ノーザンファーム系狙いの馬券術

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ノーザンファーム系狙いの馬券術は、ノーザンファーム系を中心に予想を組み立てるだけです。前走の成績とか、馬体重とか、コース適正とか、距離適性とか、枠順とか、厩舎などは関係ありません。現在、現役のノーザンファーム生産馬は1063頭(2位社台ファームは634頭)で、そのうちオープン馬は157頭(2位社台ファームは55頭)とダントツに多いです。また、ノーザンファーム生産馬がノーザンファーム外厩を利用できます。ノーザンファーム生産馬には多くの重賞勝ち馬がいて、多くの競走馬がいます。それらの競走馬のデータが全て蓄積されています。

現在、調教師で現役馬が一番多いのは栗東の清水久詞厩舎で82頭でした。清水久詞厩舎の貸付馬房数は28頭ですから、54頭は外厩か牧場に出されています。清水厩舎の管理馬82頭のうちオープン馬はたったの2頭です。それに対しノーザンファーム生産馬のオープン馬は157頭います。この157頭のデータが全て蓄積されている。多くの競走馬を管理しているので、どのようにトレーニングしたらいいのか、どのような休養がいいのか、あらゆるパターンを想定しているはずです。ですから、ノーザンファームが強くて当然です。

国枝栄調教師の著書『覚悟の競馬論』には外厩について以下のように書かれていました。

新馬戦といえば1200~1600mなど短めのレースが多く、新馬にはキツいとされる1800~2000mといった長めのレースは層が薄かったが、いまは外厩で用意周到に仕上げてから臨んでくるから、侮れない。
また、血統による距離適性の判断にしても、父が短距離路線で実績を出していたらその仔も同じ路線で走らせ、逆に長距離が得意だったら短距離は控えるといったように、これまでは固定観念に縛られがちだった。しかし、馬房数からして、私のようなトレセン内の厩舎ならぬ馬房でやっているのに対し、外厩にはその何倍もの馬房がある。さまざまな血統、タイプの馬を10倍以上ケールで扱っているのだから、データの集積量がまるで違う。
競馬を細かく検証して、この血統、この産駒、このフィジカル、このポテンシャル、との適性距離……おのおのの馬に合った最善の調教方法や最適なレースを見出だすことが可能だし、これまで観念を打ち破るカギにもなる。
アーモンドアイを含むロードカナロア産駒にしても、やはり外厩の考え方に一歩進 んでいるところがある。短距離が得意だった父の現役時代の実績から、産駒も中距離以上はあまり向いていないと思いがちだが、多面的に見て色々なチャンスを探ってい るというのが外厩の現実だ。
また、放牧した若馬に万歩計のような計器をつけて、GPSで追跡しデータを取っているケースもある。行動範囲や移動歩数が測れることで、馬の疲労状態も判断でき るので、過度な調教を防ぐとともできる。
そうしたデータをもとに、可能性と多様性を探りながら、これまで見過ごされてき た潜在能力を引き出そうとする努力を、外厩は懸命に重ねている。

国枝栄調教師がこのように語っているように、ノーザンファームが使うレースとか、適性とかを考えてくれます。また、外厩から内厩へのフィードバックがあるので、厩舎としてもさらにレベルアップ出来ています。ですから、どの馬がどのレースを使うのかはノーザンファームが考えることで、私たちはノーザンファーム系が出てくるレースを狙い撃ちすればいいだけです。特に重賞レースにおいてはノーザンファームの意向が強く出ていると思っています。

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