2022年金鯱賞 過去20年のラップタイムとジャックドールのラップタイム

レース展望
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金鯱賞は4連勝で重賞初挑戦のジャックドールに注目が集まる。前走の白富士Sは自分でペースを作り、逃げて1分57秒4の好タイムで勝った。勝ちタイムの1分57秒4は過去36年で7番目に速いタイムでした。上位6位まではすべて天皇賞秋のタイムなのでどれだけ速いタイムか分かります。また、白富士Sが行われた1回東京はDコースを使用し、時期的にも速いタイムが出にくい。

 

東京芝2000mのラップタイム

 

時計の速さに目が行くが、レースでは二の足が速くスッと先頭に立つと折り合って逃げられる。また、追ってからの反応もいい。自分の競馬が出来れば重賞でも通用すると思うが、果たして他の騎手が簡単に逃げを許すかどうか。

金鯱賞 過去20年のラップタイム

 

過去20年の金鯱賞のラップタイムを出してみました。金鯱賞は開催時期が2度替わっているので単純な比較はできませんが、2011年までの春の開催では1分57秒台を2回記録しています。また、1分58秒台も多く速い時計勝負になっていました。2012年から22016年の暮れの開催でも2分を切るレースが多いです。しかし、2017年以降は2分台のレースが多くなっています。2017年以降に行われた5回のうち良馬場のレースは2回、あとはやや重と重馬場でした。

 

 

今年は比較的に好天に恵まれているのと、レース当日の天気は晴れ予想なのでおそらく良馬場で行われるでしょう。1回中京は1日目から8日目がAコースを使用、9日目から12日目がBコースを使用しています。今回はAコースを使用するので、逃げ先行と内枠が有利です。

 

ジャックドールの戦歴とレースラップ

 

ジャックドールの戦歴を見ると、逃げ切り勝ちは3走前からでした。1勝クラスでは好発を切ってハナに立ったが外らから来た馬を先に行かせて2番手からの競馬。直線で逃げ馬を交わして上がり34秒6で差し切り勝ち。2勝クラスでも好発を決めるとハナに立って逃げた。抑え気味の逃げで前半1000mは64秒3の超スローペース。後続がもたもたしているうちに直線は余裕をもって追い出して上がり3Fは33秒2での逃げ切り勝ち。

3勝クラスは東京2000mの外枠という不利な条件でしたが、好発を決めてやや強引にハナに行きました。1000m通過が59秒9の平均ペースで、4Fから6F目でペースを落とし、7F目から徐々にペースアップ。ラスト600mからの200mを11秒とペースを上げて後続との差を広げると、そのままの逃げ切り勝ち。白富士Sではジャックドールが逃げるのが分かっているので2番手争いが激化。グラティアスのルメールは多少足を使いながらポジションを取りに行くほどでした。2F目から11秒を刻み、ラスト600m地点からさらに加速して後続を引き離し、最後はややいっぱいになりながらも余裕のゴール。

徐々に力をつけている印象で、今回も一週前の坂路では52.7-38.3-24.7-12.2の好時計を出していました。G1や重賞勝ち馬とのレースになるが、楽しみしかない。控える競馬ではなく、出来れば逃げてほしいね。

 

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