菊花賞の過去32年分の走破タイム、ラップタイム、上りタイムなどを出してみた。
菊花賞 過去32年のラップタイム
菊花賞の過去32年のラップタイムを見ると前半1000m、中間1000m、後半1000mでラップタイムの違いが分かります。大体、800m地点が向こう正面のスタンド前で、ここでペースが落ちることが多いです。その後は平坦なので中間1000mのラップは13秒台に落ちることが多く、ここで折り合いを欠くような馬は上位争いが出来ない。残り1200m地点から登って、残り800m地点から下りになるのでここから徐々にペースが速くなります。そして、ラスト3Fで決めて勝負になることがいいです。
菊花賞 過去32年の1~3着馬の通過順、走破タイム、上りタイムなど
脚質で見ると先行馬の成績が良く、4コーナーでは先頭から7番手以内の馬が28勝しています。4コーナーで10番以下から差し切ったのはダンスインザダークだけです。ディープインパクト、オルフェーブル、ゴールドシップなど鋭い決め手がある馬でも菊花賞では4コーナーでは7番手以内のポジションにいました。
菊花賞 過去32年の1着馬の上りタイムと前走の上りタイム
菊花賞を勝った馬の上り3F順位と前走での上り3F順位を見ると、前走でも上り3F順位が3位以内の馬が勝つことが多く、前走では4コーナー8番手以下からの競馬をしているけど、菊花賞では4コーナーの位置取りをあげてくることが多い。決め手の脚がある馬は道中で折り合うことが出来るので、4コーナーの下りを持ったままで行ける。勢いをつけて下り、最後の伸びに繋げる競馬が出来た馬が勝つことが出来るのが菊花賞だと思う。
菊花賞の登録馬 前走2走の脚質、上り3Fなど
菊花賞の登録馬を見ると前走で上がり3F順位が良くて、且つ神戸新聞杯かセントライト記念に出走した馬の中ではエタリオウ、エポカドーロ、オウケンムーン、グレイルの4頭が該当。エタリオウはダービーでも上り3F順位がいいので、菊花賞での好走が期待できると思います。
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