京都大賞典の過去20年の成績を集計し、1着馬の馬データ、1着馬の前走成績、前走レース別成績、血統別(種牡馬)成績、配当一覧などを出してみました。
京都大賞典の登録馬 馬データと前走成績
第54回京都大賞典には17頭の登録がありました。有力馬の中には天皇賞秋、ジャパンカップ辺りを見据えてのレースになると思います。長中距離の主役級でもあるブラストワンピースとフィエールマンとキセキは凱旋門賞に出走なので、どの馬にもチャンスありですね。
天皇賞春2着のグローリーヴェイズ、シルバーコレクターのエタリオウ、3連勝で格上挑戦のシルヴァンシャー、良血エアウィンザーなどが有力でしょうか。
京都大賞典 過去20年の1着馬の馬データ
1着馬の馬データを見るとサンデーサイレンス系では中長距離を得意とする種牡馬が活躍しています。また、キングカメハメハ産駒が3勝しているようにこのレースとの相性はいいです。
厩舎別で見ると関東馬が勝てないレースでもあります。過去30年で見ると関東馬が勝ったのは1998年のセイウンスカイと1995年のヒシアマゾンの2回だけなので、関東馬がこのレースを勝つのは難しいのですね。
京都大賞典 過去20年の1着馬の前走成績
1着馬の前走を見るとG1が12頭、G2が2頭、G3が6頭でした。また、全馬が2000m以上のレースに出走し、そのうち14頭は2200m以上のレースに出走していました。有力なのは宝塚記念か天皇賞春出走馬です。
京都大賞典 過去20年の前走レース別成績
京都大賞典に出走する馬にはG1を狙う馬と、力を付けてきて格上に挑戦する馬などがいます。G1を狙う馬は春に天皇賞春ー宝塚記念や大阪杯ー宝塚記念などのローテーションで京都大賞典に挑むか、距離適性や体調を考えて天皇賞春からこのレースに挑むケースが多い。だから、力のあるG1出走馬が馬券に絡むケースが多い。格上挑戦が勝てないのは格の壁があるからだと思っています。
京都大賞典 過去20年の血統別(種牡馬)成績
種牡馬の系統別で見るとサンデーサイレンス系が強いです。穴はグレイソヴリン系の2頭です。過去20年で前半1000mが後半1000mよりも速かったのは3回だけ。上がりの競馬になりやすいので、決め手がある馬が有利です。いわゆるサンデーサイレンス系が得意とするレースです。
京都大賞典 過去20年の配当一覧と出目
過去14年の3連単の配当で10万馬券以上は3回だけ、万馬券以下が5回あるように荒れないレースです。でも、今年はG1馬の出走がないので荒れそうな雰囲気がします。
京都大賞典 過去20年の人気別成績
配当が低いように1人気と2人気の成績がいいです。8人気以下の出番は殆どないのがこのレースの特徴ですね。
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