プロキオンSの過去20年の成績を集計し、1着馬の馬データ、1着馬の前走成績、前走レース別成績、血統別(種牡馬)成績、配当一覧などを出してみました。
プロキオンSの登録馬 馬データと前走成績
第25回プロキオンSには22頭が登録してきました。フルゲートは16頭なので6頭が除外対象になります。サクセスエナジーは前走の栗東Sを自ら先手を取っての押し切り勝ち。トップハンデでありながら力で後続をねじ伏せたのは強い競馬でした。プロキオンSには2年連続で出走していますが、最高着順は4着。7勝を挙げている得意な距離で3度目の正直を狙ってきているかも。
G1馬サンライズノヴァはかしわ記念で3着と力のある所を見せた。G1馬という事も斤量は59キロなので出走するかどうかは未定のようです。スマートアヴァロンは8歳馬ですが元気いっぱいですね。ここ4走は1400mのレースで4戦連続で3着以内は立派ですね。スマートダンディーは前走の天保山Sは久々で反応が悪かったようですが、阪神1400mは4勝挙げている得なコース。馬主の大川徹氏はスマートアヴァロンとの2頭出しです。
トップウイナーは3連勝でオープン特別の欅Sを快勝。ここ3戦が1400、1200、1800と違う距離で勝っているのは自在性がある証拠でしょう。前に行けるスピードがあり、スタミナもある。バゴ産駒で母父テイエムオペラオーという渋い血統なので人気になりにくいみたいです。ミッキーワイルドは一昨年の秋に芝からダート変更して9戦連続で3着以内という素晴らしいダート適性を示しました。今年は初戦の根岸Sは11着、続くフェブラリーSは16着、京葉Sは8着といいところがなかったですが、前走の欅Sでは追い込んで2着と状態が上がってきているようです。昨年のこのレースでは2着に入っています。
ヤマニンアンプリメは地方重賞3勝の実力馬ですね。ラプタスはデビューは芝でしたが、ダートを使われるようになって7戦6勝と適性を見せています。高知黒船賞では0.7秒差、名古屋かきつばた記念では0.6秒差の完勝。先手を取ったときは5戦4勝と逃げると強い馬です。レッドルゼルはデビューから11戦して着外は1回だけという堅実ぶり。自在性があるのでどんな流れにも対応できるタイプの馬ですね。
プロキオンS 過去20年の1着馬の馬データ
1着馬の馬データを見ると、個人馬主が強いレースです。血統ではミスプロ系、サンデーサイレンス系、ボールドルーラー系が強いです。
プロキオンS 過去20年の1着馬の前走成績
1着馬の前走を見ると、地方重賞やオープン特別出走馬が多いです。前走が地方重賞の場合は連対しています。前走がオープン特別の場合は着順に関係ないです。ただし、スピード対決になりやすいのである程度前に行ける馬がいいです。
プロキオンS 過去20年の前走レース別成績
前走レース別成績を見ると欅Sが出走頭数も多いですが、勝ち馬など馬券に絡んでいる馬を多く出しています。
プロキオンS 過去20年の血統別(種牡馬)成績
血統系統別成績を見ると、ミスプロ系、サンデーサイレンス系、ボールドルーラー系の成績がいいです。キングマンボ系は出走頭数が少ないですが、複勝率は高いです。水色のノーザンダンサー系は苦戦するレースですね。
プロキオンS 過去20年の配当一覧
配当一覧を見ると、3連単10万馬券以上は3回だけなのであまり荒れないレースです。馬連万馬券も2回だけなので人気薄が2着に来る可能性は低いですね。
プロキオンS 過去20年の人気別成績
人気別成績を見ると、1人気の複勝率は90%と抜群にいいです。2人気も55%といいです。過去20年で1人気と2人気のどちらも3着以内に来なかったレースは1度もありませんでした。ダート巧者が揃うレースですが、終わってみれば人気上位で決まっているケースが多いです。
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