函館スプリントSは武豊がダイアトニックで完勝。秋のG1に向けて新コンビ結成か?

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第27回函館スプリントSは1人気のダイアトニックが2着ダイメイフジに2馬身差をつける完勝劇でした。レースは好スタート切ったダイメイフジが押して外から先頭に立ち、内のダイアトニックも好スタートでこちらはほぼ馬なりで2番手。逃げ馬に競りかける馬もいなかったので600m通過は33秒4の平均ペース。直線に入ってダイアトニックがダイメイフジを抜き去り、独走でゴール。危なげない勝ち方で、馬にも負担はない感じに。

武豊はシルクレーシングの勝負服で重賞初勝利

函館スプリントSの勝利騎手インタビューの武豊を見た時に、なにか違和感というか見慣れない光景だな~と思ったら、武豊はシルクレーシングの馬にはあまり騎乗していない気がした。そこで、TARGETで検索してみるとなんと重賞は今回が初勝利でした。そもそも重賞でも騎乗機会も少なく、シルクレーシングがノーザンファーム傘下になった2016年以降ではラウダシオンで2回、ブランノワールで1回だけでした。しかも、騎乗数も2016年から4回、6回、6回、13回で2020年が8回と非常に少なかったです。どうりで、少ないと思ったらそもそも騎乗機会が少なかったんです。

また、ダイアトニックを管理する安田隆行厩舎の馬にはあまり騎乗していません。2016年から11回、7回、6回、3回で2020年も3回。今回で4回目になります。それだけに、今回のコンビは馬主の意向が強かった気がします。

ダイアトニックは北村友一が主戦を務めています。何度か、乗り替わりはありますが安田隆行厩舎の主戦ジョッキーが北村友一だからです。先週の日曜日の北村友一の騎乗馬を見ると、重賞を蹴ってまで乗る馬が見当たりませんでした。ということは、だいぶ前からダイアトニックが武豊とコンビを組むことは決まっていたのかも。となると、秋のスプリンターズSは武豊とのコンビという可能性が高いかもしれないね。

武豊騎手の戦歴 まとめ

集計期間は20160101~20200614、データは馬主別集計、調教師別集計です。ソートはシェア数で、マーク数は重賞の騎乗数です。

馬主別成績を見ると、騎乗数のベスト3はキーファーズ(松島正昭)、松本好雄(冠名メイショウ)、大川徹(冠名スマート)でした。次いで、ノースヒルズ、キャロットファーム、社台レースホースです。ノースヒルズは前田幸治と前田晋二は同じグループなので、ノースヒルズ関連で見ると168回なので2番目です。

シルクレーシングは10位で騎乗数は37回で、重賞騎乗数は3回でした。キャロットファームは5位で騎乗数は62回、重賞騎乗数は20回と馬主の中でも一番多いです。

調教師別成績を見ると、安田隆行厩舎は32位で、騎乗数は30回、重賞騎乗数は4回でした。1位は松永幹夫厩舎で騎乗数は156回、重賞騎乗数は18回でした。馬主ー調教師の繋がりを考えた場合、安田隆行厩舎はノースヒルズ関連も多いので、武豊への騎乗依頼が増えてもおかしくないです。

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