弥生賞の過去20年の成績を集計し、1着馬の馬データ、1着馬の前走成績、前走レース別成績、血統別(種牡馬)成績、配当一覧、人気などを出してみました。
第56回弥生賞の登録馬 馬データと前走データ
弥生賞は皐月賞トライアルレースで、3着までに入れば優先出走権を手に入れることができる。重賞2勝のニシノデイジー、京成杯G3を勝ったラストドラフト、朝日杯FSで2着のクリノガウディーは収得賞金があるので、皐月賞には出走できるが本番前にひと叩きという意味では大事なレースになる。皐月賞への大事なレースですが、実は皐月賞を勝った馬よりも、ダービー馬になった馬の方が多いというレースです。
弥生賞に出走して、皐月賞を勝った馬
2010年 弥生賞1着 ヴィクトワールピサ
2008年 弥生賞4着 キャプテントゥーレ
2005年 弥生賞1着 ディープインパクト
2001年 弥生賞1着 アグネスタキオン
2000年 弥生賞2着 エアシャカール
弥生賞に出走して、ダービーを勝った馬
2018年 弥生賞2着 ワグネリアン
2016年 弥生賞1着 マカヒキ
2014年 弥生賞2着 ワンアンドオンリー
2013年 弥生賞5着 キズナ
2009年 弥生賞1着 ロジユニヴァース
2005年 弥生賞1着 ディープインパクト
1999年 弥生賞2着 アドマイヤベガ
弥生賞 過去20年の1着馬の馬データ
弥生賞の過去20年の1着馬の馬データを見ると、社台系が強いレースと言うのはよくわかります。クラシックレースでは社台系(特にノーザンファーム生産馬)が強い。今年の登録馬で社台系というとカントル、サトノラディウス、シュヴァルツリーゼ、ラストドラフトの4頭でした。この4頭は注目です。
弥生賞 過去20年の1着馬の前走成績
弥生賞の過去20年の1着馬の前走レースデータを見ると、前走は重賞かオープン特別の若駒Sに出走した馬がほとんどです。条件戦の500万下から勝つというのはかなり厳しいレースだと思います。
弥生賞 過去20年の前走レース別成績
弥生賞に出走した馬の過去20年の前走レースを見ると、朝日杯FS組の成績がいいですね。また、同じコースで行われた京成杯組もいいです。
弥生賞 過去20年の血統別(種牡馬)成績
弥生賞の過去20年の種牡馬別成績を見るとサンデーサイレンス系が強いです。弥生賞はスローペースになりやすく、サンデーサイレンス系が得意な上りの競馬が多いからだと思っています。中でもディープインパクト産駒で、切れ味勝負の馬が良く上位に来ます。
弥生賞 過去20年の配当一覧
弥生賞 過去20年の出目
弥生賞は1人気と2人気が強いレースなので、荒れやすいレースではないです。それは、出走頭数が少ないので荒れようがないレースなんですね。上位人気馬に不安があるようであれば、穴狙いがいいと思います。ただし、1~3人気が揃って飛んだことはないので軸は上位馬から選択するのがいいと思います。
弥生賞 過去20年の人気別成績
弥生賞は1人気が強いレースです。勝率が55%で連対率が70%、3着はないので思い切って頭で狙うのもいいと思います。
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