2021年菊花賞 前走後のコメントより勝ち馬を探す

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レース終了後のコメントには騎手によって本音だったり、馬主や調教師向けだったり、当たり障りのないコメントだったり、いろいろあります。特に勝った時や惜しかったときなどのコメントは本音に近いので、次のレースの参考になります。そこで、レース後コメントより勝ち馬になりそうな馬を探してみたいと思います。

第82回菊花賞の前走のレース後騎手コメントから勝ち馬になりそうな馬を探してみます。

菊花賞出走馬の前走コメント

◆ 1枠 1番 ワールドリバイバル 牡3 津村明秀 57(栗)牧田和弥

【前走関係者コメント】
津村騎手 1角まで気分良く行った方がいいと思ったので行かせました。ただ、最後は一杯一杯になってしまったので、小回りコースの方がいいかもしれません。

◆ 1枠 2番 アサマノイタズラ 牡3 田辺裕信 57(美)手塚貴久

【前走関係者コメント】
田辺騎手 初騎乗ですが、調教では乗っていましたし、嶋田騎手ともいろいろと話をして情報は集めていました。ただ、菊花賞へ向けてどう権利を取ろうかと考えていたので、勝ち切ったことにはびっくりしています。全部を捉えるとは思っていなかったので、そのあたりは能力の高さなのでしょう。スタートは良かったですが、行く馬が多くてそれに参加するとムキになると思ったので、自分のペースを守りながら運びました。あの位置まで下げるつもりはなかったのですが、馬はリラックスして走れていましたし、ゴーサインを出してからの反応が凄く良かったです。これまで一線級の馬たちと戦っていましたから、チャンスはいつでもあると思っていました。今日は余裕残しだったので、いい形で本番へ向かえられますね。

【前走時次走へのメモ】
落ち着き十分。ふっくらと仕上がる。発馬を互角に出て、内ラチ沿いへ。2角に入る時には後方の11番手。10番手の馬から5馬身ほど離れて、まったくプレッシャーを受けない位置で完璧に折り合っていた。3~4角は外を回らずタイトに回る。直線に入ってから外に進路を取ると素晴らしい切れ味を発揮。ゴール寸前で粘るソーヴァリアントをきっちり捉えた。春に比べ折り合い面に進境著しく、成長した姿を見せた。

◆ 2枠 3番 タイトルホルダー 牡3 横山武史 57(美)栗田徹

【前走関係者コメント】
横山武騎手 マークされる立場で厳しい展開になってしまいました。直線は進路がなく、うまく導いてあげることができませんでした。

【前走時次走へのメモ】
クロス鼻革。キビキビと周回。互角の発馬から行き脚がついて好位3番手を追走。道中の折り合いもついていた。3~4角も手応え十分。直線はどこを割るかだけだったが、包まれてほとんど追われることなくゴール。参考外の一戦。

◆ 2枠 4番 ロードトゥフェイム 牡3 丹内祐次 57(美)尾形和幸

【前走関係者コメント】
丹内騎手 前回走った頃と比べて、トモの感触がとても良くなっていました。また、この距離だと流れが落ち着くせいか、嵌まりが良く、能力を発揮しやすいんでしょうね。

【前走時次走へのメモ】
左チークピース。アオリ加減もリカバーが素晴らしく、スッと好位のポケットに収まる。そこで終始折り合ってリズム良く。勝負どころの手応えも抜群。坂下で前が開くと力強く抜け出す。外へモタれる感じもなかった。最後はベスビアの猛追をぎりぎり凌いだかに見えたが1着同着。

◆ 3枠 5番 レッドジェネシス 牡3 川田将雅 57(栗)友道康夫

【前走関係者コメント】
藤岡康騎手 フットワークから、こんな馬場は苦にしないだろうと思っていました。ゲートは出ましたし、あとは自分のリズムのなかで、離され過ぎないようについていこうと。馬群に入れてうまく立ち回れましたし、直線もよく伸びたけど、勝ち馬の決め手が上でしたね。着差が着差だけに何とかしたかったんですが。

【前走時次走へのメモ】
リングハミ。後方3番手。3角から内を選んで距離を稼ぎ、4角で狭い隙間に潜り込んで直線へ。1ハロン標でモンテディオを内からパスしたものの、そこから勝ち馬との追い比べで僅かに後れを取る。惜しい。

◆ 3枠 6番 セファーラジエル 牡3 鮫島克駿 57(栗)高柳大輔

【前走関係者コメント】
鮫島駿騎手 折り合いにウエイトを置いたレースをしようと考えていました。道悪は不向きで、3角からのめりっぱなし。でも休養で馬は良くなっていましたし、折り合いもついたので、次走のことを考えれば良かったと思います。

【前走時次走へのメモ】
クロス鼻革。抑えて最後方。前に勝ち馬を見つつ運んだものの4角でこれについていけず、直線伸びずバテずで流れ込み。

◆ 4枠 7番 ディープモンスター 牡3 武豊 57(栗)池江泰寿

【前走関係者コメント】
武豊騎手 今日はペースが遅かったので、早めにポジションを上げていきました。ただ、最後は抵抗することができませんでした。

◆ 4枠 8番 エアサージュ 牡3 藤岡佑介 57(栗)池添学

【前走関係者コメント】
池添騎手 ウインベイランダーがハナを切ると思っていたので、プランとは違うレースになって押し出されましたが、スタンド前から1角にかけてうまく抜けたので、そのあとはリラックスできました。自分でペースを作って押し切ってくれましたし、フットワークが大きくて、伸びしろがありそうです。これからまだ良くなってくると思います。

【前走時次走へのメモ】
馬体充実。ジワッと出してハナへ。序盤は手綱を抱えながらだったが、1角過ぎからはぴったりと折り合っていた。勝負どころでも手応えは楽。ゴール前で2着馬に詰め寄られたものの、ギリギリ凌いで連勝。

◆ 5枠 9番 ヴェローチェオロ 牡3 幸英明 57(栗)須貝尚介

【前走関係者コメント】
M.デムーロ騎手 後ろからになったし、最初の800メートルはじっとする形を。流れが落ち着いたし、ワンペースな馬だと思っていたので動いていった。勝負どころでも息を入れられたし、よく頑張ってくれた。真面目に走ると思っていたからね。いい馬だよ。

【前走時次走へのメモ】
発馬で寄られて最後方も、前半3ハロンのラップが速かったので、これに巻き込まれなかったという意味では好都合だったか。向正面に入ってペースが緩んだところで動き、好位までポジションアップ。直線も渋太く脚を使い、坂を上がって2番手のオヌールとの差を広げて勝負あり。

◆ 5枠10番 モンテディオ 牡3 横山和生 57(栗)四位洋文

【前走関係者コメント】
池添騎手 こういう馬場だったので、いいところで競馬をしたいと思っていました。スタートが決まって好位から行けましたが、走りにくそうな状況でも我慢して走ってくれました。コーナーで右手前だったり、まだ体を使い切れていないなかでも、よく頑張ってくれましたね。本当に良くなるのは来年かとも思いますが、この現状で権利を取れたのは良かったと思います。

【前走時次走へのメモ】
リングハミ。2番手でスムーズに運び、3ハロン標で促して先頭へ。1ハロン標過ぎに上位2頭に掴まったが、渋太く踏ん張って3番手は死守した。

◆ 6枠11番 ディヴァインラヴ 牝3 福永祐一 55(栗)斉藤崇史

【前走関係者コメント】
福永騎手 今日は少しイライラしていました。直線でフラつくなど若さを見せていましたが、いい勝ち方でしたね。

【前走時次走へのメモ】
好位。がっちり抑えて折り合いをつける。4角で外の壁がなくなってスムーズに進路を確保し、直線あっという間に先頭へ。抜け出して内へササる面は見せたが、2着馬の追い上げは難なく凌いだ。

◆ 6枠12番 ノースザワールド 牡3 和田竜二 57(栗)大久保龍

【前走関係者コメント】
松山騎手 少頭数でスローになるのは分かっていても、途中から動いていけるタイプではないので、一瞬の脚を生かすレースを。ラストは伸びてるんですが、勝ち馬には離されましたし、どうしても少し甘さが出てしまいますね。

【前走時次走へのメモ】
アオり気味のスタートで出脚が鈍く最後方から。道中は腹を括ってじっくりと。3~4角はタイトに回ってコーナーワークで差を詰め、直線もそのまま内へ。しっかり伸びて1ハロン標手前で2番手に浮上。そこから勝ち馬に突き放されたが、位置取りの差が大きかった。

◆ 7枠13番 アリーヴォ 牡3 M.デムー 57(栗)杉山晴紀

【前走関係者コメント】
川田騎手 こんな悪条件の中でも、リズム良く、最後まで精一杯頑張って走ってくれました。偉いと思います。

【前走時次走へのメモ】
出遅れ。中位でじっくりと。4角手前でソニックベガについていき、直線でその内のスペースから抜け出しを図る。先に抜け出したラストヌードルにひと追い毎に迫り、ゴール前で馬体を並べて同着に持ち込んだ。

◆ 7枠14番 ステラヴェローチェ 牡3 吉田隼人 57(栗)須貝尚介

【前走関係者コメント】
吉田隼騎手 力のある馬を意識していきました。こういう馬場でしたし、最後はバテながらもよく交わしてくれました。成長してくれていましたし、ステラヴェローチェには馬場も向きました。無事、前哨戦を勝ってくれたので、本番はどんな馬が相手でも、挑んでいきたいです。

【前走時次走へのメモ】
余裕残しの腹構え。抑えて後方2番手。3ハロン標までは隊列の外。そこから少し切れ込んでシャフリヤールの内を狙う。直線は更に内へ舵を切って進路を確保。力強く馬群から抜け、ゴール手前でレッドジェネシスを捩じ伏せた。

◆ 7枠15番 ヴァイスメテオール 牡3 丸山元気 57(美)岩戸孝樹

【前走関係者コメント】
丸山騎手 イメージ通りに乗ることができて良かったです。ここ2戦はゲートが悪かったので、スタートには気をつけていきました。いいポジションでしっかり我慢ができましたし、スタートしてからリズム良く運べて手応えも楽でした。新馬戦でも乗せてもらった馬で、以前から能力は感じていました。大型馬特有の緩さがあったのですが、久しぶりに乗せてもらった今日は力をつけてきたと感じましたし、以前よりも馬が良くなっていました

【前走時次走へのメモ】
6キロ増でもまったく無駄のない造り。万全の仕上がりだった。今回は発馬が決まって、すんなりと中団の内につけられた。道中の折り合いもついたし、揉まれることもなく、勝負どころの3~4角へ。そこで強く促されると馬込みの中をスムーズに捌き、直線入り口では好位へ。そこからはあっという間に抜け出して、ゴール前はもう馬なりだった。2馬身半差の圧勝。54キロと適度に時計を要す馬場も味方したが、秋が楽しみになる勝ちっぷり。

◆ 8枠16番 グラティアス 牡3 松山弘平 57(美)加藤征弘

【前走関係者コメント】
松山騎手 スタートは出てくれましたし、道中は本当にいいリズムで行けました。途中から上がってくる馬がいましたが、それらを行かしたあとも折り合いはついていました。ただ、終いは思ったほど弾け切れませんでした。もう少しやれていい馬だと思うのですが。

【前走時次走へのメモ】
二人引きで少し気負い気味。好スタートから先行3番手の外追走。道中の折り合いもついて、脚を残していたように見えた。ただ、直線で追い出すと反応は鈍く、内へモタれてしまう。まだ本調子ではなかったか。

◆ 8枠17番 ヴィクティファルス 牡3 池添謙一 57(栗)池添学

【前走関係者コメント】
池添騎手 折り合いはつきましたし、内でじっと我慢できました。少し追い出しを待たされるところはありましたが、開いてからはスッと反応してくれていたので、もっと自由に運べていればまた違ったと思います。

【前走時次走へのメモ】
すっきりと仕上がる。発馬は互角。中団後方、前に馬を置いてじっくりと脚をためていた。3~4角もロスなく内めを回る。直線に入ると前にスペースがなく、少し待たされた。開いたあとはそれなりの伸びを見せての5着。脚を余しており、次走に期待が持てる内容。

◆ 8枠18番 オーソクレース 牡3 C.ルメー 57(美)久保田貴

【前走関係者コメント】
ルメール騎手 反応がちょっと鈍かったあたりは久々の分で、まだコンディションは完璧ではなかったと思います。これから状態も上がってくるはずです。今日は9カ月ぶりの休み明けでも、いい競馬をしてくれました。

【前走時次走へのメモ】
二人引きで少し気負い気味。発馬を互角に出て、中団の前めの外追走。3~4角でペースアップした時の反応がひと息だったが、直線は渋太く脚を伸ばしてきた。まだ完調とは言えない状態での3着、今後に向けて視界良好。

前走のコメントから成長があったり、上積みがありそうと感じたのはアサマノイタズラ、ロードトゥフェイム、エアサージュ、ステラヴェローチェ、ヴァイスメテオール、オーソクレースでした。枠順が決まってレースがしやすそうなのはヴィクティファルスです。

 

 

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