブロス)
コンピ指数はレース前日の19時ごろに出ます。モンローウォークが本当に1位になるのか、何点になるのか。そして2位〜4位に、オークス組・紫苑S組のどの馬が入ってくるのか。そこを最初に見たいと思っています。
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